#5512

定まらない渇望


空想


自分が最近いろいろと考えていることを自分で俯瞰していると、
どうも非常に高い理想によって承認欲求を満たしたくてたまらないみたいなので、
これをなんとか落ち着かせる方法を探しています。
何か大きなことをして他人に認められたい。
その「大きなこと」が到底一朝一夕ではできないことは冷静になれば分かりきったことなのに、
自由な妄想世界ではそういった現実的なことはとりあえず棚の上にあげられてしまう。

ポジティブにいろいろとやりたいことを空想すること自体は間違ってはいませんが、
このままではそれをいざやろうとしたときにできなくて詰んでしまうのが目に見えています。
そうやって行き止まりにぶち当たるのもなかなかのストレスなんだろうなと。
さて、これを回避する良いアイデアはないものか。

ひとつ考え方の方向性としては、ここでいう承認欲求というのは、
果たして本当に「他人に認められること」でしか満たされないのかということです。
去年読んだ本で、承認欲求と同じレベルの欲求に「所属欲求」というものがあることを知りました。
細かい理由については割愛しますが、要するに「他人に認められたい」という欲求は、
「他人を認める」という代替行動によって昇華できる可能性があるということです。

リアル世界では自分の都合の良いように認めてくれるような人がそうそう身近にいない自分にとって、
承認欲求の矛先はどうしてもインターネット世界に向きがちです。
そして有象無象がうごめくネット世界で認められるためには、何か頭一つ秀でなければならない。
具体的には人の目に留まる何らかの創作活動だったり、
他人の役に立つサービスを制作することだったりします。

ネット世界で承認欲求を満たそうとするのは非効率的なのではないかと改めて思います。
無数のネットユーザーの中から「自分だけの役割」を獲得するために
一体どれほどの時間を費やし、努力しなければならないのか。
その点、会社のような実社会はとりあえず役割をこなせば感謝はされるので気が楽ですね。
さらに言えばネット世界ではこれら欲求がフォロワー数などといった形で明確に数値化されるので、
周囲に自分より認められている人がいればやっぱりどうしても劣等感を刺激します。
これにまったく耐えられないようならネットは辞めた方がいいのかもしれませんが、
何にしろ何も役割を持たずコミュニティにも所属していないのは
人目に触れず埋没しているネット上のニートのような状態であり、これはなかなか辛いものです。
この辺は下手にSNSに浸かっているが故の悩みといったところでしょうか。

今週は特設サイトを復興しようとか何とか、
他にもいろいろな承認欲求を満たすためのアイデアを妄想しまくっていましたが、
とりあえず落ち着いて他人の作品や活動をみて楽しむところから始めるのが
自分の今の精神状態には良いのかもしれないなぁと思う今日この頃です。
まぁ、何かを作りたいという気運が高まっているのも確かなんですけどね。
どちらに転ぶかは休日になってみないと自分にも分かりません。
何か高い理想に向かって行動してみて、ダメそうなら所属欲求を満たすというのが無難か。
欲求をうまくコントロールできていないという意味での迷走はまだまだ続いていると思います。

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