#5223

浮かんでは消える最先端


眠くなってから書き始めるとたいてい01時半を過ぎてしまうのでたまには食後に。
ネットニュースからブログに残したい記事が2本ほどあったので紹介してみます。
両方ソースはITmedia Newsの昨日の記事になります。

携帯3社、電話番号で送受信できる新メッセージサービス「+メッセージ」導入

先々月に書いた伏線がきれいに消化してくれたのでその足跡も込めて。
#5176『次世代の文字風船』(2018年02月23日) で主要キャリアがLINE対抗アプリを出す、
というメルマガを会社で見かけて是非応援したいと思ったものですが、現実になってしまいました。
携帯主要キャリアが合同で発表会を行うのもなかなか珍しいのではないでしょうか。
ちなみにAndroidでは05月09日サービスインを予定しているとのこと。iOSは日時未定。

実は先日同じ内容の記事をTwitterのフォロワーさんが
5ちゃんねる(旧2ちゃんねる)で話題にしているのをRTしているのを読んだのですが、
そこでは「今更LINEに勝てるわけねえだろ」という表面的な意見がほぼすべてでRCSのRの文字もなし。
しかし上記ITMediaの記事でしっかり書かれている通り、今回の件は
「SMSの上位サービスであり世界基準であるRCSに対応したメッセンジャーのスタンダードを
主要キャリア合同でリリースすることにした」というのが大事な部分であり、
LINEに勝てるかどうかとか、そんなことは究極的にはどうでもいいわけです。

まぁ、現実的にはLINEには勝てないでしょうが、棲み分けにはなるのではないかと思います。
今は猫も杓子もLINEといった感じで、
あらゆる繋がりをLINEで済ませてしまおうとする人も多いですが、
例えば「同僚など仕事繋がりはプラスメッセージ、完全プライベート相手だけLINE(あるいは逆?)」
みたいな感じでみんなが選り分けるようになっていくんじゃないかなーと予想していますが、
実際にどう転ぶかは分かりません。
プラスメッセージは電話番号が必須なので、
QRコードだけで済むLINEと比べてもややハードルは高いです。
反面、おそらく電話帳を勝手に送信などということはないでしょうから、
そういった余計な心配はしなくても済む圧倒的手軽さはプラスメッセージに軍配があがると思います
(ただし、「電話帳に登録した相手にのみプロフィールを公開する」といった機能はあり、
電話帳連携が皆無というわけではないもよう)。
このへんを世間がどう捉えるかが普及のカギになってきそう。
あとはiPhone Xの「アニ文字」みたいな要素を取り込んで一時的にでもブームになればなんとか……。

大分行数稼いでしまいましたが、二つ目もちょっとだけ書きます。

漫画の海賊版サイト、問題の深刻さとブロッキングの是非  福井弁護士の考え

ここ一ヶ月くらいでTwitter上でも頻繁に話題になった違法漫画サイト問題。
ひと昔ならP2Pがやり玉に挙げられていたような話題だと思いますが、
そんな時代はいつの間にか十年以上前の話になり、
P2Pではなく海外アップローダー流行からのダウンロード違法化の流れが2012年、
それすら6年前という……。いつの間にか海外サーバーで堂々とアップされるようになり、
それじたいはP2Pを導入するよりも遙かに手軽なこともあって事態は深刻のようです。
憲法の「通信の秘密」にはじまりいろいろな法律をまたがっている問題でもあり、
ネット文化の根底に在り続ける闇でもあり。
そういえば以前改正著作権法のことをもっと知りたいと思って本買ったのに読んでないなぁ……。

ニュースになっているのは政府がISP(通信事業者)に対して、
違法サーバーに繋がるドメインへのリクエストを遮断するように指示することを検討している、
というもの。ネットにあるWebサイトやネットに繋げるスマホやPCなどの端末には
かならず固有のIPアドレスが設定されています。
Webサイトを見る際には、必ず接続時に「このドメインに紐付けたサーバーってどれだっけ?」
という問い合わせをDNSサーバーに対して行います。
誤解を恐れずにかいつまんで書くと、今回話題になっているブロッキングというのは、
ISPに「このIPアドレスを参照しようとするリクエストが来てもすっとぼけるようにして」
と政府が指示するいうものです。果たしてこれは通信の秘密や検閲の禁止といった
憲法で規定されている条項を妨害していることになるのか、否か。
それについての専門家の見解が書かれているのが上記リンク先ということになります。
違法アップロード問題とその規制についてはもう大分前からいたちごっこが続いていて、
この影響で自分も映像作品を持ち運ぶことができなくなってしまったりして、
なかなか身近な、そして他人事ではない法律問題なのではなのかと思っています。

ちなみにこの6年間で自分は電子書籍が当たり前のような存在になりましたが、
電書界隈は話題本なら紙媒体が地方に流通より早く電子版が発売されることも普通になってきていて、
いろいろ言われつつも順当に進歩してきているという感じはします。
なんだかんだでいつでもどこでも試し読み無料&その場で買えて読めるというのは強い。
ただ2010年前後に電子書籍ストアが泡のように立ち上がっては消えていったのを思うと、
今までつぎ込んだ十数万円という資産がある日突然不意になってしまう可能性がなきにしもあらずで、
オフラインで持っておける書籍数に限りがある以上はそういった不安もありますけどね……。

ということで今日は寝る前執筆&iPadの話題を意図的に避けてみました。
しかしそれでもながら作業で書き終わった頃にはいつの間にか22時付近。
平日帰宅後って油断するとあくびしているうちに過ぎ去っていくからこわい……。

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