#5490

三つの塔を巡る冒険


今日の出来事

やっぱり、年末年始は特別な場所で過ごしたい!
そんな思いから今回も決行するに至った東京旅行は、2016年の初体験から通算4回目。

年始を中心に据えた前回と違って29日に出発することになった今回は、
31日にチェックアウトしてからそのまま徹夜で元日を迎えて新幹線で帰るという「2泊4日」。
これは、おそらく自分の体力的限界スレスレの旅行プランだったと思います。
これ以上は無理というくらい詰め込んだ年末年始を、今年も超長文で振り返っていきたいと思います。

2018/12/29

旅行初日は08時10分起床。
直前まで執筆作業やら旅行準備に追われていた去年と比べれば随分時間的余裕のあった年末でした。
ですが朝まったりコーヒーを飲んでいたらバス出発時間の直前になっており、
路面凍結していたこともあって急ぐことができず、うっかりバスを1本逃してしまいました。
とはいえ行きの新幹線まではまだ時間があったため特に焦ることもなく次のバスに乗車。

今回は旅行中にあったことを1本のノートにまとめるために、
バス車内で『Drafts 4』のレシピを追加して
その日1日のメモを1枚のノートに次々に追記できるようにしました。
普段の着想メモだと投稿するたびにノートが追加されてあとで見にくくなってしまいますからね。
こういうときにこそ日単位で追記できる日記機能は活きてくるというものです。

新潟駅に到着、旅行初日恒例の駅ナカコンビニで軽食を調達して、新幹線改札へ。
豆乳バナナスムージーを片手に意気揚々と11番線プラットフォームに行き新幹線に乗り込んだら、
自分の指定席の隣に女子が座っていて若干戸惑いました。本当にこの席だっけ??
えきねっとで指定席を予約するようになって以来、隣に誰かが座っていたのは今回が初でした。

今回はとにかく携行する物を最小限にしようというコンセプトを決めていたので
本などの類は一切持ってこなかったのですが、
いざ出発してみると1冊くらいは持ってきてもよかったかもしれないと少し後悔。
とはいえ、スマホから電子書籍アプリでいくらでも漫画を読むことはできるので、
今回はそれで時間を潰しました。ちょうど買って読んでない漫画があったのは良かった。

それでも読み終わってしまい手持ち無沙汰に窓を眺めていると、
埼玉県・大宮駅を通過する前くらいのタイミングでなんと富士山が見えてきました。

調べてみると天候が良い日は見えることがあるとのこと。
上越新幹線、何度も乗っているのに今まで一度も気付かなかった……。

10時43分、東京駅到着。
こうやってものすごい人混みを目の当たりにして、アナウンスを聞いたときの感覚が好きです。
ああ今東京にいるんだ、ああ今生きているんだという気になりますね。いや本当に。

さて東京駅に到着したらとりあえず昼食ということで、
今年も八重洲地下・東京駅一番街のラーメンストリートを目指すことにしたのですが、
ここで地下への階段やエスカレーターを見つけられずにちょっと迷いました。

東京駅は2階にプラットフォームがあり、1階からそれぞれ階段を上って到達する仕組み。
1階は漢数字の「三」のように3本のコンコースが並列に八重洲と丸の内を繋いでいます。
このうち、中央コンコースには中央に地下へ伸びるエスカレーターが設置されているのですが、
南と北にはありません。なので東京駅に着いたらいつも大抵中央コンコースを目指します。
前回は新幹線改札を降りて左手に曲がったら中央コンコースだったので
その通りに進んだのですが、どうもエスカレーターらしきものが見当たらない。

東京駅の新幹線改札は東海道新幹線、東北新幹線それぞれで2つずつあるので、
そのどちらに降りたかによってルートが変わってくるみたいなんですよね。
また、3本のコンコースの他にもecuteというお土産売り場が1本通っているようです。
地図を見る限り、このときの自分はどうやら南側のコンコースを彷徨っていたようで……。
ちなみに構内図はJR東日本公式サイトの構内図よりも、東京駅関連サイトの方が見易いです
(参考:東京駅構内図・周辺案内図 – TOKYO STATION CITY)。

東京駅地下中央はさすがに何度も来ているので、
地下にさえ降りてしまえば八重洲地下中央改札までは迷いませんでした。
ここで改札を出て右手に曲がり、ラーメンストリートへ。
ぐるりと一周回って迷ったあげく、もっとも行列が伸びているお店の列に並ぶことにしました。

およそ30分くらい並んで行き着いたのは、つけめんの人気店『六厘舎(ろくりんしゃ)』。

極太めんは想像以上にプルプルとしていて、柔らかめ。
超濃厚なスープは目の前に置いてあるポットで自由に継ぎ足すことができるようになっていて、
それによって徐々に味が変わるのを楽しめるようになっています。
自分は極太めんは本来あまり好きではないのですが、
これくらい食べやすいなら全然アリかなと思いました。多分、堅さが絶妙なんでしょうね。

ラーメンを食べたら再び八重洲地下中央改札を通って、
今回の拠点を目指して東海道本線に乗り込みました。
今回の拠点は東京都内……ではなく、神奈川県川崎市。東京に隣接している政令指定都市です。
ここを選んだ理由は2つあり、まずホテルが安かったこと。
徹夜によって1泊減っているとはいえ、前回比16,000円減はさすがに大きいです。
この時期どのホテルも1泊15,000円を下らないところを、
川崎駅周辺のホテルなら10,000円ちょいで泊まれるというのは大きなメリットでしたね。
あとは、東京都外とはいえ都内へのアクセスは非常に良く、
特に今回頻繁に行くことになる幕張や台場にほど近い場所であること。

早々に拠点に来たのはチェックインのためではなく、荷物を下ろすため。
ロッカーがあればそれでいいやと思ってまずは川崎駅中を歩き回ってロッカーを探すのですが、
見事に全部埋まってしまっている……。
仕方がないのでホテルに預かってもらおうとホテルを探すことに。
本当は改札の目と鼻の先なのですが、このときロッカーを探して大分遠くまで来てしまっていたので
ホテルを見つけるまでに大分時間を取ってしまいました。
荷物を預けるついでにチェックイン前の手続きをしてくれるというのでそれも済ませて、
荷物を全部預けて次の目的地へ。

京浜東北・根岸線に乗り込んで到着したのは、横浜市・桜木町駅。
実はこの駅は、・品川駅と並んで日本で最初の鉄道駅なんですよね。
プラットフォームを降りる途中のエスカレーターには、
1872年の開業から現在に至る歴史を刻んだ写真がエスカレーターに沿って斜めに並んでいました。

桜木町駅を出て、向かったのは横浜・みなとみらい。
川崎駅を拠点にすることを決めたあと、どうせ神奈川にいるなら横浜も行こう!
というノリで行くことに決めたみなとみらいは、実は中学時代の修学旅行で来たことのある場所。
修学旅行の正確な日付は覚えていませんが、ざっと15年ぶりということになります。

桜木町駅から歩いて5分ほど、屋根のある動く歩道を通って辿り着いたのは、
関東圏で最大の超高層ビル『横浜ランドマークタワー』。地上70階立て、高さは実に296m。

さっそくその69階の展望台、スカイガーデンに昇ることにしました。
自分一人スタッフの丁寧なお出迎えを受けて、まったく並ばずにエレベーターへ。
全然人気ないのかなと思いきやエレベーター前には相当の人数が待機していました。
実はこのエレベーター、昇降速度が世界最速なんですよね。
その速度は実に分速750m(時速45km)。
しかも、リフトに10円玉を立てても昇降中まったく倒れないほどの安定感。
……と紹介されているのを、
まさにみなとみらいに来ていた中学修学旅行中にテレビで見た記憶があります。

エレベーターに乗ると、上部には速度を示すスピードメーターが。
動き出すとそれはぐんぐんと上がっていき、ほんの2秒ほどだけ750m/mを指したかと思うと、
徐々に減速していき、69階スカイガーデンに到着。その間わずか40秒。

高さ273mの展望台から見たふもとはさすがに圧巻の一言に尽きます。
横浜は高層ビルが少なくてスッキリしていますね。

パノラマ撮影をしていたらなかなか良い富士山も撮れました。

また、小さいものの東京スカイツリーや東京タワーも見えます。
ここからの直線距離はおよそ38km。

スカイガーデンにはいくつかのイベントも開催されていて、
その中でも「Lover’s Project~新たな一年へ~」というタイムリーなイベントが開催されていたので、
さりげなく自分もこれに参加してみることにしました。

これは、スカイガーデン北東にピンクのハート型オブジェクトが置かれているので、
これにみんながそれぞれ愛のある願い事を書いたカードを結びつけるというもの。
ちなみに、何を書いたのかは秘密です。
オブジェクトは2019年夏に富士山頂に奉納されるそうです。

そろそろ満足したのでスカイガーデンから降りて、
横浜ランドマークタワー5階・ランドマークプラザへ。もちろん下りのエレベーターも世界最速。

横浜ランドマークタワーは1993年開業とのことで建設時がバブル期であったことの影響もあるのか、
建物の作りはめちゃくちゃ豪華絢爛です。

大理石の柱がずらっと並び、1階から5階、さらにその上へと伸びている様は壮観。
全体的にものすごくロイヤルな雰囲気が漂っています。
ある意味では、平成初期の象徴的な建物と言えるかもしれませんね。

さて、次の目的地へ向かうために施設内を歩いて「みなとみらい駅」へ。
この駅はクイーンズスクエア横浜という、これまたロイヤルな雰囲気のビルの中にあるのですが、
なんと地下にあるプラットフォームは地上4階の吹き抜けから丸見えになっています。
商業施設の中に駅がある感じですね。これはすごい。

みなとみらい線に乗って、みなとみらい駅からすぐの新高島駅へ。
こちらは打って変わって人気の少ない寂しい駅でした。
この駅を出て横浜の街を少し歩いて横浜三井ビルディングへ行き、
「原鉄道模型博物館」というミュージアムに行ってみることにしました。

ここは鉄道模型収集家の原信太郎が生涯をかけてコレクションした鉄道模型が並ぶ場所。
たかが個人のコレクションと侮るなかれ、その数は世界一とも言われる2,500両。
さらに世界最大級のジオラマが広がり、そこで電車模型が走っている様が実際に見られるという。
電車旅行をする身としては東京の縮図が見れるのではないかとなかなか期待していたのですが、
正直言うとこれはちょっとイマイチでした。結論から言えば、子ども向けの施設です。
なので来客もほとんどが子連れ。小さな子どもの泣き叫ぶ声が常時館内中に響いており、
なかなか目の前の模型を楽しむどころではありませんでした。
またコレクションもあくまで大正~昭和時代の電車模型がメインであり、
その時代の鉄道に興味のある人じゃないとなかなか理解は難しいかなという感じ。

横浜三井ビルディングを出て新高島駅に戻り、次は横浜市の中心地、横浜駅へ。
この次はいよいよライブになりますが、それまでもう少し時間があったため、
駅構内で軽食をとることにしました。
まあ無難に良く知っているカフェでいいかとそれっぽい店を探してみるのですが、どれもこれも満席。
どうしようかと迷っていると、馴染みのない第三のカフェを発見。
というわけで「OSLO COFFEE 横浜ジョイナス店」に入り、
ロイヤルカフェオレとパンケーキをいただくことにしました。

たぶん、今回の旅行で食べた軽食の中ではこれが一番の当たりだったと思います。
ホイップを乗せて食べるパンケーキは、シロップが染み込んで激甘&ふわふわ!
砂糖をどっさり入れたロイヤルカフェオレはスッキリ飲みやすいのに濃厚で充実感あり。
行列待機15分&焼き上げ20分待った甲斐はありましたね。

ちなみに、パンケーキを待っている間にスマホは早くもバッテリーがピンチ間際になってしまい、
ここで省電力モードに切り替え。
今回の旅行に際しては予備バッテリーをたくさん持ち込んできたのですが、
荷物を全部預けた中にバッテリーも含まれているため、ここでの充電は不可能。
消費電力を甘く見積もってしまっていたのは今回の反省のひとつです。

カフェから出たらなかなか際どい時間になっていたので、
ちょっと早歩きで京浜東北線に乗り、大井町駅へ。
ここで延々エスカレーターを下ってりんかい線に乗り換え、新木場駅へ。
さらに乗り換えて京葉線に乗り、海浜幕張駅へ。
駅から降りて10分ほど歩くと、今回のメインイベントの会場である幕張メッセが見えてきました。

『COUNTDOWN JAPAN』の参加は今回が一年ぶり2回目ということになるのですが、
今回はその中でも2009年から聴き続けているアーティスト、CAPSULEにターゲットを絞り、
このアーティストのだけために29日から31日の三日通しチケットを入手。
どの曲を演ってくれるのかと期待しつつも
今日の移動中のBGMにはすべてCAPSULEを聴いていました。

COUNTDOWN JAPANのライブステージは5つに分かれており、
CAPSULEはそのうち「ASTRO ARENA」という比較的小さなDJブースでやることになっています。
というわけで会場に着くやいなやそちらを目指すことに。
前回参加したときは最大の会場である「EARTH STAGE」しか行かず、
そちらは立ち見しかできない構造になっていたので同じようなものかなと思いきや、
こちらは楕円状にスタンド席が並んでいて、座って見ることができる構造。
というわけで遠慮なく座って聴くことにしました。

ついに始まったライブのリードトラックは『MORE! MORE! MORE!』(2008)。
そこから『Starry Sky』(2007)へと繋がり、
さらに中田ヤスタカ名義の『White Cube』(2018)へ。
いやー、感動ですね。普段当たり前のように聴いている曲が、
目の前で本物のアーティストが爆音で、しかも継ぎ目なく演奏してくれている。
中田ヤスタカさんもこしじまとしこさんも初めて生で見ました。

30分のライブは『FLASH BACK』で締められ、あっという間に終了。
曲のリストとしては半分くらいが2008年前後の作品、残りが2015~2018年の作品といった感じで、
個人的にcapsule全盛期だと思っている
2008年の作品が多くフィーチャーされていたのは嬉しかったですね。
『Sugarless GiRL』が演奏されていたら失神ものでしたが、あれはちょっとDJ向けじゃないか。
是非2019年はCAPSULE名義で新譜出してくださいお願いします本当に。
エントランスへ向かう途中で、
後ろで「CAPSULE良かったねー」と言っている人がいて、心の中で心の底から同意していました。

他のアーティストにも興味はないことはなかったのですが
(去年の年越し担当、[Alexandros]も同日だったのでちょっと見たかった)、
ここでもしCDJのチケットが取れなかったときのために取っていた別のイベントに、
若干遅刻ながら現地に向かってみることにしました。
京葉線に乗り海浜幕張駅から新木場駅へ、また乗り換えてりんかい線に乗り、
新木場駅から東京テレポート駅へ。10分ほど歩いて複合商業施設「Diver City Tokyo」へ。

ここで開催されるイベントは、バーチャルYouTuber「キズナアイ」の、
バーチャルYouTuberとしては初となるソロライブ、『Hallo, World』。
一昨日の記事にも書きましたが、自分の2018年の音楽は「ゆのもきゅ」三昧でした。
そのYunomiさんが登場するというのだから見過ごすことはできません。
バーチャルYouTuberそのもののファンではないけれど、Yunomiライブは体験したい。

ところが、こればっかりはさすがにスケジュールが厳しすぎました。
CAPSULEの公演が19時まで。ここからひたすら歩いて海浜幕張駅に辿り着くも、
19時22分発の東京駅がよりによって乗客の緊急救護処置のため10分の遅れが発生しているとのこと。
これによって新木場駅でのりんかい線への乗り継ぎもうまく行かず、到着したのは20時30分。
Hello, Worldの開演は18時から21時(予定)。
Diver City Tokyoに辿り着いたのが20時40分。
そこからさらに歩いて歩いてやっとライブ会場のエントランスに辿り着くのですが、
受付は止まっており完全に終わった雰囲気だったので、さすがにこれは諦めました。

まあこれが今回の旅行最大の失敗と言っても過言ではないでしょう。
なにしろチケット代だけで10,019円吹っ飛んでいるわけですからね。
予約時点でタイムテーブルが不明瞭だった事情もあるとはいえ……何故チケットを取った。

悔しいのでそのままDiver City Tokyoのフードフロアに行き、
デカデカと「究極の親子丼」というポスターが掲げられているお店、
「鶏味座(とりみくら)」に入ってその究極の親子丼とやらをいただくことにしました。

ここの親子丼に使われているのは、東京のブランド地鶏「東京しゃも」。
1979年から研究を重ねて飼育が続けられているこれは、
他の地鶏のような大量生産を避け、あくまでもクオリティだけを精求し続けた地鶏。
東京しゃもを扱っている店舗は、東京都の中でもたった26店舗しかありません。

お腹も減っていたのでほぼ一瞬で食べてしまいましたが……。
とにかく黄身が濃いというのが第一印象でした。
ただの鶏肉と卵なのに、まるで食べたことのない食材を口にしているような不思議な感覚。

Diver City Tokyoを出て三度りんかい線へ。東京テレポート駅から大井町駅へ行き、
ここで京浜東北線に乗り換えて川崎駅へ。ホテルに到着したのは22時40分頃でした。
ちなみに本当は21時チャックイン予定だったので、
すでにチェックイン手続きを済ませているとはいえ一応時間前に遅刻する旨を連絡しておきました。
これをしておかないとキャンセル扱いになるホテルもあるそうで……怖いですね。

とある階の自室に荷物を下ろして、ふと窓を見てみると、
京浜東北線の電車が今まさに出発するプラットフォームがほとんど目の前にありました。
今までいろいろな駅に近いホテルに泊まりましたが、ここまで駅に近いのは今回が初めてですね。
かすかに聞こえてくる電車の走行音が心地よかったです。

2018/12/30

2日目は09時起床。
ホテルでは基本的に10時になると滞在者はいないものとして清掃が始まってしまうので、
それまでに起きられるかどうかが個人的な不安要素のひとつだったのですが、
自分でも意外なくらいすんなり起きられました。
というのも、朝になったらものすごい日差しが自分の顔に降りかかってきたからです。
あれで起きない人なんているんだろうか。さすがは世界一巨大な目覚まし時計。

とはいえ朝食にはちょっと遅い時間だったので、
朝食兼昼食は川崎駅の駅ナカ施設、アトレ川崎の改札内にある『ふたば製麺』で
牛丼とうどんのセットメニューをがっつりいただきました。

初日のラーメンと違ってこちらはかなりコシが強く固めの麺。
牛丼は可もなく不可もなくといった感じでした。
アトレ川崎は改札外も改札内も同じようにいろいろな店舗が並んでいて、
3Fの通路に場違いのような改札があるという不思議な施設です。

もう改札はくぐっているので、このまま京浜東北線に乗ってまたまた大井町駅へ。
ところで今回拠点に川崎駅を選んだのは、台場方面へのアクセスが良いからと書きましたが、
それについて計算外だったことがひとつあります。
それは、この大井町駅のりんかい線プラットフォームがものすごく深い地下にあること。
おおよそ地下5階相当でしょうか。とにかく延々とエスカレーターに乗ります。
これは階段を人力で上がりたくはないですね……。
東京駅の京葉線ほどではないですが、移動時間は確実にかかるためなかなか厄介です。

エスカレーターを延々下ってりんかい線に乗り、大井町駅から国際展示場駅へ。
今回の旅行は29日にCAPSULEのライブがあり、31日はカウントダウン。
ここまでは目的も明確だったのですが、穴が空いてしまったのが30日でした。
いろいろ考えたのですが、これも一生に一度くらいはと思い至ったのが、コミックマーケット。
そう、コミケです。C95の2日目をのぞいてみることにしました。

知らない人向けに解説しておくと、コミックマーケットとは、いわゆる同人誌即売会。
商業向けではなく、個人がしている創作活動の成果品を頒布しているところです。
コミケのコンセプトとして「販売」ではなく「頒布」と言っているのは、
あくまでもここはモノを売り買いする場所ではなく、創作活動の普及のための場所だから。
とはいえオリジナルで勝負している人は少なく、
大半が著作物としてはグレーゾーンに当たる「二次創作物」の漫画を描いて頒布しています。

2000年代前半まではコミケといえばオタクの独壇場みたいなイメージがありましたが、
最近はもはや世界的規模に膨らんでおり、特に今回は冬コミ最高の57万人の動員があったそうです。
57万人というと、鳥取県の全県民人口に匹敵します。おっそろしいですね。
実際に国際展示場駅から出ると、そこはもう人の波。横断歩道に数百人規模の待機列ができるほど。
ちなみに意外なことに性別比率としては女子の方が明らかに多かったです。
コミケといえば男性オタクのイメージでしたが、最近はそうではないということなんでしょう。

さて、自分の目的はというと漫画ではありません。もとより二次創作は興味ないし。
大学院時代に友人と「コミケ行ってみる?」という話になったとき、
好きなキャラが特にいるわけではないと言うと、「推しキャラがいないと楽しめないかもね……」
とがっかりされた記憶がありますが、確かに漫画だけなら自分が行く意味はなかったと思います。
しかし今やコミケは同人誌だけではありません。たとえば音楽だってあります。
そう、音楽なら、アマチュア謹製の音楽も聴いてみたい。
すでにHARDCORE TANO*Cのコンピを集めるようになって久しい昨今、
その方面のジャンルを押し広げる絶好のチャンスなのではないかと思ったわけです。

コミケは頒布するサークルごとにブースが分かれているのですが、
そのサークルだけで数百という数が存在しているため、細かなマップが存在しません。
コミケカタログなるものもあらかじめ買ってみたのですが、
各サークルがなんの紹介にもなっていない1枚絵をひたすら並べているだけで1400ページもあり、
ただでさえ役に立たないのに分厚く重いので持ち運ぶこともかなわないという不要の長物。

なので、頼りになるのは自分の勘と、同じようなジャンルは固まっているという法則のみ。
東6ホールの入口から入って順番にざっと眺めていくと、
実にさまざまなものが頒布されていましたが、中央辺りにさしかかったところで
明らかにCDケースを並べているブースが多くなってきた。

とはいえ何かお目当てのサークルがあるわけでもないので、適当にジャケ買いすることに。
なんとなく自分のアンテナにピンと来たサークルさんに声を掛けて目の前に置いてあるCDを購入。
それを繰り返しているうちに、いつの間にか7枚も買ってしまっていました。
とはいえ商業CDならこれで14,000~21,000円飛ぶところを、同人音楽ならたったの7,000円。
これで当たりと出会えたら万々歳でしょう。
声を掛けてくれて視聴までさせてくれたサークルさんもいました。ありがとうございます。

そんなわけで、初参加にしてはいろいろ買ったコミケですが、問題もひとつ。
それは、休憩ができないこと。なにしろこれほどとてつもない人の数が来ているので、
休憩スペースなどがあればいの一番に埋まってしまいます。とにかく、立ち続けるしかない。
ブースがあるホールでは立ちながら荷物を整理することさえままなりません。

2日目はスケジュールに余裕があるのでここで本当は他のブースも見て回る予定でしたが、
このまま夕方まで立ち続けていると身体がぶっ壊れることを悟り、
13時すぎ、少し早めに切り上げることに。いちおう3時間くらいはいたことになりますかね。

帰りはりんかい線ではなく、東京ビッグサイト最寄りの国際展示場正門駅へ行き、
ゆりかもめに乗ることにしました。
新橋方面はめちゃくちゃ混むことが容易に推測できたので、
ここは敢えて上りの電車はスルーして下りの豊洲方面へ。おかげで座れましたが、
こちらもなかなかの乗客数でした。これ全部コミケ帰りか……。

終点の豊洲駅まで乗り、そこから東京メトロ有楽町線に乗り換えて有楽町駅へ。
有楽町駅は日比谷駅と隣接しているため、乗換案内ではこれらの同一の駅として表示されます。
次の乗り換えは日比谷駅とのことなので、ひたすら歩くのですが、
もうとにかく通路を曲がったり、階段を上ったり下ったりでなかなか行き着かない。
新宿駅はまごうことなきダンジョンですが、有楽町・日比谷駅もなかなかだと思いました。
乗換案内アプリでは所要時間4分とのことですが、自分が選んだルートが悪かったのか
とても4分では辿り着きませんでした。一旦地上に出るのが良かったんでしょうかね?

無事に日比谷駅に辿り着き、そこから東京メトロ日比谷線に乗って神谷町(かみやちょう)駅へ。
この辺はちょうど東京タワーのふもとに位置します。
今までも東京タワーは東京旅行で何度も見かけてきましたが、
そういえばふもとは見たことなかったな、ということで今回行ってみることにしたのでした。

ふもとに辿り着くと、スタッフがおそらく遠方からわざわざ運んできたのであろう雪の山を
一所懸命に崩しており、その足下で子どもたちがはしゃいでいました。
雪をわざわざ持ってきて遊ぶのは雪国育ちの自分としてはまるで理解できない感性ですが、
それが逆にここが都会なんだと思わずにはいられませんでした。
どうやら少し前にかまくらを作るイベントがあったようです。

雪遊び会場からから少し離れたふもとの広場には、60周年を記念した庭園が広がっていました。
少し前にもニュースになっていましたが、東京タワーは12月23日で60周年を迎えたそうで、
正面入口にも堂々と「60th」と描かれた花文字がありました。

さて東京タワーに来たらやっぱり一番上まで登るしかないでしょ。
ということで、チケットの販売列に。
するとトップデッキ(特別展望台・250m)に登るにはツアーの申し込みが必要ですと言われ、
その額がなんと2,800円。高い。しかも事前予約制。まあでもそれしかないならしょうがない。
15時15分のツアーに申し込むことになったので、庭園を見て回って時間を潰していました。

時間になったので指定の場所に行くと、チケットの確認後イヤホン付きのスマホを手渡されました。
これが多言語対応のガイドになっているらしく、
所定の場所に行くとその場所の解説がイヤホンから聞こえてくるという仕組み。凄い。
まずは一般客と同じようにメインデッキ(150m)へのエレベーターに乗り、
大混雑のメインデッキへ。さらにそこからトップデッキ行きのエレベーター待機列に並びます。

さすがに2,800円も出したツアーともあって、その内容は豪華。
スタッフが創設者のCGと対話をするように東京タワーの歴史を語る
「シークレットライブラリー」、さらには記念撮影と少量ですがドリンクのサービスまで。
至れり尽くせり(?)のサービスを受けて、辿り着いたのは地上250mの展望台。

手元のスマホには八方角ごとにどこに何があるのかを示したマップガイドが表示され、
これを見ながら景色を楽しめる仕組み。
これによれば前日に行った横浜ランドマークタワーも見えるとのことで探してみました。
どうやらこの写真の遠く遙かに見えるでっぱりが横浜ランドマークタワーみたいです。

東京スカイツリーはさすがに容易に見えました。
写真右下にあるものすごい超高層ビル群は、
Google Map 3Dストリートビューによれば汐留駅の辺りらしいです。


さてそろそろ帰るか、と思って帰りのエレベーターに行こうとすると、アクシデントが発生。
スタッフに訊くと、整備点検中とかでエレベーターが動いていないらしい。なんてこった。
ここからは何周も景観を眺めつつひたすら待っていました。
まさか東京に来て、地上250mで路頭に迷うことがあるなんて思ってもみませんでしたね……。

さんざん彷徨っていたおかげで日没間際の富士山も撮れました。
雲で山頂が隠れてしまっていますが、稜線の右側が富士山です。

日没直前の16時半頃、ようやくエレベーターが動いているのを発見したのですかさず乗り込み、
トップデッキツアーは終わりました。長かった……。

コミケもそうでしたが、東京タワーの特別展望台も座れる場所が一切用意されていなかったため、
復旧まで延々立ち続けていたおかげで地上に戻る頃にはヘロヘロになっていました。
5階フットタウンでしばらく休んだのち、これはホテルに戻った方が良さそうだなと判断。
疲れた足に鞭を打ちながら神谷町駅を目指すことにしました。
余談ですがこの途中でマリオカート軍団に出会いました。あれ、訴えられたんじゃなかったっけ。

東京メトロ日比谷線に乗ってまずは銀座駅へ。
さらにそこから東京メトロ銀座線に乗り換えてすぐ近くの新橋駅へ。
ようやくJR線に戻ってこれたので、さらに乗り換えて東海道本線に乗って川崎駅へ。
ホテルに戻る前に軽食でもと思ったのですが、その体力すら無かったので早々にホテルへ。
あろうことか18時台に力尽き、この日はそのままホテルから出ませんでした。
とはいえさすがにすぐに寝ることはできず、
明日のブログ記事の下書き執筆などで時間を潰していました。

2018/12/31

09時半起床。
前日早寝してしまった影響で生活リズムが崩れてしまうのが怖いところでしたが、
実際にはそんなこともなく09時半までぐっすりでした。よっっぽど疲れていたんでしょうね。

さて、この旅は明日まで続きますが、
ここからは徹夜予定でホテル要らずのためここでチェックアウト手続きをしました。
荷物を担いで川崎駅へ。

昨晩は実質夕食抜きだったこともあってさすがにお腹が減っていたので、
ここで今度こそ軽食をとることに。
またアトレ川崎内に入り、今度は改札外2階にあるスターバックスコーヒーへ。
すでに1品食べてから撮影してしまいましたが、カフェラテとアメリカンスコーンと、
それからフードメニューの「石窯フィローネ テリヤキチキン」を注文して、
比較的空いている奥の席をゲット。


周りもがっつりノマドワークをしている中でおもむろにキーボードを取り出して、
スマホを横に立てて年末最後のブログ記事をここで執筆していました。
本当は夕方になってから次の目的地にあるカフェで執筆するつもりだったのですが、
この後荷物を預けたらキーボードを使えないじゃん、という計画の欠陥に気付いてしまい、
そのおかげでこの日は最初から計画が崩れてしまいました。悲しきかな計画の脆さよ……。

昨夜から執筆していたのもあって中編規模ながら1時間半程度で完成、すぐに投稿。
スタバを後にして改めて改札をくぐり、東海道本線に乗って初日以来の東京駅へ。
ここから先荷物を担いで移動するのはキツいので
ここで全部持ち物を預けるべくロッカーを探すのですが……空きが見事にない。
まぁそうですよね。川崎駅ですら全部埋まっていたのに、東京駅で容易に見つかるはずもない。
困っていると、ロッカーの脇にロッカーマップなるものを発見。
これはタッチパネル式の液晶モニタになっていて、
ロッカーの状況をリアルタイムに示すというもの。正直、これがなかったら詰んでいました。

見てみると丸の内北口改札付近に空きがある……!?
と思って行ってみると、なんと埋まっているではないか。自分が移動する間に埋まったようです。
仕方がないので再びマップに向かって歩き、今度こそと探していると、
地下では比較的どのロッカーも(ギリギリ)空いているらしいことが判明。
とりあえず地下に行って手当たり次第にロッカーを探そう。
そう思って中央コンコースに出てから地下に行き、グランスタへ。
すると、グランスタの中央十字路脇にロッカーを発見。ギリギリ1カ所空いているではないか。
迷わずにこのロッカーに荷物を突っ込んで、さっそくを次を目指すことに。

山手線に乗ってお隣の神田駅で降りた後、東京メトロ銀座線に乗り換えて浅草駅へ。
浅草も東京観光のド定番でありながら今まで行ったことがなかったので、
今回行ってみることにした……のですが、なんですかこの人混み。
おそらく日中の東京駅の人口密度は超えていたのではないかと思います。

人混みをさらに進んでいくと浅草寺に到着。
ここで、2018年の元日に買った「心身健全」のお守りを返納することにしました。
結局のところ御利益があったのかどうかは……わかりません。

屋台でも見て回りたいところでしたが、次の目的地でさっさとごはんを食べたいので、
すぐに折り返してさまざまなお店を横目に見ながら浅草駅へ。
ここでの浅草駅とは、東京メトロのそれではなく、東武鉄道の浅草駅です。
これらは地下で直結せず、地上もそこそこ距離があるので同じ名前の駅ながら迷いやすいです。

東武スカイツリーラインに乗り、とうきょうスカイツリー駅へ。
3か所目の塔は、もちろん東京スカイツリーです。二年ぶり2回目。
2016年東京旅行では当日券を買った結果、2時間以上の長蛇列に並ぶ羽目になってしまったので
今回は公式サイトで予約をしてから向かうことに。

その時間まではもう少し余裕があったので、ここで昼食をとることに。
東京スカイツリーのふもとにある商業施設は東京ソラマチといいますが、
ここでの食事は二回目、前回は海鮮丼でした。
今回は6階にある『ひつまぶし名古屋 備長』で特製のひつまぶしをいただくことにしました。
一食3,780円は今回の旅行で最高額です。

1杯目はそのまま、2杯目はわさびやネギを乗せて、3杯目は「うな茶漬け」で。
3度楽しめるという名古屋名物ひつまぶし。
うな茶漬けが特においしかったですねー。もはやうなぎがなくてもごはんだけでおいしい。
食事が終わったところで店員さんが笑顔でお茶を持ってきてくれるのもポイント高いですね。

昼食が終わったら4階にある予約専用エントランスへ。
ここでクレジットカードが必要ですと言われ、
クレカもロッカーに詰め込んできてしまった自分は一瞬詰んだかに思えたのですが、
代わりに身分証明書でも良いと言われ事なきを得ました。無事に入場してエレベーター待機列へ。

スカイツリーも、もう開業から六年も経っているんだし大晦日だし当日券でも良かったかもな、
などと思っていたのですが、それはまったくの見当違いでした。
当日券列は二年前と同じようなものすごい列ができているではないか……。
それらをすべてすっ飛ばしてエレベーター待機列に進めるのはちょっと優越感ありますね。
Web予約は直前でも簡単にできるのでオススメです。
クレカ必要な点だけ注意。まぁ、普通は持ち歩いているものだと思いますが……。

「夏」のエレベーターに乗り、展望台へ。
ちなみに東京スカイツリーのエレベーターは分速600mだそうです。
横浜ランドマークタワーには少し及ばないものの、十分疾走感はありますね。
エレベーターに乗る前、突然泣きだした子どもを
20代くらいの女性スタッフがあやして見事に泣き止ませているのがとても印象的でした。

地上350mの展望デッキに到着すると、やはり相当の人だかり。
前回は謎の窓拭き集団が何やらパフォーマンスを行っていてさらに混雑していましたが、
今回はそれほどではないとはいえ、やはり景色を楽しむどころではない人の数。
ということで一周ぐるりと回ったあと、天望回廊を目指すことにしました。

ということでこちらが天望回廊からみた景色。
ちょっと画質がイマイチですが、右側に見えるのが東京タワー、
左側の稜線でぴょこっと飛び出ているのが横浜ランドマークタワーです。

ちょうど日没の時間帯ということもあって、昨日に引き続き日没間際の富士山も撮れました。
やっぱり夜景は夜景ならではの良さがありますね。

2018年最後の日没を見届けた後、「春」のエレベーターに乗って地上へ。
ここでひとつの失態をおかしていることに気付きました。
……お金が、ない。
実はさっき食べたひつまぶしで紙幣を全部使い果たしてしまったのでした。
しかも、カードすら持ち歩いていないためにATMで引き出すことも不可能。
荷物最小限というコンセプトがことごとく裏目に出ている間の悪さにがっかりしながらも、
ここで一度東京駅に戻ることにしました。

また浅草経由で行くのも何なので、押上(おしあげ)駅まで歩いて東京メトロ半蔵門線に乗り、
一旦大手町駅で乗り換えて東京メトロ丸ノ内線で東京駅へ。
ただ、JR線を使わないこのルートでは改札内ロッカーにはたどり着けないので、
ロッカーを使うだけために丸の内地下中央改札のきっぷ売り場で入場券(140円)を購入しました。

無事にお金も(ロッカーから)引き出したので、
また東京メトロ丸ノ内線に乗って今度は池袋駅へ行き、
ちょっとしたリラクゼーションを兼ねてプラネタリウムを見に行くことにしました。
本来ならば東京ソラマチで見る予定だったのですが、東京駅に戻らざるを得なくなってしまったし、
一度戻ったのにまた同じ場所に行くのもなぁ、
ということで同じ系列でやっているサンシャインシティへ。

上映時間が差し迫っているのでかなり急ぎましたが、とにかく池袋はGoogleマップがないと迷う。
池袋駅が非常に多くの出入り口があってややこしいんですよね。
公式サイトに丁寧な道案内が乗っていましたが、まず35番出口ってどこだよ、という。

なんとか上映開始とほぼ同時に到着。
タイトルは『南極ヒーリング~この地球(ほし)の果てで~』。

多部未華子さんのやさしいナレーションがとても良かったですね。
これを聴きながらリクライニングシートに寝れるだけでも価値はあったと思います。

プラネタリウムの入っているワールドインポートマートビルを出て、
直結しているサンシャイン60へ。
なにやらとてつもない行列が出来ていて驚きましたが、
展望台でカウントダウンイベントがあるそうで、その行列だそうです。
その行列の近くでそば屋があったので、ここで年越し蕎麦でも食べようかとも思ったのですが、
やはりというか満席だったため断念して東京駅にとんぼ返りすることにしました。

東京メトロ丸ノ内線で再び東京駅へ。
改札はくぐらずに八重洲側に行き、空いているお店を探して夕食にしようと思ったのですが……
黒堀横丁のお店はすべてシャッターが降りていました。
この時点で大晦日の21時。そうだった、もうこんな時間だったんだ……。

それでも東京駅一番街は相変わらず開店していたので、
『富山 白えび亭』というお店で白えび……ではなく酢締めサーモン親子丼を食べました。

酢締めといっても酸っぱいわけではありません。
白えびせんべいがおまけで付いてくるのが地味にうれしいですね。

さらに立ち食いそば屋『越後そば』で大えびそばを食べました。

食べ終わったあとに店員さんに「良いお年をー!」と声を掛けられて、
ああいよいよ終わるんだと改めて実感しました。
そういえばきちんと年越し蕎麦食べたの久々かもしれない。

あとこれは余談ですが、このときに東京駅一番街で流れていたBGMが
[Alexandros]の『明日、また』のアレンジでした。まさか去年の大晦日に初めて聴いた楽曲を、
ちょうど一年後の大晦日にこんな形で聴くことになるとは……。

さて、今度こそ在来線の改札をくぐり、
またあの長い連絡通路を歩いて京葉線に乗って海浜幕張駅へ。
『COUNTDOWN 18/19』4日目の会場である幕張メッセへ再び足を運びました。

今年の年越しアーティストはサンボマスター。
13年前の『世界はそれを愛と呼ぶんだぜ』で有名になったアーティストですね。

「ここにいる5万人、ひとりも置いていかねえからな!」
「圧倒的年越し! 最高のカウントダウンにしようぜえええええええ!」

熱い。熱すぎる。もはや歌詞を歌うよりも叫んでいる方が多いボーカル。
去年の[Alexandros]とは180度方向性が違うので別のイベントかと思っちゃうくらいですね。
ただそんな中でも災害の多かった2018年を想うために、
みんなのスマホで光を照らすという一幕もあり、これがなかなかの壮観でした。

そして、ついにカウントダウンが始まりました。
残り10秒から叫ぶようにカウントを始める5万人の人たちと、2018年の最後を刻んでいきました。

2019/01/01


ライブが終わり、5万人の人たちが一斉に出入り口に向かうので会場はぎゅうぎゅう詰めに。
もはや逆らうことが許されない人の波に抵抗せずに歩いて行くと、
何故か別のライブ会場へと辿り着いてしまいました。しかも、会場内すらぎゅうぎゅう詰め。
仕方がないのでこのブースでSHANKというアーティストのライブを30分見て、
そこから改めて脱出。1~3ホールに改めて入って、そこから連絡通路を目指すことにしました。
なんだか去年も似たようなことになった気がする……。
ライブが終わったらすぐには行動しない方がいいのでしょうか。

会場を出て、またまた京葉線に乗って東京駅へ。
去年(2018年)はライブ帰りの八丁堀駅で体力の限界を感じてダウンしてしまっていましたが、
今年は比較的電車内で座れていることもあってか、まだまだ体力的には余裕を感じられました。
東京駅に着いたら山手線に乗り換えて、原宿駅へ。

恒例の明治神宮での初詣です。今年は何故か臨時ホームへの到着ではなかったため、
原宿駅をぐるりと回って目的地を目指すことになったのですが、
予想外に人は多くなく、体感で去年の3分の2くらいの待ち時間で済みました。
初詣の参拝でお祈りすることといえば、
例年だとアドリブではなかなかうまいことを思い浮かぶことができなかったりして
なんだかんだでうやむやにしてきたところがありますが、
今年は思いつく限りかなり具体的に、真面目に個人的な2019年の無事と繁栄をお祈りしてきました。
ちなみに賽銭には、5円玉がなかったので500円玉を投げました。

帰り道にある屋台スペースも、去年はまったく人の入る余地がなかったのが
今年はまあなんとか入れるかなという程度には空いていたので、ここでおしるこを食べました。

このとき、時刻は4時過ぎ。
次は初日の出を見るべく、まず警察がごった返している原宿駅から隣の代々木駅へ。
さらにそこから中央線に乗って東京駅へと一旦戻り、
またまたまたまた京葉線に乗って、今度は葛西臨海公園駅へ。
初日の出、最初は東京駅でも見れるだろうと思っていたのですが、方角的に難しいらしいんですよね。
そこで、せっかくならと最もよく見える場所を選んだというわけです。

京葉線は何故か上りがめちゃくちゃ混んでいました。
ディズニーランドのカウントダウンイベントの影響でしょうか。
そして予想通り葛西臨海公園駅で降りる人もそれなりに多かったので、
この人たちについていってベストスポットを見定めることにした……のですが、
そんなことよりめちゃくちゃ寒い!
そこそこ厚着で、ここまでで寒さに困ることはほぼ無かったのにここだけはダントツの寒さ。
15分ぐらい歩いてようやく海岸線に辿り着き、席を確保してからは少し楽になりましたが、
この時点で日の出までは40分以上あり、寒さとの戦いでした。

みんなが粛々と日の出を待っている中で、「サッカーしようぜw」とふざけ合う男子がいたりして、
学校のクラスメイトのような、妙な親近感を感じていました。
当たり前と言えば当たり前なんですが、ライブも明治神宮もこの初日の出も、
周りにいる人たちは年の近そうな若者ばっかりなんですよね。
似たような世代が、ことごとく同じ目的地に向かって行動しているものだから、
もちろん常に同じ人同士ではないとはいえ妙に一体感を感じてしまいますね。

06時11分時点の舞浜(ディズニーランド)は雲がかかっており、
初日の出は絶望的かのように思われていましたが……。

06時56分、いつの間にか雲がどいてくれて、迎える準備は万端に。

そして07時04分、太陽はぐーんと上に伸び、雲から顔を出しました。
どこからともなく拍手が聞こえてきました。
日の出の太陽って、こんなにも分かりやすいスピードで昇ってくるんですね。

さて、もう少しのんびりしていたいけれどそういうわけにもいきません。
なにしろ帰りの新幹線が07時48分。
葛西臨海公園駅から出る東京行きの次の電車に乗ったとしても到着は07時35分。
到着してからの猶予時間は13分しかないということになります。
そもそも、かなりの距離歩いてきたのにこの海岸から駅まで15分でたどり着けるのか。

とにかく急ぎました。
日が昇ってから、いつの間にかとんでもない人出だったことに気付くのですが、
その人混みを掻き分けるように早歩きして駅へ。
改札をくぐってからは走り出し、なんとかギリギリ21分発の武蔵野線に乗ることができました。
日の出があと1分遅かったら、自分はきっと新幹線にも乗れなかったでしょうね……。

東京駅に到着後、長い連絡通路をほとんど走るように京葉ストリートへ。
地下への階段を探して一目散にロッカーへ急ぎ、すばやく取り出してすぐに新幹線のりかえ口へ。
とっくに停まっていた新幹線の指定席に座ることができたのは、出発の1分30秒前でした。
車内ではもちろん爆睡していました。大宮駅を通過してからの記憶がありません。

新潟駅に到着後、ヘロヘロになりながらバスターミナルへ行き、
そして無事に帰宅後、11時半からはまた大爆睡していました。
そんなこんなで、体力の限界まで使い果たした年末年始旅行は無事に終わったのでした。

*  *  *

今回の旅行でとくに良かったのは、1日目の横浜ランドマークタワーですね。
入口でのとても丁寧なおもてなし。シンプルな魅力。展望台でのさりげない参加型イベント。
午前中ということもあってか見晴らしが良く、
景色を一番楽しめたのもここだったのではないかと思います。
ランドマークプラザは歩いているだけで満足感の高い豪華絢爛なつくりですしね。

それから飲食店のサービスが良かったのも今回の旅行で特に良い印象として残っています。
今までの旅行では食事はあまり重視せず、
軽食をコンビニで済ますようなことも何度かあったと思いますが、もったいないの一言に尽きます。
食も旅の楽しみなのだと今回の旅行で改めて噛みしめました。
これからは食事に関してはなるべく妥協しないでいきたいですね。

また、ほとんどノープランでどうなるものかと思っていた初日の出ですが、
無事に見られたのは純粋に嬉しかったですね。まさかあんな多くの人がいるとは思いませんでしたが。

いっぽうで反省点も多くある今回の旅行。
まぁ、とりあえず荷物最小限というコンセプトは失敗だったと認めるしかないでしょう。
予備財布に紙幣と小銭だけを入れて、これとスマホだけで大半の移動を済ませる。
実際に財布がなくてもそれが実現できてしまうのが東京という街なのですが、
しかし一部の荷物を引き出すためにロッカーに二度行くようなことがあってはいけないだろうと。
次はウエストポーチのようなものを用意して、最小限の荷物は常に持ち歩けるようにしたいところ。

また帰りの新幹線は「1分遅かったらアウト」というスレスレを走ることになってしまったので、
この反省を踏まえて、今後は最低でも1時間は東京駅で過ごす予備時間を確保するべきかなと。
とにかく計画は詰め込みすぎないで時間的余裕を持たせるのが大事ですね。

それから防寒具はやっぱり必要だったなと。
葛西臨海公園で日の出を待つことを決めたとき、何故そこまで気が回らなかったんだろう……。
とにかく年末年始の東京湾は想像を絶する寒さでした。

金銭的な面では、10,019円をドブに捨ててしまったライブチケット。
抽選に落ちたらもうどうしようもなかったという事情はあったにせよ、
だからといって落ちたときのために別ライブのチケットをあらかじめ取っておく、
というのはさすがに暴挙だったかなと思います。
次はこういうことがないようにとにかく早めに動き出したいところ。

ちなみに今回の総費用は過去最高額の117,238円。ついに6桁に辿り着いてしまいました。
やっぱり予備も含めてライブチケットにほぼ4万円突っ込んでいるのが大きいですね。
食事も妥協しなかったのでかなりの割合を取っているのではないかと思っていたのですが、
実際には3日で1万円弱と、思っていたよりは少ない出費で済んでいました。
あとやはりというか電車に乗りまくっているからか交通費もそれなりの額がかかっているようです。

おそらく今回は過去最高歩数なのではないかと思うくらい歩きまくった四日間でしたが、
あいにく歩数をカウントしてくれるアプリがいつの間にかサービス終了してしまっていたため、
どのくらい歩いたかはわかりませんでした。
次からはスマホとは別に歩数計を持ち歩くのもいいかもしれませんね。
スマホだとGPS常用になってバッテリーを食ってしまうだろうし。

気が付けば去年と同じく東京で過ごすことを選択していた年末年始。
今年は不思議とライブに行く自分に場違い感を感じることもなかったし、
精一杯東京に居ることを楽しもうとする気概があったように思います。
これこそが自分の年末年始なんだというイメージが定着してきたということなのでしょうか。

そんなわけで、2018年の終わりと2019年の始まりは、
体力ギリギリまでを使い果たした東京旅行によって繋がれていったのでした。

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