#5522

ピクミン3DXに望む十選


ゲームのプレイ日記

E3やNintendo Directのたびに期待の声があがるピクミンシリーズ新作。
』が出た当初、『 Direct』の中で、
松本人志さんの「4はいつ出るんですか?」という質問に対して、
生みの親である宮本茂さんは「5年後ですかね(笑)」と答えていました。
それが2013年初夏の話なので、2019年現在すでに5年が経っていることになります。

その間にあったシリーズの動きは、ショートムービーの公開、
スピンオフ作品『Hey! ピクミン』の発売、
そしてWii Uダウンロード版『Wiiであそぶピクミン』シリーズ2作の配信開始。
新作に関する動きはここまで一切ありません。『ピクミン3』も9年待たされましたが、
実はもう『ピクミン4』も今年で6年待っていることになるわけです。

果たして、『ピクミン4』はいつ登場してくれるのか。いや、そもそも開発は進んでいるのか。
そんな期待と不安が入り乱れる中、2017年03月、満を持してNintendo Switchが発売されました。
そしてソフトの販売動向を見ていて、ふとあることに気が付いたのです。

もしかして、完全新作よりもリメイクが先にくるのではないか、と。

そう思った理由として、この2年ほどの販売タイトルにWii Uでオリジナル作品を販売したものの、
その後Nintendo Switchでリメイク作をリリースし直すというケースがとても多くみられるからです。
具体的には、ファーストパーティに限ると次の5本が当てはまります。

・マリオカート8デラックス(2017/04/28)
・ベヨネッタ2(2018/02/17)
・ドンキーコング トロピカルフリーズ(2018/05/03)
・進め!キノピオ隊長(2018/07/13)
・NewスーパーマリオブラザーズU デラックス(2019/01/11)

たった5本と思われるかもしれませんが、01月11日現在、
ファーストパーティのリリースは24本しかないため割合としては2割以上ということになります。
今までの任天堂のリリース傾向から考えると、かなり飛び抜けています。
察するにこれは、Nintendo Switchのハード販売が大成功したことを受けて、
ハードとしては売れなかったWii Uのコンテンツを再活用したい意図があるのではないでしょうか。
一世代前からの移植ならイチからの開発よりも開発費は抑えられるはずですし、
Wii Uを持たない多くのユーザーにとっては新作も同然だし、お互いに良いこと尽くめです。

そこで、『ピクミン3』がNintendo Switch向けにリメイクされるのではないか、と思ったわけです。
Wii U独特のUIが障壁になると思われるかもしれませんが、
Switchにはタッチスクリーンがあるため、「ここまで移動」機能の実装は不可能ではありません。
また、Wiiリモコンのポインティングはさすがに厳しいと思われるかもしれませんが、
Joy-Conはポインターをも内蔵していることは『進め!キノピオ隊長』で証明されているので、
Wiiリモコン+ヌンチャクの操作方法を再現することも開発次第では可能と思われます。
唯一確実に廃止になるのは、GamePad単独タッチ操作くらいでしょうか。

ということで、技術的には全然あり得る『ピクミン3』リメイク作。
もしリメイクが出るとしたら、夢が膨らむというものです。
ということで今日は600時間以上オリジナル作品を遊んできた自分が、
リメイク作に望むことをざっと10点考えてみました。
ちなみに『ピクミン4』への要望については〈#4616『ピクミン4に望む十選』2016年09月01日
にすでに書いてあるのでそちらを参照。

*  *  *

#01

追加ダウンロードコンテンツ第四弾

まずはこれ。というか以下9点実現しなくてもいいからこれだけはほしい。
『ピクミン3』の追加DLCは、第一弾が既存ミッションステージのリメイク、
第二弾が本編ステージを流用したステージ、ようやく第三弾になって完全新作となったのですが、
DLCのリリースはその第三弾で中途半端に打ち切られてしまった経緯があります。
是非とも完全新作第二弾を作って欲しい、というのが最大の望みです。
そしてできることなら第11ステージ「冬の贈りもの」に続いて他の季節のステージが欲しい!

ステージに持たせる個性の方向性にもいろいろあると思います。
例えば、「迷いの雪原」に登場したような双方向から架ける大きな橋とか。
ミッション未登場の植木鉢のカケラなどのギミックを使ってみるとか。
いっそのこと100を超えたキンカイを登場させてみるとか。
謎の生命体やケダマグモ、あるいはオリジナル版未登場の原生生物を出してみるとか。
チャレンジモード「最後の試練」「神々のおもちゃ箱」のように初期100匹からスタートするとか。
あるいは逆に「遭難地点」のように初期ピクミンを極限まで絞ってみるとか。
「巨大生物をたおせ!」に過去作のボスを登場させてみるとか。

何にしろ追加DLCの有無は、オリジナル版経験者にとって最大の購入理由になると思います。
現実的に考えれば追加ステージは5ステージ×2種が妥当なところだと思いますが、
もし10ステージ×2種なんてことになったら嬉しさで飛び上がってしまうかも。
リメイク作が出るとしたらここだけは期待したいところですね。

#02

想定外ラインの見直し

ミッションモード繋がりで、そのシステムについて。
『ピクミン3』ミッションモードには6つのスコア指標が存在します。
低い順に銅、銀、金、プラチナ、想定外、世界記録。
ランキングはどのスコア帯にどれくらいの人がいるのかという棒グラフ形式になっているのですが、
そのグラフの右端を越えてしまうと「想定外」となります。
そもそもこの棒グラフ形式がいかがなものかという難癖はさておき、
想定外を超える難易度はステージによって様々。
誰でも比較的簡単に超えられるものから、理論値を超えているであろうスコアまであります。
概ね、追加DLC第二弾までは緩めに設定されており、第三弾がキツめになっています。
これをできる限り統一してほしいという気持ちがあります。でないと、目標設定にしにくいので。
右端全部を理論値にしてしまうのも手だし、平均点から流動的に算出する方式でもいいと思います。

#03

世界記録保持者の名前表示

これはもうこのブログで最低5回は書いていると思いますが、
オンラインランキングはせめてそれが誰の記録か分かるようにユーザー名を表示して欲しい。
あわよくば、『ドンキーコング トロピカルフリーズ』のように上位5名を表示して欲しい。
これらの措置もなくスコアだけ表示される現状は、
無名のチーターによる荒らしによって世界記録が完全に形骸化してしまっています。
そして2位以下の表示もないので本当の世界記録が何なのかは誰も分からないという。
上記#02で想定外ラインを全部理論値にしてしまえば、
自分がおおよそ何位かも分かるというものですが、現状それすらありません。
世界記録の表示は上級者にとって大きなモチベーションになります。
それ故に、たった一人のチーターによって形骸化してしまう現状はどうにかしてほしいものです。

#04

バトルモードのオンライン対戦対応

これは『ピクミン3』発売当初からゲームレビュワー界隈にずっと言われてきたことですね。
何故これほど奥深い対戦モードを作っておきながら、オンラインに対応しなかったのか。
今の時代にオフライン専用の対戦ゲームは時代錯誤ではないか、と。
それを言われていたのが2013年当時の話なので、2019年の今は尚更の話だと思います。
ただ、オンラインを実装するにしてもどのような形にすべきかというのは難しいところ。
レーティングシステムを導入してしまうとあまりにもガチすぎて気楽に遊べない……。
かといってただランダムマッチングするだけではあまりにも味気ない……。
この辺の調整は難しいところですが、
オンラインバトルモードはこれまでピクミンを遊んだことのない人を引き込む大きな要素になるので、
なんとかベストを尽くしてほしいところではあります。
個人的にはスマブラSPみたいにロビーを作って観戦できる機能があったら最高に嬉しいです。
それがあったらローカル大会を開催することも可能になるので。

#05

バトルモードのヤブレカブレあり/なしオプション

上記に関連して、バトルモードの多様性を突き詰めたときに必要になってくるのがこれだと思います。
オリジナル版でも「勝利のマカロン」のあり/なしは選択できますが、
強力なアイテムを獲得する切符になる「ヤブレカブレ」のあり/なしは選択できません。
常時ありになっています。
『ピクミン2』のバトルモードは完全にアイテム頼みのゲームだったのに対して
『ピクミン3』はかなり調整された方ではありますが、
それでもアイテムの影響力が非常に強いことは確かです。
実力関係なくアイテムの引きだけで勝ててしまうことも間々あるので、
これは何度も繰り返し遊ぶにはちょっと競技性が足りないという欠点でもあると思います
(もちろん、実力もそれなりに影響してくるので、常に運ゲーというわけではありません)。
純粋なストラテジー対戦ゲームを楽しむためにも、
ヤブレカブレなしのルールは是非実装してほしいところ。
アイテムスイッチは……さすがに贅沢すぎますかね?

#06

下見の禁止

本編には「過去に戻る」という機能があります。
1日ごとに状況がセーブされていて、いつでも以前の日付に戻ってプレイし直せるというもの。
無駄に一日を過ごしてしまった場合やルート開拓を試すのに重宝する機能です。
当然、一日のやり直しをしたらフルーツの位置もピクミンの数も元通りになるのですが、
ひとつだけ元通りにならない要素があります。それは、マップの開拓状況。
本編のマップは、まったく立ち入ったことのない場所は黒い影になっています。
黒い影の部分には「ここまで移動」することができません。
しかし、あらかじめ一日を捨ててフィールド中を歩き回って
この黒い影を取り除いてから一日をやり直すと、黒い影は取り除かれたままの状態になっています。
これなら新フィールドでいきなり遠方に「ここまで移動」することもできてしまいます。
なので、本編やり込みに当たってはまずこの方法で黒い影を落としてから本番を始める、
というテクニックが常套手段のように使われています(RTAにおいてはこの限りではないですが)。
これは一種の不具合と言っても過言ではなく、リメイク時には直してほしいものです。

#07

生物図鑑

これもオリジナル版リリース直後から言われてきたことですね。
前作も前々作も原生生物を紹介する要素はあったのに、何故今回はそれをカットしてしまったのか。
これのおかげで未だに和名・分類が不明の原生生物が多くいます。
一説には『ピクミン3』で生物図鑑が実装されなかったのは
前作でオリマーメモを書いていた人が任天堂本社を離れてしまったためと言われていましたが、
『Hey!ピクミン』では生物図鑑はしっかりと復活しているので、
リメイク版での追加実装はあり得ない話ではないと思います。
紹介分は簡素でいいから、せめて和名と分類だけは明らかにして欲しい……。
こうして考えると『ピクミン2』はめちゃくちゃ豪華なコンテンツでしたね。
生物図鑑に加えてお宝一覧、さらにルーイメモにセールストーク、
挙げ句の果てにはピクミンパズルカードe+まで……。あの時代のゲームは本当に恵まれていたなと。

#08

探査メモ・フルーツ一覧

実はこれはオリジナル版にも収録されています。
ただし、見られるのはあくまでも本編プレイ中にポーズしてGamePadで見た場合だけ。
『ピクミン2』のお宝一覧のように気軽に読めるものではありません。
もし生物図鑑が実装されたら、これらも本編のGamePadからは隔離して、
ゲームスタート前の別モードとして実装してほしいものです。
探査メモは全120種あり立派な収集要素として成り立っているのですが、
コンプしてもしなくても何もアナウンスがなく、ちょっと寂しい感が否めません。
探査メモは収集した数を表示しておくなど、もう少し注目してもらえる措置がほしいですね。

#09

9日以下でクリアできるやり込み設計

『ピクミン3』の最短クリア日数は10日です。
これは発売直後に達成されてから未だに動いていません。それ以上に縮めるために必要なフラグが、
透明な壁を作る等の露骨な措置によってブロックされているからです。
つまり最短10日というのは、制作側によって意図して作られた限界値ということになります。
この限界を撤廃して欲しいと思うのは、少しわがままでしょうか?
ピクミンのやり込み界隈は、最短日数の短縮研究によって支えられてきた部分も少なからずあり、
『ピクミン3』はそれが一切できない仕組みであるがために、
やり込み界隈からあまり注目されてこなかったという経緯があります。
そこで、リメイク版でこの壁をいっそ壊してしまえばやり込み対象として注目されるのではないかと。
とはいえ、仮に2日目に青ピクミンを仲間にできるようになったところで
「再開の花園」の1日攻略は度を超えた無理ゲーだと思いますけどね……。

#10

映像ベースのリプレイ再生・保存機能

ピクミンシリーズは試行錯誤を楽しむゲームです。
そのため、『ピクミン3』にはリプレイ機能が実装されているのですが……
実はこれはマップ上の動きを再現しただけで、実際のプレイをそのまま見られるわけではありません。
マップ上の動きだけでルート考察ができるのかというと、正直微妙なところがあります。
実際のプレイを録画して見直した方が断然効果があります。
Nintendo Switchにはゲームプレイを録画する機能があるので、
うまくこれと連携してミッション動画を管理・共有する仕組みがあれば色々捗りますよね。
また、リプレイ保存機能は是非とも本編やバトルモードにも実装して欲しいところ。

ただ、このゲームはルートを丸パクリすると誰でも同じようなスコアが出るという事情から、
リプレイ動画はあまり共有しない秘密主義の風潮がオリジナル版リリース直後の頃からあり、
動画を録画する機能はあっても共有されるのかどうかは正直微妙なところ。
幅広く共有された方が販促にもなるとは思いますが、この辺は何とも言えないですね……。

*  *  *

以上、10点でした。
なにやら長くグダグダと書いてきましたが、要するに追加DLCが実装されるかどうかというのが
オリジナル版経験者の自分としては非常に大きな判断材料になります。
まぁ、仮に無かったとしても買ってしまいそうな予感がしますが、
正直追加ステージがなかったら一介のゲーマーとしては買う理由がありません。
ピクミンファンだからこそ、その活動の一環として買うという感じになると思います。
逆に言えば、追加ステージがあったらそれだけのために買う覚悟は十分にあります。

また、6年前当時はピクチャレ大会は完全に閑古鳥が鳴いていましたが、
今はさすがに6年前よりは検索順位も向上してユーザーを迎え入れる準備はできているので、
あわよくば『ピクミン3』各種ランキングの参加者数が増えてくれればという気持ちもあります。
今は前作最多48人に対してわずか16人ですからね……。ひどいところはたった6人という。

『ピクミン3』を改めてやり込む、そのきっかけがほしい。
そんな想いもあってのリメイク妄想でした。
もちろん完全新作が出てくれるのが一番ですが、リメイクも十分アリだと思っています。
何にしろ、2019年こそはピクミンシリーズに何らかの脚光を浴びせて欲しい、
そう切に願う今日この頃です。

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