#5486

マイベストミュージックランキング 2018


その他 音楽


どんなにゲームをする時間がなくても、本を読む余裕がなくても、
雨の日も雪の日も当たり前のように生活に溶け込んでいる娯楽、それが音楽。
もはや自分にとって音楽が生活に欠かせないものになって長い時間が経ったわけですが、
このブログでは未だに音楽に関する話題が少ないままここまで来ています。
そもそも、ゲーム関連は年間の振り返りランキングがあるのに音楽は近年さっぱりじゃないか。
ということで音楽再生数統計11年目の今年からは、
音楽再生数統計アニバーサリーの09月10日ではなく、ゲームと同じ年末にランキングを作って
一年間に聴いた音楽をざっと振り返っていきたいと思います。

なおこのランキングは純粋な年間再生数に基づいていますが、それに加えて、
 (1)同じアルバムからは複数曲紹介しない、
 (2)年間再生数上位でも2017年11月以前追加分は再生回数が急上昇していない限り紹介しない、
 (3)下半期の各月追加日別1位を3曲以上紹介する
という3つの選定基準によって10曲を選んでいます。
年間再生数とは、2017年12月10日から2018年12月09日までの期間を指し、
この間の合計再生回数は24,732曲、累計曲数は12,245曲となっています。
ランキングでは総合1000位とかザラにありますが、全体からすると上の方だったりします。

というわけで自分が今年聴いた音楽十選、動画付きで1位から順番に見ていきましょう。

*  *  *

年間1位 / 総合346位(2017年12月追加・105再生)
#11868 ♪ロボティックガール (feat. nicamoq) – Yunomi『ゆのもきゅ』

年間ランキングの2、4、5、6、13、17、20、22、22、24位も同アルバムより。
今年はカワイイフューチャーベースの一年、もとい『ゆのもきゅ』の一年でした。
こんなにアルバム一枚に集中してハマったのも久々の経験だったんじゃないだろうか?
アルバム全体の感想については〈#5168『ゆのもきゅ中毒』2018年02月15日〉にも書きましたが、
一言で言えば(capsuleを第二世代と考えたときの)第三世代テクノポップ。
音楽性についてはかなりジャンルレスなところがあるので一概には言えませんが、
テクノポップ系統の音楽を主軸に、
和風テイストと洋風テイストのそれぞれ濃いところをうまく織り交ぜたような音楽です。
すでにポスト中田ヤスタカと評されているように、
バーチャルYouTuber「キズナアイ」が歌う楽曲を手がけるなど、
イマドキのテクノポップの最先端を行くアーティストとしての地位を確立しつつあります。
「ロボティックガール」は、そんなYunomiさんの現在唯一出しているアルバムのリードトラック。
アルバムを初めて聞いてからしばらくは
年間3位の「インドア派ならトラックメイカー」がトップだったのですが、
どんなときでも聴けるキャッチーな雰囲気もあって、いつの間にかこちらが追い抜いていました。
2ndアルバムが楽しみすぎて今から苦しいです。年内に出してくれるんじゃなかったの~~!?


年間3位 / 総合506位(2018年03月追加・81再生)
#12018 ♪O/D*20 – Ryu*『beatmania IIDX 25 CANNON BALLERS ORIGINAL SOUNDTRACK』

beatmania IIDXからは唯一こちらの曲がランクイン。
この数式のような曲名は「OVERDOSER 20周年」を意味しています。
OVERDOSERといえば、beatmaniaの2作目(1998年)に収録されたミニマルテクノですが、
ひたすら白鍵を四つ打ちするDriving Dub Mixの他にもたくさんのリミックスが存在します。
それらを20周年記念に全部まぜこぜにしたのがこの「O/D*20」。
自分は五鍵時代に先述のDriving Dub Mixが大好きでよくプレイしていたこともあって、
それが忠実に再現されたこの曲は思い出補正もあってヘビロテ入りしていました。
テクノ、ハードコアが強いBEMANIサントラですが、
純然たるミニマルテクノは実は近年の作品にはごく少なく、そういう意味では本当に珍しい楽曲です。


年間11位 / 総合1047位(2018年01月追加・44再生)
#11894 ♪わたあめパレード – YUC’e『Future Cαke』

Yunomiと同じく未来茶レコード所属のKawaiiフューチャーベーストラックメイカー、YUC’e。
和洋折衷が持ち味のYunomiと違って、こちらは純然たるダンスポップ。
おもちゃ箱をひっくり返したようなお茶目なハチャメチャ感がクセになります。
『ゆのもきゅ』における「ロボティックガール」と同じく、
この曲も同アルバムの中では比較的キャッチーな楽曲になっています。
YUC’eワールドを深く知りたいと思った方は是非アルバムを訊いてみてください。


年間12位 / 総合996位(急上昇★2013年06月追加・43再生)
#7563 ♪支配してアゲルヨォ – 星のカービィWii『星のカービィWii ミュージックセレクション』

今年唯一のランキング急上昇楽曲は『星のカービィWii』より、マホロア戦のBGM。
シリーズ各作品のボス曲が矢継ぎ早に繋がる構成になっていて、往年のファンは感動ものです。
実は長らく★2楽曲としてゲームサントラの山の中に埋もれていたのですが、
今年は上半期に★2全曲(執筆現在9,105曲)からのランダム再生がプチブームになっていて、
そのときにたまたま流れてきたのがきっかけになってヘビロテ入りしました。
たくさんの曲からランダム再生すると、こんな感じで埋もれた名曲を発掘できるのがいいですよね。
ちなみにカービィシリーズは来年2月に最新作『星のカービィ スターアライズ』のサントラが、
なんと6枚組でリリースされようとしています。


年間15位 / 総合1330位(2018年02月追加・35再生)
#11958 ♪NANIMONO – 中田ヤスタカ Feat. 米津玄師『Digital Native』

2015年の15thアルバムのリリース以来長らく新曲発表が途絶えているCAPSULEの片割れ、
中田ヤスタカが長い沈黙を破って単独名義でのアルバムをついにリリース。
その中でもこの曲は2018年を象徴していると言っても過言ではないアーティスト、
米津玄師をフィーチャーした楽曲になっています。
アルバムのリリース自体はとても嬉しかったのですが、CAPSULEとしては今後どうするんだろう、
という気持ちがないわけではありません。本当どうするんだろう。
実は、今回の東京旅行が29日出発になったのはCAPSULEのライブを見るためだったりします。
きっとこの記事が公開される頃には生まれて初めての生ライブを観ていることでしょう。

ちなみにこの曲がきっかけになって米津玄師のアルバムも買い始めています。
YouTube最高再生回数は驚異の2億回の『Lemon』ですが、個人的には『アイネクライネ』が好き。


年間20位 / 総合1418位(2018年02月追加・33再生)
#11981 ♪リミックスタート – CY8ER『ハローニュージェネレーション』

“苺りなはむ”率いる5人組アイドルグループ、CY8ERの楽曲。
これもカワイイフューチャーベースの系統として発見した曲ですが、
よくよく調べてみたら『ゆのもきゅ』の2人とも深く関わっていました。Yunomi恐るべし。
この曲はYunomiがフィーチャーしていることもあって、
アルバム全体の中では特にキャッチーであか抜けている感じがありますが、
他の楽曲はまさにインディーアイドルユニットの楽曲といった感じ。
舌っ足らずなところがかわいいですね。
これといい未来茶レコードの2人といい、今の自分はキャッチーな楽曲を好む傾向があるようです。


年間27位 / 総合1558位(2018年04月追加・30再生)
#12243 ♪POP TEAM EPIC – 上坂すみれ『POP TEAM EPIC』

今年のネット流行語大賞にもなったアニメ『ポプテピピック』の2話以降のオープニングテーマ。
この曲に乗せた動画がとても素晴らしいことはアニメ放映中に書きましたが
(#5166『どうあがいても、自主規制』2018年02月13日)、
楽曲単体でもやはり魅力的なイマドキのポップス。
いわゆる「アニソン」のイメージを逸脱しているその型破りな雰囲気にハマりました。
ちなみにアニメの方はニコニコチャンネルで5話くらいまで観ていましたが完走ならず。


年間48位 / 総合2119位(2018年07月追加・21再生)
#12444 ♪ANiMA – xi『World Fragments』

今年で5周年を迎えたモバイル音ゲー『Deemo』に収録されているボス曲のひとつ。
Deemoは2枚目まではコンピレーションアルバムを出していましたが、
それ以降にアップデートで追加された楽曲についてはまったく配信されていません。
が、楽曲提供をしたアーティストが個別にアルバムを出している例があり、これもそのひとつ。
すさまじいピアノの連弾がボス曲らしいアップテンポな雰囲気に載せられている様が爽快ですね。
ちなみにこれのHardレベルは一時期日課としてプレイしていましたが、
未だに90%到達は成し遂げてなく、フルコンへの道は遠いです。


年間98位 / 総合3427位(2018年10月追加・13再生)
#12566 ♪o†o – aωc『pop’n music うさぎと猫と少年の夢 Original Soundtrack』

pop’n musicからはうさ猫のラスボス曲のひとつが唯一ランクイン。
24作目のうさ猫はシリーズの中でも長期稼働だったということもあって、ボス曲が多く、
それまで6曲しか存在しなかったレベル50の楽曲が今作だけで4曲も増えています。
これは、その4曲のうち“ダージュ”“サイレント”で有名なwacさんの楽曲。
曲の雰囲気としては、“カドルコア”と“ニエンテ”を足し合わせたような、
星空が似合いそうなファンタジックな作品に仕上がっています。
ゲームとしての楽曲はとにかく縦連がエグい印象ですが、
自分は挑戦権を得られるどころではないので実態は分かりません。
「Chaos:Q」とどちらが難しいんだろう。いずれにしてもトップランカー専用曲なのは間違いない。


年間124位 / 総合4191位(2018年09月追加・10再生)
#12471 ♪TOKYO GIRL – Perfume『Future Pop』

紅白ではおなじみのテクノポップアーティスト、Perfumeの数年ぶりの新アルバムより、
2017年出場時に歌われた楽曲。
音数が多くなりがちなテクノポップにしてはシンプルすぎるくらいシンプルな曲です。
このアルバムには紅白出場時の映像が収録されているのですが、
実はこれ、2017年12月31日の東京上空にある摩天楼で撮影されたもの。
「空に光の線がある!!」と話題になっていた当時、自分自身も東京にいました。
残念ながらカラオケボックスに籠もっていたので上空を確認したわけではないのですが、
確かにあの日東京に居たんだなぁと、曲を聴くたびに思い出します。
『ここにいる あなたへ』という歌詞が沁みますね。
あの日東京に居なかったらランクインすることもなかったであろう、思い出補正の強い楽曲。
ちなみに同アルバムでは「天空」もPerfumeの原点回帰のような雰囲気で好きです。

*  *  *

以上10曲でした。
今年は紛れもなくポップス傾倒な一年でした。
エレクトロニカは先述の★2ツアーでジャンルとしては多く聴いたし発掘も進みましたが、
新しいアルバムを探すといった、いわばジャンルの開拓は進みませんでした。
というより、今年辺りから自分が定義したジャンルを逸脱する楽曲を好む傾向があるようで、
いよいよジャンルという垣根の必要性が失われつつあります。
エレクトロニカはそれ単体で膨大な曲数もあってジャンルとして確立しているからいいけれど、
2011年に追加した「オルタナティブロック」なんて普通のロックも入れる場所になって久しいし、
「J-POP」にJ-POPではない邦楽が入るようなことも日常茶飯事になっています。
2019年はどんな楽曲と出会うことになるのか分かりませんが、
それを受け入れるジャンルという枠組みはもう少し整理・統合していくことになるかもしれません。

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