#4927

意欲という名の炎


今週一週間は振り返ってみれば非常に躁鬱の差が激しい五日間だったように思います。
先週末はメンタルが最底辺まで落ち込んで如何ともしがたくなったので
日曜日には最終手段であるところの「極力五感を働かせない」作戦を決行。
要するに、眠くないような時間帯でも無理矢理床に就いてひたすら考えることに集中すると。

おかげで月曜日の朝はそれなりに気分は回復しているという実感もあったのですが、
今度は水曜日になると例の定例ミーティングを今度は土曜日午前にやるという話が突然あり、
午前中は通院等の名目で出られないということで欠勤届を出したら受理されず、
それがきっかけで会社への不満が爆発。引きずられるように将来への不安へ考えが至り、
そんな中、とある記事をきっかけに将来の不安の矛先はブログ運営にも向き、
木曜日には久々に閉鎖するかも的な考察まで行き着いてしまいました。

ところが金曜日になると最後の最後でミーティング欠勤の件は改めて受理され、
なんだ結局理解してくれるじゃん、と水曜日のわだかまりは情けないほどあっさりと落ち、
そこから連鎖して将来の不安も「いまそこまで考えることではないな」となり、
いろいろありましたが週末突入現在、土砂降りにうんざりさせられたことを差し引けば
メンタル的には許容範囲内に収まっているような気がします。

ちなみに「とある記事」というのは、最近Twitterで話題になっていた、
九年前に編集者のハラスメントによって精神を病んで断筆したとされる、
小学館の漫画家ひかわ博一さんが断筆に至るまでの真実。
参照:カメントツの漫画ならず道 第12話 – カメントツ (サンデーうぇぶり)

これについてのリアルタイムの話は《#1569『昔の笑い声が砕けた』2008年07月11日》参照。
自分も子ども時代には大好きだった
『星のカービィ デデデでプププなものがたり』は少女漫画ばりにキラキラした目が特徴の、
カービィ漫画の代表的存在でした。
少年漫画界隈にもゲーム文化がどっと押し寄せた当時、
自分もこの漫画は四コマ漫画アンソロジーと一緒に何度も繰り返し読んでいました。

ところがその漫画が、連載終了に至ってどんどん目のキラキラが減っていき、
最後にはギャグ漫画なのにキャラクターの誰もが笑っていないという。
そして、2008年当時まことしやかに言われていたのが、
小学館編集部が作者に対して酷く圧迫的であり、
特にひかわ先生に対してはあらゆる罵倒を浴びせるなど倫理的に問題がある対応だったということ。
それで自分もネット住民と一緒になって憤慨していたものです。

……が、どうやら真実はそうでないらしい。真実については上記リンクを是非ご確認ください。

なんというか、衝撃的でした。
「これを失ったら自分は本当に無価値な人間になってしまう (上記リンクから引用)」と思い詰め、
それでもなお続けなければならない状況を
「まるでカラカラの布から水を搾りとるような作業 (同引用)」と描写する辺りが、
まるでちょうど今存続に悩む自分のブログの苦しみを体現しているように見えたんですよね。
それで昨日の記事で衝動的にあんなことを書いたのでした。
続けていこうという意欲であるところの“炎”を絶やさないことがいかに難しいか……。
この辺は漫画界に限らずあらゆることに言えるのではないかと思うし、
自分もいろんなことを止めたらもしかしてすごく清々しくなれるんじゃないか、
と思うことは間々あります。
果たしてどちらが正解なのか、というのは、続けているうちは分からないんでしょうけどね。
その辺が本当に悩ましいところです。