#5241

記憶を廻る一人旅 -前編-


今日の出来事

ゴールデンウィーク2日目。

2016年春の一人旅デビューから数えて通算5回目となる一人旅。
今回も第4回の2017年年末旅行と同じく特設サイト絡みのオフ会主催が主な目的ですが、
そのためだけに東京に行き、そのまま帰ってくるのはちょっともったいないと思い、
帰りをいつもの上越新幹線ではなく北陸新幹線に乗ることによって一度北陸地方を経由し、
そこから主に在来線を使って旧居を巡りながら帰ってくることにしました。
実はこのルートを取ると、昔住んでいた場所を順番に辿れるんですよね。
まず北陸新幹線の現在の終点である金沢市は大学時代を過ごした場所だし、
そこから新潟へ至るルートは、プライバシーのため詳細な場所の記述は控えておきますが、
少なくとも北陸本線沿線に3カ所で合計6年間、昔住んでいた場所があります。

というわけで今回の旅はオフ会が主な目的ですが古い記憶を掘り起こすための旅でもありました。

01時就寝07時起床。
旅行初日はギリギリまで寝てしまうのが通例でしたが
今回は月曜日から少しずつ早く起きることを意識していたこともあって難なくクリア。
定刻通りのバスに乗るべく自宅最寄りのバス停へ行き待っていると、
見知らぬおじいさんに「××町行きって来ますかね……?」と不安そうに話しかけられました。
自分が乗るべきバスが××町経由であると知っていたので、
ちょうど目的のバスが接近してきたのを指さしてあれに乗れば大丈夫ですよと案内しました。
……が、そのおじいさんは××町になっても降りず、
自分と同じく終点の駅で降りていきました。聞き間違いだったのか、
もともと××町経由駅行き(=駅へ行くための最速ルート)が目的だったのか……。

そんなことはさておき、
旅行初日の朝はいつも在来線改札口前にあるNewDaysで買い物をすることにしているので、
今回もそこで飲み物を確保しておきました。
店を出て一旦コンコースを出て、東口連絡通路の階段を上って新幹線東口改札へ。
地元駅に限らない話だと思いますが、新幹線改札に入ってからホームまでのコンコースは
在来線のそれと違って段違いに立派だし清潔に保たれていて、
ここに入るとその雰囲気の特別感に
「ああ、いよいよ旅行が始まるんだ」という気持ちにさせられます。

指定席に着いてまもなくすると出発。
今回乗った新幹線は前回の行きの列車と同じく、大宮駅以外の途中停車が一切ない速達便です。
前回は睡眠不足から完全に爆睡していましたが、今回はいちおう適度に寝ていることもあり、
新幹線車内では逆に眠れませんでした。かといって読書もそれほど捗るわけでもなく。
その代わり、これから訪れるぎゅうぎゅうに詰め込んだイベントのことを思うと
胸の内から凄い多幸感が溢れてきて、ある意味では今回の旅行で一番幸せな瞬間だったと思います。
そりゃあ行きの新幹線で嫌な気持ちになるはずがないんですが、
それは前回のような人生初のカウントダウンライブを前にした気持ちとはまったく異なるものでした。

10時半、東京駅に到着。
とりあえず先に昼食を済ませてしまおうということで、
新幹線改札を出てその切符をさらに八重洲北口改札に通して地下街へ。
前回は散々八重洲方面の地下をうろついたしまあなんとかなるだろうと
東京キャラクターストリートの辺りをうろついてにっぽんグルメ街道を目指したのですが、
あろうことかここで一度逆方向に行っていたらしく、プチ迷子になってしまいました。
フロアマップを改めて見ると東京駅一番街と呼ばれているエリアはものすごく横長で、
ほぼ一直線になっています。ざっくり八重洲地下中央改札を境に南方向が飲食店、
北方向がお土産店という分類になっているのですが、
この「ほぼ一直線」というのは実際には突き当たり見えないほど距離があり、
しかも人という人で埋め尽くされています。こうなると田舎民の地理感覚ではなかなか厳しい。

他はともかく東京駅だけは地図を完璧に頭の中に書けるようになりたいと思っているので、
今回を機に興味のないキャラクターストリートのような施設も頭に入れてしまいたいところです。
地下1階の位置関係は少しずつ分かるようになってきたのですが、
肝心の地上1階や地下鉄・京葉線のような離れたホームの位置関係がまだ微妙ですね……。
渋谷駅を攻略するよりはまだなんとかなりそうではあるものの。
ちなみにこれは今回初めて知ったのですが、東京駅には地下鉄東西線への案内板があります。
実際にこの案内に従って地下道を進むと東西線の改札に辿り着くことができます。
しかし東京駅の所属地下鉄路線はどんなに調べても「丸ノ内線」しか出てきません。
東京駅は日本の中心地で最大級のターミナル駅にしては、
他の主要駅と比べると地下鉄があまり通っていないんですよね。

実はこれは「大手町駅」というすぐ隣にある駅が地下鉄の一大拠点として機能しているからで、
東京駅からは歩いて行ける距離にあるからなんですよね。
おそらく東京駅中心地から京葉線ホームまで歩いて行くよりも大手町駅に行く方が近いはず。
東京駅一番街など多くの地下街がある東京駅の地下に多くの地下鉄を通すのは厳しいので、
こうして敢えて東京駅を避けた作りになっているんでしょう
(中央新幹線が東京駅着にならないのも、こうしたキャパシティの問題が一因にあるそうです)。
というわけで東京駅にある地下鉄東西線の案内板は大手町駅までの地下連絡案内というわけです。
自分は今回丸ノ内線だけで事足りるので使いませんでしたが、
地下鉄が通っている駅に行くときは覚えておくと便利そう。


話が少し逸れましたが、昼食は『にっぽんグルメ街道』に入店している
「仙台牛タン炭火焼き『杜』」というお店で牛タン定食を食べました(2,160円)。
昼食にはちょっと早い11時の入店ともあってまったく並ばずに入れたのは幸い。
牛タンが皿に7~8枚ほど、あとは汁物とご飯のみというシンプルなメニューになっていて、
牛タンはすでに塩味が付いていますがお好みでワサビや味噌を付けることができます。
部位を厳選しているとのことで歯ごたえはどれも固すぎず柔らかすぎず絶妙な感じ。
個人的にはごはんがとてもふわふわで美味しいのに驚きました。何米を使っているんだろう?
満腹度から換算するとちょっと豪華過ぎる感はありますが、
新幹線から降りてすぐに食べられる便利さを加味するとこんなものかなと思います。
『にっぽんグルメ街道』はこれで8店中2店目。コンプまではまだまだかかりそう。


退店して次の目的地に向かう前に、前回見られなかった丸ノ内広場を見に行くことに。
東京駅一番街は八重洲方面にあるので、
まずは地上1階に出てから連絡通路をぐるっと回って丸ノ内方面へ。
丸ノ内口は前回まったく出なかったので久々でしたが、
駅前の工事がすべて終わったことで圧倒的な存在感のある駅舎が遠くから見られるようになっていて、
あらゆる人たちがカメラを構えていました。
駅舎から皇居に向かって伸びる街並みの背の高さにも圧巻ですが、
それでいてしかもまるで時代が逆行したかのようなモダンな雰囲気がいいですね。
やはりというか丸ノ内は八重洲と違って少し古くさいところが逆に良い趣になっていると思います。

一通り写真を撮ったあと、そのまま丸ノ内口付近にある地下鉄丸ノ内線の入口へ。
今回の拠点は池袋。山手線でももちろん行けますが、東京駅からの場合地下鉄が最短となります。
池袋駅は山手線の他に地下鉄3線と埼京線、それから東武東上線と西武池袋線という
二大私鉄が乗り入れているのが特徴のターミナル駅。
私鉄は使いこなすとJRより安くなるとよく言われますが自分はまだ使ったことがなく、
そのため今までも池袋には降り立ったことがありませんでした。
丸ノ内線からすぐに出ると池袋西口公園でフリーマーケットが開催されていました。
Googleマップで位置を確認してみると、どうも駅の中心地からはかなり離れているもよう。
まあここでもプチ迷子になってしまったのですが、
オフ会の集合時間まではまだ1時間以上あったので迷子のついでに池袋を探検していました。
今までの拠点は品川→新橋→東京と推移してきたわけですが、
それらの街になかった個人的な気付きを挙げると、どうも自転車が多いというのが印象的でした。
駅から少し離れたところには巨大な自転車の立体駐輪場が複数あったり、
駐輪禁止の看板もそこかしこで見られ、
こういった風景は同じ山手線沿線でも新幹線の停まる駅周辺にはあまりなかったように思います。
実際に自転車で走っている人もチラホラ見かけました。
西口方面はさながら娯楽の街といった趣で、カラオケ店の看板がずらっと並んだ通りがありました。

12時35分頃に集合場所に戻ってきて、しばらくして二人と合流。
改めて説明する必要もないと思いますが、
今回もピクミン界隈で知り合った人たちとオフラインでピクミンを遊ぶためのイベントということで、
『ピクミン2』14周年である今日に開催しようと前から画策していたというわけです。
第二回ということもあって「人生初オフ会」というような滅茶苦茶なプレッシャーはなかった代わり、
今回はとにかく開催前に自分自身のメンタルが死んでいたこともあって不安との戦いでした。
ですがそれもなんやかんやのうちに払拭されていくことになります。

12時52分頃に全員揃ったので、さっそく先ほど徘徊していた繁華街の方へ行き、
予約しておいたカラオケボックスに入りました。
前回はまず実名で電話予約してから当日現地に向かう直前にハンドルネームを伝え、
受付にはハンドルネームを伝えて入室したのですが、
2回くらい聞き返されて恥ずかしい思いをしたので、今回はもっともらしい(発音しやすい)偽名と、
実名は明かしたくない事情をあらかじめWebフォームの要望欄に書いておいたところ、
お店の人がそれを読んで偽名の方で通してくれました。

実はこの予約の段階では平日中にお店の方から電話が来たことがあって、
平日の昼休みに折り返しかけたら事情を知っている人が不在とかでまた折り返し、
そしてまた向こうからかかってきたときにはこちらは勤務中で……
ということを三日も繰り返してしまうということがありました。
もしかしてハンドルネームが通らないのか、ゲームのオフ会は実はアウトなのか、などと
いろいろと不安に思っていたのですが、旅行前日にようやく連絡がつき、
それによると禁煙室が取れなかったので消臭処理した喫煙室でもいいか、という確認でした。
そのときに本人確認のために実名を伝えたらその名前では予約が入っていなかったらしく、
電話番号から照合したらすでにハンドルネームで入っていたということがありました。
おかげで「要望欄をちゃんと読んでくれているんだろうか」という不安もここで払拭され、
随分安心したものでした。
まぁ、次からは喫煙室案内でも連絡不要ということを伝えてさえおけばこんなこともないでしょう。

部屋は1~4人用で前回同様かなり狭め。今回の参加者は前回より2人少ない4人ですが
予約時点では4人だったため今回と同様に狭い部屋でした。
今回はそれと比べると2人減った分余裕があるのかなと思いきや……全然そんなことはなかったです。
4人でいざ機材を並べはじめると、ノートPC、モバイルモニタ、Wii本体でもういっぱいいっぱい。
とても飲み物や食べ物を置いておく余裕はありません。
この辺は参加者が5人以下だと今後もネックになるので悩みどころですが、
別に大会を進行しながらがっつり食事するわけでもないので支障ないといえば支障ないんですよね。

今回は前回と参加者がほとんど同じというまさかの展開だったため、
改まった自己紹介もなく、またいわゆる定番メニューもすべて二番煎じとなってしまうため、
むしろ普段あまりやらないようなプログラムを優先してやっていくことにしました。
あとはまぁ、参加者が少ない分 自分が喋りやすくなるので今回はちゃんと進行役も務めました。
というか、進行関係なくなるべく積極的に喋るようにしました。
進行内容についてはまた動画化されると思うのでそちらに任せるとして、
主なプログラムは

 (1) ピクミン2 2Pバトルモード(6戦)
 (2) ピクミン2 本編借金返済RTA
 (3) ピクミン3 ビンゴバトルモード
 (4) ピクミン2 2Pチャレンジモード全クリアRTA

といった感じ。時間配分はバトルモードが各1時間、本編が3時間、チャレンジモードが1.5時間、
設営と休憩と後片付けが0.5時間で合計7時間。ちなみに料金は5,000円ちょい。
自分視点の感想等をざっと書くと、まず2Pバトルは今回も1勝2敗と負け越しでした。
前回の優勝者に一矢報いたのは良かったのですが、他が全敗という。
やるたびに久々ということもあって未だに自分なりの道筋が見えてきません。
借金返済RTAは今回全員が第1回の参加者ということだったので急遽取り入れた新企画。
『ピクミン2』の本編をセーブごとに交代していき、借金返済(スタッフロール)を目指す、
というものです。結果的にこれがいろいろなイレギュラーもあったりして楽しめた気がします。

ビンゴバトルモードはまぁぶっちゃけ失敗でした。戦績は3戦全勝。
全員がビンゴバトル未経験者ということで、自分も年一度しかやらないレベルだし、
年一度やるときもほぼビンゴバトルしかやらない身内とほぼ互角の戦いになったりするし、
2Pバトルと同じように新鮮な気持ちで楽しめるかなーと思ったのですが、
その前に操作感の壁が高かったようです。
結局、ミッション600時間の経験がある自分が勝って当たり前という状況に……。
これはちょっと『ピクミン3』のミッションなり本編なりが一度は流行らないと厳しそうです。
ビンゴバトル自体は2Pバトルの正統進化でゲームとしては凄く面白いんですけどね。

最後にやったチャレンジモード全クリアRTAとは、
ピクミン2チャレンジモード全ステージをとにかく「クリアするだけ」の時間を競うというもの。
チャレンジモードでは「あのカギ」を回収さえすればクリアできるようになっているので、
クリアのみが目的の場合、他のお宝を一切無視してこれだけを運ぶことになります。
30ステージのクリアタイムは世界記録でおおよそ1時間前後となっています。
実はチャレンジモードを使ったRTAとしては唯一Speedrun.comに認められている種目でもあります。

現在のピクミン界隈は相変わらずチャレンジモードが中心になっているので、
いかに新種目優先といえどもチャレンジモードをがっつり遊ぶ時間はある程度設けたかったのですが、
ピクミン3ビンゴバトルが終わった時点ですでに6時間半が経過しており、
とても各ステージをやり込む時間がありませんでした。
そこで急遽、この少ない時間でも完走できるであろう全クリアRTA(CMAL)をすることに。
「あのカギ」のみ回収というのは2Pプレイでは手が余ることも少なくなく、
若干味気なさもありましたが残り時間ギリギリの状況でまさかの展開があったりと、
なんだかんだで盛り上がった感じはします。

CMALは部屋の残り時間1分前に終わるという非常事態になったため、
手の空いている2人はもちろん、プレイ中の2人までゲームの空き時間を利用して片付けはじめ、
ゲームクリアと同時に猛スピードで機材をバッグに詰め込み部屋から脱出しました。

会計を済ませてとりあえず駅へ。参加メンバー全員でどこかに食べに行こうということで、
池袋駅を横断して東口に出て、サンシャイン60通りと呼ばれる繁華街を歩き回っていました。
夕食は強制参加にならないように予約や絞り込みはせずに当日の気分で決めるつもりでいたのですが、
いざアドリブで決めようにも、
そもそも池袋散策自体が初めての自分が良い店を知っているはずもなく。
すると参加者の一人がこの辺で以前来たことのある焼き肉屋が結構良かったということで、
その店を探し回ることにしました。


しばらく彷徨ってようやく目的の『焼き肉スタジアム JAN』を発見。
店に入ってみるとちょうど角っこの4人席が空いていたようで案内されました。
90分食べ放題コースで完全に肉か飲み物のみという凄まじくアンバランスな夕食でしたが、
ピクミントークは話題が尽きることがなく、
個人的にはオフ会本番よりもこっちの方が楽しかったかも、と思うくらいの充実度でした。
やっぱり共通の趣味がある人と話すと会話が弾んでいいですね。

今回の会費は結局夕食も全員参加したことで
一人当たり9,000円弱という高額なイベントとなってしまいましたが、
自分がほとんど出る幕のないかつての地元高校同窓生との飲み会も
二次会まで付いていけばそのくらいだったことを考えれば、
東京副都心でがっつり9時間遊んで食べて喋って9,000円ならむしろ安い方でしょう。

参加メンバーとは22時40分ごろに池袋駅中央改札で別れ、
自分はそのまま引き返して東口方面に予約しておいたホテルへ。
チェックインして入室後即シャワーを浴び、忘れ物チェックを兼ねて軽く荷物の整理をしたあと、
近隣のコンビニに行こうと思い支度をしようと思ったのですが……
即眠れそうな疲労感が全身を支配していたので、そのままベッドに倒れ込むことにしました。

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