#4925

アナログへの回帰


自分


今となっては旅行としてカウントしていいのかも怪しい、半年前のNintendo Switch体験会。
繰り返し書いている通りあの体験会自体は会場の完全なキャパシティオーバーによって
「体験できない体験会」となってしまったため良い思い出とは言い難いのですが、
あのときの東京遠征で思いがけず良い収穫になったものがひとつあります。
それは伊東屋渋谷店に迷い込んだときに何気なく買った手帳。
以前も目下活用中であることをここに書きましたが、あれから約半年、順調に使い続けています。

自分はもうここずっと計画に振り回す周期と計画に振り回される周期とを繰り返していますが、
計画のための記録媒体は基本的にはデジタルがメインだという意識がずっとあり、
Evernoteなどにまとめておくのが半ば義務かのように思ってきました。
しかし最近はどちらかというとアナログメモの方が中心になってきています。
デジタルの方が情報整理や入力効率ははるかに良いはずなのに、不思議。
それでちょっと思い返してみると、
どうやらアナログの良さは平日の昼休憩に発揮しているように思います。
自分は今の会社に入ってからずっと宅配弁当なので昼に外出する必要がなく、
午前の仕事が終わったら準備五分くらいですぐに食べ始めることができます。
同じ宅配弁当の人と喋りながらゆっくり食べても休憩時間は大抵30分近く残るので、
この残り時間はよっぽど仕事が切羽詰まっていない限りは
手帳を開いて計画を整理する時間に充てています。
つまり、アナログメモの場合、毎日決まった時間にかならず向き合う時間があるわけです。
PCにしろ携帯にしろ他のアプリや情報がひしめき合うデジタルメモ環境では、
時間は確保しても「それしかできない」という状況を作るのはなかなか困難だし、
デジタルメモを使えるというのはすなわち自分の自由時間であり、
そこで計画に時間を割くことができるかどうかはどうしても自制心と関わってきます。
つまり、昼休憩に手帳を開くみたいなルーチンを作りにくいと。

昼休憩で手帳をいじれる時間は同僚などと雑談しなければ最大30分確保できますが、
この30分というのは週間計画を立てるにはちょっと長いくらいの尺があります。
思いつく限り出してみてからそれをこねくり回す時間が十分あり、
これくらいの時間があると十分「計画を進めた」という実感があります。
悲しいかな、こういう実感が帰宅後になると本当に不思議なくらい出てこない。
この辺がルーチンとして定着しているかそうでないかという違いなのか、
アナログ作業の魔力なのかは分かりませんが、自分にとってはひとつの壁に感じます。

ただ計画は厳密に組みすぎると現実と乖離するという厄介なものであり、
そういう意味ではがっつり30分が本当に適切なのかどうかは微妙なところですけどね。
ともあれ、アナログメモが思いのほか計画の中心になってきている今、
もうそっちを中心と割り切ってしまうのもアリかなぁと思っている今日この頃です。
アナログ優勢なのに変にこだわってデジタルに同じことを書いてもしょうがないですしね。
内容を描き直すことでアイデアの因数分解ができる場合もありますが、
今の自分はどちらかというとそういったアイデアの研磨よりも
ライフスタイルの合理化の方が優先事項であるような気がします。

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