#5524

未解読への憧れ


文化


先日仕事で初めて中国語を取り扱いました。ちなみに繁体字でした。
繁体字というのは日本語の漢字における「旧字」のようなもので、
大陸の人々にとっても当然昔の漢字なのですが、台湾などでは今でも現役で使われています。
意外と繁体字の方が日本の漢字の旧字と共通しているところが多かったりして読めるんですよね。
新しい方の簡体字は、漢字を省略した結果、
まったく関係ない日本の漢字と同じ形になってしまったりして非常にややこしいです。
部首もなんだかトリッキーなものが多いですし……。

まぁ簡体字はともかく、今回繁体字の中国語に触れてみて思ったのは、
意外と中国語も面白いのかもなぁ、と。それだけの話です。

もうちょっと掘り下げてみてもいいのかもしれませんが、今のところその必要性がさっぱりない。
中国語はネットサーフィンをしていてごくごく稀に巡り会うくらいです。
外国語を習得するなら、やっぱり今は英語の方が急務……
なんだけどこれも必要性がないといえばないんですよね。海外出張の予定もないし。
ただ英語に関しては、読めない・書けないことで困ることが割とあります。
サイトを国際標準にしようとしても英語が書けないので対応できないとか。
音楽趣味に関してはエレクトロニカは半分くらい洋楽なので、やはり海外サイトを読む必要があり、
そういった趣味の関係でGoogle翻訳にやむを得ずお世話になることが間々あります。

大学時代の第二外国語はドイツ語を選択しましたが、
所詮お遊びレベルだったのでほとんど覚えていません。グーテンモルゲン。
何故ドイツ語を選んだのかというと、響きが、見た目が、格好良かったからです。
なんだかドイツに謎の羨望感がありましたね。
『きんいろモザイク』みたいな憧れを抱いていた頃が自分にもありました。
ドイツ語こそ必要性を全く感じませんが、だからこそ学んでみたいという気持ちがなくもないです。
ただ、大学時代は講師に恵まれなかったこともありその気持ちが前に出ることはありませんでした。

必要性という点でいえば、ぶっちゃけ翻訳ソフトが進化し続けている限り
あらゆる言語の翻訳は人工知能に任せておけばいいのかな、という気もします。
2020年には実用化すると言われている5G通信技術を使えば、
ついにスマホによるリアルタイム翻訳が実現すると言われています(4Gでもできなくはなさそう)。
そんなご時世に外国語を学ぶ意味って何なんだろうか。

カッコイイからという理由で十分だ、と割り切って行動できる好奇心が欲しい今日この頃です。
自分はどうしても必要性を計算しないと動けない性質らしく、
だからこそ必要性を感じない英語に関しては中学時代から苦手科目であり続けました。
でも、いっぽうで「言葉」そのものは好きという精神は人生においてずっと一貫していることで、
外国語もご多分に漏れません。英語そのものはやはり中学時代から好きでした。
英語そのものは好きだけど、英語という科目の勉強は嫌いだったというわけです。
大抵このギャップは担当教師によって左右される気がします。
外国語の教師って、なんであんなに体育会系みたいな感じの人が多いんだろう……。
自分はあの高いテンションについていけずに脱落したうちの一人です。

もうすでに学生ではなくなって年月は経ってしまいましたが、
中国語にしろドイツ語にしろ英語にしろ、
恥をしのんで今度は趣味として、もう一度外国語に挑戦してみるのも面白いかもしれない、
と思った次第です。
独学なら、中学時代の英語教師のように前を阻んでくる人はいませんしね。
その代わり背中を押してくれる人もいないのですが。

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