#4887

千回も聴いていたいのは


♪Sugarless GiRL – capsule『Sugarless GiRL』(2007、contemode)

2009年05月にライブラリに入れて以来、約八年の時を経てついに1000再生を突破しました。
自分がライブラリ上でテクノポップとして分類している楽曲としては初めての4桁突破。
2007年09月からの累計11,000曲余りをひっくるめても史上2曲目となります。

ネオ渋谷系テクノポップの金字塔であるCAPSULEの8thアルバムで、
名義変更前の中でもちょうど中期に位置する『Sugarless GiRL』は、
ダンサブルな方向性を全面的に打ち出した、とってもキャッチーな作品です。
この辺を機にcapsuleはネオ渋谷系特有の「お遊び的」路線から一気にメジャー志向に転換します。
現在の最新アルバム『WAVE RUNNER』(2015)に至る軌跡を辿ってみると、
ネオ渋谷系がハウスやEDM路線へと転換するなかでも、
この『Sugarless GiRL』は文字通り垢抜けた思春期の女子のような雰囲気をたたえています。
感覚としては5thまでが子ども、6th~7thで少し背伸びをするようになり、
この8thで本格的にオトナの扉を開いたといったような感じでしょうか。

自分の音楽ライブラリの中心的存在であるCAPSULEですが、
再三書いている通りそもそものきっかけは10thアルバムを買ったことでした。
そこから糸を引っ張るようにして(自分にとっての)テクノポップ黎明期に出会ったのがこの作品。
なので出会ったばかりのこの楽曲の立ち位置は、
お気に入りではあるけれどやっぱり最高峰は10thアルバムで、その次点という感じでした。
ところが2011年頃にテクノポップを再発掘しようとした流れで
その底抜けて明るい楽曲に改めて魅力を感じ、気が付けばほとんど毎日聴くように。
それが続くと飽きる・飽きないをとっくに通り越した「当たり前にある音楽」としての地位を固め、
いつの間にかジャンル内でもダントツの再生数になっていました。

今もCAPSULEの15枚のアルバムは全作品好きですが、
その中でもメジャー志向過渡期の7th~8th辺りの作品が一番心に沁みますね。
とにかく明るくて明るくて、悩んでいるのが馬鹿らしくなる。
これほどさわやかな朝を演出してくれるアルバムも他にないのではないでしょうか。
これからも毎朝の少しハイテンションなお供として、末永く付き合っていきたいなと思っています。