#4940

半動半植の寄り道


ゲームのプレイ日記


『ピクミン3』発売四周年、ついに出たシリーズ初のスピンオフ作品『』。
なにしろシリーズを通して作品数が少ないピクミン界隈にとっては待望の新作。
今作は明らかに「ピクミンというキャラが好きな人向け」でありかつ「ゲーム初心者向け」
という感じが紹介映像などから存分に伝わってきており、
正当続編ではないことは重々承知していましたが、
なにしろゲーマーとしては風前の灯火である自分が
今もなお遊び続ける唯一の作品群であるところのピクミンシリーズの関連作品となれば、
これはもう手を出さないわけにはいかないじゃないか。

ということでダウンロード版を購入し、前日22時半頃からプレイしていました。
今回は本編作品のような「AIアクション」ではなく、あくまでもマリオのような2Dアクション。
タッチペンでピクミンを直感的に投げ、敵を倒したり、お宝を運んだりしてゴールを目指します。
オリマーは不時着したこの惑星で「キラキラエネルギー」を30,000キラ集めるのが目的。
キラ(編注:デスノートは関係ない)はこの惑星のあらゆる場所にある「キラの実」や、
あるいはお宝にも付着しています。

開発は『ヨッシーアイランドDS』を開発した会社の後継であるアーゼスト。
縦に繋がったフィールドなど、システムにどことなく類似点があるように思います。
ヨッシーアイランドDSは後半に容赦なくエグいステージを出してきたのが印象的でしたが、
その遺伝子も継いでいるとなれば、『Hey!ピクミン』も後半は手強いのだろうか……。

ざっとエリア3までやってみての第一印象は「古き良き2Dアクションゲーム」でした。
これが喩えとして適切なのかどうかはかなり微妙なのですが、
要するに、説明は最小限なのに隠し要素(隠し道など)はふんだんにあり、
ステージを隅々まで散策してやろうという冒険心をくすぐるところがある。
最近のゲームは進行方向までもしつこいくらいにガイドが表示され、
おかげでまず迷わないもののどうしても作業感が拭えないところがあるという印象ですが、
今作にはそれがないです。だから迷うのですが、
迷って迷って行き着いた先が裏ゴールだったりして、これがまた楽しい。
もしかしてあの場所ゴリ押しで行けるんじゃないか、と思って行ってみたらお宝があったり。
この辺は『スーパードンキーコング』シリーズをリスペクトしているような感触はありますね。

いっぽう、ピクミンシリーズとしての、運搬効率などの楽しみはおまけ程度のようです。
作中で必要な運搬はあくまでもお宝がオリマーの手元に届かない場所にある場合のみ。
お宝はオリマーが直接接触して取ることができるものも多く、
運搬するという機会そのものがそこまで多いわけではありません。
むしろ今作は、ピクミンの数を揃えてギミックを発動させる方に重きが置かれている気がします、
そもそもタイムやステージ別スコアが計測されていないので、
スコアアタック的なやり込み要素はありません。
この辺はビギナー向けであることを考えるとしょうがないかなといったところでしょうか。

そういうわけで、ピクミンというキャラが好きな、物凄くキャッチーなタイトルですが、
中身はどこか一昔前のアクションゲームを思い起こさせる、
小粒でも決して軽すぎない良作なのかなと思います。
とりあえず自分もピクミンプレイヤーの端くれとして、
ちょこちょこやってクリアを目指していこうかなと。

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