#5134

雪国本番


今日の出来事




毎年センター試験は大雪の特異日と言われている地元ですが、
今年はとんでもないことになりました。

昨日のこともあったので朝はいつもより1時間早く起き、
会社までゆっくり徒歩70分+10分のロスタイムを見越して7時40分に出発。
すると最初のコースでいきなりはす向かいの家の車が出られずに道を塞いでおり、
休みではないはずの自分の親が車を押すのを手伝っていました。
あいにくこれを手伝っていると自分も遅刻してしまうのでコースを変え、
町内の端っこからいつもの通勤路(遊歩道)に出ようとするのですが、
車が通らないところは除雪されておらず……完全に埋まっているという。
無理矢理侵入すると足を取られるとかそんなレベルじゃなく、
腰の高さまで積もっているので完全に侵入不可能。

徒歩出勤でも支障がでるほどの事態に、
ここでようやく今日の積雪量がとんでもないことを察し、車道沿いに遠回りすることに。
会社までの最短コースは徒歩60分なので、余裕時間は多目に見て20分。
しかし町内をぐるりと一周回るほどの回り道になるので決して時間的余裕があるわけではなく、
やや早歩き気味に大通りに出ました。
町内ではマンションの住人がみんなで順番に出る車を押している人や、
完全に埋まって1メートルほどの雪の山になってしまった車を掘り出している人が大勢おり、
なんだかいつもの静かで不干渉なイメージとギャップがありすぎて現実味がありませんでした。

大通りに出ても歩道は埋まっているので車道に出ざるを得ず。
最初は対向車線上を歩いていたのですがさすがに迷惑だろうということで信号を渡ると、
同じ方向に小学校があるからかこちらは歩道に人一人やっと通れるほどの道ができ、
小学生やその他社会人と思われる人たちが一様に行列を作ってゆっくり歩いていました。
大通りの車道も上下線ともに大行列を作っていて、もはや歩いて行く方が早いほどの状況。
小学校を通過すると今度こそ車道脇に出ざるを得ませんでしたが、
完全に歩道と車道の境目が消えている上に他校車線との境界線も曖昧になっており、
車はどれもこれも対向車が来ない限り道路の真ん中を走っているおかげで
それほど車との接触を気にせずに歩けました。

そんな感じで出勤は小学校の通勤路を優先して、
次に交通量が多い道を優先するルートを取ることでなんとか75分で会社に辿り着きました。
すると、あと5分で始業だというのになんと鍵が開いていない。自分の他に1人しかいないという。
どうやら車出勤の人はまず車が埋まっていて出られず、
出られたとしても交通網が完全に麻痺してしまっていて辿り着けていないのだとか……。
会社の中からは電話が鳴りまくっているのがかすかに聞こえてきました。
玄関でしばらく待機していると、9時20分頃にようやく鍵を持った人が現れ、無事始業。
しかし内部の人間がほとんどいない状況で仕事ができるはずもなく。
一番最初に着いた人が遅刻者が駐車できるようにひたすら雪かきをしているので、
その間自分はひたすら矢継ぎ早にかかってくる電話の応対。
「家から出れそうにないので休ませてください!」という内容がほとんどでした。
東京にある取引先からも無事を確認する電話がかかってきて、
全国ニュースになるほどの事態なのかとここで気付かされました。
ニュースを確認してみると信越本線の通勤電車が昨日から12時間以上立ち往生になるなど、
日本海側の各地でとんでもないことになっているそうです。
最高積雪量は新潟市阿賀町の127cmで、平野部でも70cm超というのは六年前の2012年豪雪以来。

新潟や北陸中心に大雪 平年の3倍から10倍以上の積雪も – NHK NEWS WEB
430人車内に閉じ込め 満員で一晩 新潟・信越線 – 毎日新聞
立ち往生した信越線の乗客がJRに感謝…孤軍奮闘する運転手に励ましの声も – livedoor NEWS

信越本線の立ち往生が特に悲惨で、ネット上でも話題になっていたようです。
4両編成に400人以上が乗っていたため全員が座ることもできず、
疲れたら乗客同士交代しながら座って休んでいたんだとか……。

電話応対が一段落したらあとは午前中ひたすら雪かきをしていたおかげでヘロヘロになりました。
とにかく社用車を一台は出せるようにならないといろいろなことに支障が出るのですが、
そのために掘らないといけない雪は直線距離にして最短で5メートルほど、
それを60~80cmほどの雪が埋め尽くしているのをひたすら掘り続けること2時間。
この作業の様子を一言で表すならば「リアルブランチマイニング」ですかね……。
マイクラでひたすら地面を掘る作業を体力ゲージを削りながら現実でやっているような感じ。
あまりの疲労感で一時目がチカチカして、当然午後の仕事もほとんど手につきませんでした。

今日は車での外出同行の予定があったのですが当然豪雪の都合で遅れ、
やっと雪かきの目処が立ったので先方に電話したら
「こっちも全然除雪できていないし今日は15時で業務終了することにしたから今日はもういいよ」
と言われてしまい、結果的に自分の除雪作業は無駄になってしまいました。
まぁ、いずれ誰かがやらなければならなかったことではありますが……。
この虚無感でさらに疲労感が倍増し、さらに帰りも徒歩70分。
上の写真の通り、夜になると大通りはある程度歩道も開拓されていましたが、
一日を通して気温がさっぱり上がらなかったため
みんなが踏み固めていった道が完全に凍結しているうえにでこぼこになっており、
歩きにくさは出勤時の車道上のそれとは比べものになりませんでした。
さらに物流も麻痺しているのか、
途中で寄り道したコンビニは消費期限が短い食べ物から順番にほとんど棚から消えていました。
なんだか東日本大震災を思い起こさせますね……。

帰宅して、もうこれ以上は動けないとこんなに強く思ったのは多分ここ数年で最高です。
思えば六年前の豪雪のときはまだ自分は実家暮らしではなかったし、
……まぁ実を言うともっと雪が凄いところで暮らしていて1m以上の積雪も目にしましたが、
豪雪地帯なだけに除雪もしっかりしていてそんなに混乱はなかったように思います。
今回の大混乱はあくまでも平野部の本来ここまで積もらないはずの街に降ったからこそなんでしょう。
いつもは地元民の歩く姿さえ見かけないのに、
今日は近所同士で協力して雪を除けようとしている場面を街のそこらじゅうでみかけ、
こういうときにこそ連帯感を感じられる地元がほんのちょっぴり好きになりました……が、
いつもこんな目に遭わされる地域で生きていくのには無理があるとも改めて思いました。

幸いにして明日から二連休。予報では明日もまだ降り続けるとのことで期待はしていませんが、
日曜日に少し解けて、月曜日はせめて車を邪魔せずに歩けたらいいなぁと。
徒歩通勤自体はもう年10~15回程度はあるものとして覚悟はしています。

しかしそれにしてもまさかこんなに降るとは。
2018年、初っぱなからちょっとハード過ぎるのでは……。

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