#5194

自活のハードル


今日の出来事 空想

今の自分は実家依存であるゆえに生活能力が低く、生活の質が悪いと信じているけれども、
よくよく考えてみれば一人暮らしをしたからといって
生活能力が高まる保障などどこにもないではないか、とふと気が付きました。
一人暮らしをはじめれば自動的に料理洗濯掃除その他ができるようになるのかといえば、
「他にやってくれる人がいないのだからやらざるを得ない=できるようになるだろう」
と安易に考えたいところですが、しかしどうしても大学時代の記憶がNoと言って憚りません。
幸か不幸か、現代は一人暮らしでも上記の一切ができなくてもなんとかなります。
それは自分が学生一人暮らし時代六年間を凌いで今ここに生きていることが何よりの証明です。
食事は外食ないしコンビニ・スーパーでなんとでもなるし、
洗濯掃除その他は洗濯機やら掃除機やらがあれば、
人目さえ気にしなければ本当に必要な最小限なんてたかがしれているわけで、
「やらざるを得ないからできるようになる」というのはおそらく幻想なのではないかと思います。
だから生活の質が悪くてもまあなんとかなるでしょう。
ただ、一人暮らしをはじめたら生活能力が高まるのかというと、そうでもなさそうです。
過去六年の反省があるので七年目がどう転ぶのか分かりませんが、
自分の性分だと必要以上のことはやらない予感がします。

別に生活の質を高めたいと思って一人暮らし復帰を考えていたわけではないのですが、
じゃあ本当の自立する意味ってなんなんだろうな、と漠然と思うわけです。
「何歳だから当然するべき」「親孝行や実家の将来を考えれば当然」「実家暮らしは恥ずかしい」
といった思考停止な世間体第一の主張は抜きにして、
純粋な個人の欲望としての一人暮らしの意義ってなんなんだろうな、と。
ポジティブに考えれば、実家暮らしあるいは地元では達成できない何かをやりたいから、とか。
ネガティブに考えれば、実家暮らしに付きまとう何かから逃れたいとか。
果たしてそれらは月十数万円の価値があるのかどうか。
でもそういう損得勘定だと永遠に結論がでないような気がしていて、
結局のところ世間体第一で一度飛び出してみた方がゆくゆくは自分の為になるのかなーとか。
あるいは無策で飛び出したところで現実を知って後悔するだけだろうとか。
いろいろと自分の中で意見が戦い合っていますが、どうも一人だけでは決着が着きそうにありません。
一人で暮らす問題なのに一人で解決できないとはいかほどに。

コメントを残す