#5778

最初へと至る選択


今日の出来事

上京にあたって住む自治体を決めなければならない問題。
昨日、11自治体を比較した結果、利便性は荻窪(杉並区)が最高であり、
家賃相場55,000円以下のベッドタウンの中では府中市が最高であるという判断に至りました。
そのため物件については「荻窪の安い物件」と「府中のそこそこ物件」を探しだし、
両方を比較することになっていました。

ということで今日さっそく、両方の地域にある物件を調べてみたのですが……。
結論から言って、55,000円で荻窪に住むのはかなり厳しそうです。
物件がまったくないわけではありませんが、
徒歩15分(1.2km)圏内で見つかるバス・トイレ別、2階以上、6万円以下の物件は20件未満。
そのほとんどが築40年を超えたアパートで、和室も多いです。
それも、荻窪駅までは15分以上かかるのが当たり前。

いっぽう、府中市で同条件の物件を探すと、オートロック付きマンションが出てきました。
オートロックどころかテレビ付きインターホンまで備え、9帖の1Kで駅徒歩8分。
駅が近いので必然的にスーパーも近いです。
これと同じような物件を荻窪で探したら、78,000円でした。23,000円増しとなります。
しかも駅徒歩14分とほぼ倍です。これはさすがに手が届きません。
よって、荻窪に住みたいなら年季の入ったアパートで妥協するしかありません。
しかも、それさえも選択肢が少ない。

ぼろ屋に住むことになる代わりに通勤で楽をするか?(しかも座れるとは限らない)
良さげなマンションに住める代わりに東京の通勤地獄を味わうか?
これはなかなか難しい問題です。

年季の入ったアパートは得てして防音性に乏しいので、
隣人や家周辺の生活音などがストレスになります。
大学・大学院時代は安アパートに住んでいましたが、大きなストレス源になっていたのが騒音でした。
加えて、自分も大きな音を出せないという点では隣人にかなり気を遣わなければなりません。
それもそれで大きなストレスになります。
だからこそあの6年間は異常なくらい音楽にハマっていました。
生活音を完全シャットアウトするためにヘッドホンが欠かせないという毎日。
大学・大学院時代は真夜中にうるさくする人は周囲にいませんでしたが、
もしそういう輩がいれば睡眠環境にも少なからず影響を及ぼします。

ゴキブリをはじめとして害虫に悩むことになるのもぼろアパートの欠点です。
寝ていたらベッドに接した壁をゴキブリが疾走していたのは今でも軽いトラウマですが、
そういった害虫対策をしなければならないのはなかなかのストレス。
物件の中身を妥協するとこういったことと向き合わなくてはならないリスクがあります。

このようにアパートのクオリティはそのままプライベート生活のクオリティにも直結するので、
毎日20分程度の満員電車に苦しんででも、
帰宅後の生活の質を上げた方が良いという考え方もあります。
そもそも荻窪に住んだからといって、満員電車を絶対回避できるかと言えば甚だ疑問です。
東京メトロ丸ノ内線の始発だからといって座れる保証はないし、
渋谷が勤務先になれば乗り換えに使う山手線で結局ぎゅうぎゅう詰めを経験することになります。
つまり、荻窪が持つアドバンテージは東京メトロ丸ノ内線の沿線にしか通用しないんですよね。
そう考えると、始発のためだけにぼろアパートに住むのは割に合わないような……。

というわけで、物件を一通り見た結果、
結局一番最初に見定めた「府中市」が今のところ優勢となっています。
散々調べたあげくスタート地点に戻ってきたということは徒労だったかもしれませんが、
今は2週間前と違って府中市を選ぶに至った道のりがハッキリと残っているので、
前のように「調布市とはどう違うんだろう」といったモヤモヤに悩まされることがありません。
そういう意味では進歩だったのかなと思っています。
まぁここは自分の直感が正しかったということで喜んでおきましょう。
最初に見定めたことによって強いバイアスがかかっていないことを祈りますが。

0

コメントを残す