#5584

一期一会のサブルーチン


文化


今月上旬から生活に支障が出るくらい猛烈な勢いでハマっていた某SNSですが、
急速に落ち着いてきました。ようやく自分も別のことに目を向けることができそうです。

一期一会の出会いが楽しめるメッセージアプリが、何故急に飽きてしまったのか。
考えられる原因はふたつあって、ひとつは一期一会の限界です。
お互いに何も知らない状態からのコミュニケーションは本当に楽しいしわくわくします。
しかし、それが立て続くと実はそれがワンパターンであることに気付いてしまうんですよね。
毎回違う相手なのだから、いろいろな話が聞けて面白いという面はもちろんあります。
しかし、自分を知って欲しいと願ったとき、
毎回イチからの説明になってしまいます。これはあまり効率の良いツールではない。
結局のところ、自分を深く知ってもらうためには深いコミュニケーションが不可欠だし、
見ず知らずの他人がそれほど自分に興味を持ってくれるとは限りません。

ふたつめはメッセージアプリという媒体の表現手段の限界です。
自分を知ってもらったり相手を知るためにできるのは短文のやりとりだけ。
どんなシチュエーションも、結局その壁は越えられないんだと知ったとき、妙に冷めてしまいました。
メル友は所詮メル友であって、そこから友達までランクアップするのは難しいんだなと。

しかし、SNSに限界を感じたからといって、
じゃあ是非ともリアルの友人ともっと仲良くしないととか、
合コンに行こうとか思ったわけではありません。メッセージで満たされなくなったのは確かですが、
だからといってそれよりも高度なコミュニケーションが必要かと言われると懐疑的です。
なんというか、疲れたんだと思います。何百人という相手と日々話し続けることに。
合計20,000円ほど課金したことは概ね後悔していません。満足できましたしね。
自分をこんなにも夢中にさせてくれたのは、8,000円のスマブラでもなかなかできなかったからです。
でもまぁ、そろそろ振り返りどきなのかなぁとも思っています。

某SNSにハマっているときはTwitterを馬鹿にする発言をしていましたが、
すみません、こうして考えてみるとTwitterのようなツールもそれほど悪くないですね。
一人言を反応を気にせずに自分のペースで蓄積することができる。
某SNSは匿名なので一見すると悪口陰口言いたい放題なのですが、
ほとんど必ずと言っていいほど反応がくる媒体というのは、それはそれで気を遣うんですよね。
Twitterは半匿名なので発言には責任が伴いますが、
よっぽどの有名人でない限りはいきなりクソリプが飛んでくることもないので、
そういう点では安心できる媒体だと言えます。まぁ、どちらも一長一短ということなのでしょう。

自分をほどよく満足させてくれるソーシャルネットワーキングサービスは果たして存在するのか。
一旦匿名SNSから離れてもう少し試行錯誤してみたいと思っています。

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