いろいろな人と話していてわかったこと。
良い意味で、後に引けなくなる。
誰かが言っていた名言に「他人に自分の夢を話すべし」というのを覚えているのですが、
こういうことだったんだと改めて感じています。
いろいろな人の話を聞くのと同時に、当然対話ではいろいろな人に自分の話をすることにもなります。
そこで、「いつかやってみたいこと」を話すこともあるわけですが、
他人にそういった野望のようなものを話すと、
自然と是非とも実現したいと思っている自分がいるわけです。
別に、相手が何か自分にとって大事な人であるというわけではないのに。
最近、自分はここで自己満足の限界について振り返りましたが、
他人と交流することを通じて、その限界を超えるひとつのヒントを垣間見たような気がしました。
他人を利用しているとは言いたくないですが、
他人を通じて改めて自分を見つめ直すことができる、とでも言うべきか……。
「他人を通じて見る自分」というのは、ある意味では新鮮味があるけれど、
それが実は社会的に見た「自分そのもの」なんですよね。
他人を介さずに自分ひとりが認識している自分なんていうのは思い込みの集大成で、
それは果たして現実の自分と合致しているのだろうか、という。
以前独り言でジョハリの窓を紹介しましたが(#4800『街路樹の話』2017年02月28日)、
他者との交流によって4分割された窓のうち2つ目である「公開された自分」を
より正しく認識でき、ひいてはそれが自己肯定などにも繋がっていくのかなぁと感じました。
連日のSNS中毒は困ったものですが、
これで得るものというのはなかなか大きいのではないかと思っています。