#5206

地元遠方散策


今日の出来事 文化

ちょっとした思いつきで、在来線を使って以前住んでいた町を見に行ってみました。

ちょいちょい書いていると思いますが、自分は学生時代にかなりの頻度で引っ越しをしています。
生まれは都市圏らしいのですが、幼稚園時代に今回行ったところに引っ越し、
さらに保育園時代、小学校低学年時代も別のところに住み、中学年時代もさらに別のところに住み、
一戸建てに定着したのは小学五年生になってからです。
さらに大学時代にはじめて県外に出て、
大学院時代は県内ですが実家から遠く離れた大学に通うために一人暮らしは継続、
社会人時代になってノコノコと実家に戻ってきてかれこれ五年が経ち今に至ります。
つまり、物心付く前の時代を含めると自分は都合上八カ所の住居に住んだことになるわけですが、
そのうち二番目に当たるのが今回行った地域の場所でした。
幼稚園時代の住居エリアは他のアパート時代の住居と比べてかなり近く、
在来線で往復1時間以内に行ける場所にあります。
だからこそ思いつきで行動するに至ったのですが、如何せん幼稚園時代の記憶が完全にない。
自分はどちらかというと昔の記憶を大事に取っておく性分だと思っていて、
保育園時代以降の記憶は要所要所をいまだに覚えていたりするのですが、
どういうわけか幼稚園時代だけさっぱり覚えていないんですよね。
こういうものは記憶があればこそのイベントなのにその記憶がまったくないとなると
ぶっちゃけどうしようもないのですが、
歩き回ることで記憶の奥底にある何かを呼び覚ますことができればという淡い期待も持ちつつ、
散歩に出るくらいの軽い気持ちで出発しました。

豪雪直後以来ずっと控えていたエキチカに久々に来て、スマホから在来線の時刻案内を確認。
すると次の発車がほぼ1時間後だったので、駅に隣接している大型書店で時間を潰すことに。
最近は書店に来ると漫画と新書と大抵買わないWeb界隈・生物学界隈の専門書を見て回るのですが、
それで万が一買ってもまともに読了まで漕ぎ着けたことがなかったので、
今回は少し趣向を変えて話題書・自己啓発系コーナー周辺を歩き回り、2冊ほど買ってしまいました。
プラットフォームでこれを読んでいればいいだろうということで30分早く改札をくぐり、
最近何かとよくお世話になる臨時8番ホームへ。するとすでに目的の電車が停まっていました。
田舎の路線でよく見かける、乗り降りボタン付きの車両です。
走り始めるといつの間にか誰も居なかった車内にも地元民らしき人たちが乗っていましたが、
読み始めた本が意外にも面白く、到着まではまったく風景を見ることもなく過ぎ去っていきました。
目的地の駅に着き、0番線ホームにて降車。駅の外観はなかなかおしゃれですが、
構内施設は最低限の券売機と待合室、それからコンビニのみという小さな駅舎。

あらかじめ両親に住んでいた町名までは聞いていたので、
とりあえずその方に向かって歩き出しました。
といってもこの辺は何か書くべきことがあるわけでもなく。
というのも、まったく何も覚えていないからです。本当にさっぱり記憶に一致するものがない。
通っていたという幼稚園も事前に調べてみたら2010年に閉園していました。
近所の店に行ったという記憶もないので、商店街に出ても何の意味も無く……。
唯一、中央公園という比較的大きな公園の遊具が何かとても既視感がある気がしましたが、
それが果たして幼稚園時代の記憶なのかと言われるとかなり怪しいです。

というわけで、自分は幼稚園時代の記憶を完全に失っているらしい、
ということが改めて明らかになりました。
そもそもヒトの脳は3歳までの記憶は失われるのが普通で(=幼児期健忘)、
小学校1年に上がるのが5歳ということを考えると未就学時代の記憶はざっくり2年分。
具体的に西暦何年に引っ越ししたのかを親に聞いているわけではないのですが、
年中・年長と保育園で過ごしたのなら幼稚園時代というのは3歳未満ということにもなり、
そうなるとまあ記憶に残っていなくてもしかたないのかなと。
ただ今回で明らかになったのは、自分の中で幼稚園時代の情景として残っていたのは
保育園時代の記憶らしいということで、今までどうやら完全に混同していたようです。
ちなみに保育園はまだ健在でしっかりしたホームページまで作られており、
Googleストリートビューで探してみたら完全に記憶そのままの外観で残っていました。
どうせ行くならこっちに行ってみた方が懐かしめたかも。

帰りの駅ではちょうど発車前の時間に
『ポケモンGO』の駅ポケストップでレイドバトルが始まろうとしており、
地元の子どもたちと一緒にルギア討伐に挑戦しましたが、またまたしても捕獲できずじまいでした。
伝説のポケモンをゲットできる日はいつになるんだろう……。
その代わり、地元散策中は歩きメインでポケGOに集中できたこともあり、
ゴニョニョ、バルビート、スバメ、サボネアといった新種の捕獲が久々に捗りました。

改札をくぐってホームに行くと、乗る路線と反対側のホームに蒸気機関車が停まっており、
真っ黒で高級そうな車体はなかなかのものでした。
あとで調べたところによると、
毎年この時期の二連休二日間のうちこの時間にだけ15分ほど当駅に停まっているそうで、
かなりレアリティの高い遭遇だったようです。
この関係か駅構内は商店街と対照的に人が多く集まっていました。

帰りの車内でも本の続きを読み、最終的に帰宅してからも残り30分読んで
1冊目は買ったその日のうちに読み終わってしまいました。
今までも帰省のために乗った電車内で読書が捗ることはよくありましたが、
買ったその日のうちに読み切った経験はおそらく大学院ゼミ東京旅行以来六年ぶり。
本の読了自体去年一年間で三度しかなかったことを考えると、
勢いや環境って大事だなとつくづく思います。無論、内容に惹かれたというのもあるでしょうが。

というわけで散歩にしてはなかなか豪華、旅行と言うには小規模すぎる突発外出でしたが、
いろいろと前向きな気持ちになれたこともあって事後のスッキリ感はなかなかでした。
たまの休日にはこんな風に思いつきの遠出をしてみるのも悪くない、かも?

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