#5010

音楽再生数統計十周年


音楽

2007年09月10日、auの携帯『W54T』に機種変した際、
音楽ライブラリを『プレイやん』から携帯に移行しようとしたときに出会った『au Music Port』。
携帯本体のストレージが1GBしかないことから、
音質は64Kbpsが標準、128Kbpsが最高音質というとんでもない世界でしたが、
ともあれこの音楽管理ソフトに再生カウントが付いていたことから、
「楽曲ごとに聴いた回数を月ごとに記録する」という自己満足プロジェクトはスタートしました。

なんだかんだで120ヶ月=十年間持続して迎えた今日、
累計再生時間は444日16時間50分57秒、再生回数は189,887回。
十年目の年間再生数は23,399回(前年比8,577回増)と今年は音楽を聴く機会が激増した一年でした。
その代わり、再生数統計に割く時間はとことん節約されており、
今年度は各月ごとに必要なデータをiTunesから抜き出すだけで月間ランキングは作っていません。
そのため今年度最多再生が何なのかも分からないのですが、
まさか月平均1,950回も聴いているとは思っていませんでした。

ここ何年か間違いなく低迷していた音楽趣味がここまで再興するに至った契機は、
八代目携帯『iPhone 7Plus』がかなり大きな役割を担っているのではないかと思います。
というのも、去年の今日にも書いていますが携帯ストレージの問題は何もW54Tだけの話ではなく、
そこから七代目に至るまで、楽曲数がごく少なかった最初期を除いて
ストレージ容量が音楽を入れられるサイズを上回ったことは皆無でした。
Windows Media Player時代はmicroSDによる拡張も可能でしたが
2008年当時、大容量のmicroSDは目を疑うほど高額だったし、
2010年01月に携帯から一度iPod touchに移行した際に64GBのストレージを手に入れるものの、
当時隆盛をきわめたアプリ群を相当絞り込んでも15GBは取るうえに
その時点ですでに音楽ライブラリも50GBを越えていたため結局すべて入れるのは不可能に。
八代目のiPhone 7Plusでようやく256GBのストレージを手に入れ、
100GB近くに膨らんだアプリや写真等を全部入れてもなお、
70GBの音楽ライブラリも全部入れられるようになりました。

音楽を全部入れられないのが当たり前の時代は、
だからこそマイレートの基準をしっかりして「お気に入りだけ持ち運ぶ」ということが重視され、
いつの間にか★3以上をループしているのが当たり前になっていました。
自分の基準では★2が標準、★3は全体の約1%≒1,100~1,300曲程度となっていて、
1,000曲以上あればそれだけのループでも一周するのに相当の時間がかかるし、
なにしろ好きな曲の集合なので楽曲自体に不満を抱くことはまったくありませんでした。
しかしさすがに何年も続けていくと、自分でも自覚のないところで徐々にマンネリを感じてきたのか、
★3以上はむしろ新鮮味がなくてダメだ、と思うようになってきたのが2015年頃。
そこからは音楽を積極的に探しに行く時間も少なくなり、ハッキリと衰退を感じたのが2016年。

ところが2016年秋、iPhone 7Plusに全曲入れ、
敢えて『★2全曲ランダム』のプレイリストを作って聴いてみたら世界が一気に変わりました。
今までに聴いていたのはお気に入りとはいえ所詮氷山の一角だったんだなぁ、と。
音楽に本当に拘っていた頃は自分がお気に入りな部分を見出した楽曲以外はとことん聴かない、
というスタンスでもやってこれたし、だから★2以下はハズレ的な意味合いが強かったものです。
そんな当時拒絶反応を示した楽曲も、
音楽趣味十年目にしてようやく受け入れられる覚悟ができたのか、
改めて聴いてみるとどれもこれも良い曲ばかりじゃないかと気付かされました。

そんな音楽ライブラリの再発見が、今年一年間の再生回数の多さに現れているんじゃないかと。
今回はたまたま再生ランキングを作りませんでしたが、
こういう経緯もあって今年辺りからいよいよ再生回数ランキングが形骸化しつつあります。
★2を片っ端から聴くというスタンスに切り替わったため、
そもそも一ヶ月以内に同じ曲を何度も聴くということがなくなってしまったわけで。
唯一、休日の目覚ましプレイリストだけは昔のやり方でお気に入りに絞って聴いているので、
ランキングがあったとしたらおそらくそこで選ばれた曲で上位は埋まるはず。

そういうわけで十年目の音楽趣味はライブラリの「氷山の一角より下」を再発見した一年でした。
★2以下の楽曲数は9,878曲、★3以上も合わせると11,327曲。
さすがにこれはランダム再生で聴き続けてもマンネリしてくるのは相当先になるでしょうし、
しばらくはこのスタンスで行くことになるんじゃないかなーと思います。

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