#5925

情報の海


空想

昨日、教官に渡されたエクストラ課題は、一行で言えばこんな課題です。
「VirtualBox上に構築したCentOSにLaravelをインストールし、既存サイトをそこへ移設せよ」

解説すると、まずVirtualBoxというのは「パソコンの中にパソコンを作るための箱」です。
もう少し正確に言えばOSの中で仮想OSを起動するためのものです。
VirtualBoxにはCentOSというパソコンを入れます。CentOSというのは要するにLinuxのことです。
Linuxというのは、一般向けに言えば「文字だけで動くウインドウズ」です。
ここまでを実際的に書き換えると、VirtualBoxというエミュレーターソフトを使って、
CentOS(Linux)をWindows上の中で起動させる、ということです。全部フリーソフトでできます。

Laravelは先日研修のときにも書きましたが、PHPのフレームワークです。
PHPというのはwebサイト(ホームページ)を裏方で支えている歯車のようなもので、
フレームワークというのはその歯車を扱いやすいように規則的に並べたもののことを言います。

既存サイトを移設する、というのはつまり、
自分独自に並べた歯車を、フレームワークの規則に従ってすべて並び替えて当てはめていく作業です。
簡単そうに聞こえるかもしれませんが、
この「移設作業」というのは業界的に需要がありしかも大変に骨が折れる作業です。
おそらくそれを実務に入る前に経験させようという意図がこの課題にはあるのでしょう。

VirtualBoxの導入からLaravelのインストールまでは、実はそこまで難しくありません。
それは何故かというと、検索すると答えが出てくるからです。
偉大なる先人たちが、知見をまとめてアウトプットしてくれているので、
イチから考える必要がありません。
問題はLaravelへの既存サイトの移設です。
これは、今日自分がざっと調べた限りでは、初心者向けに解説しているサイトは存在しません。
それどころか、Laravelに関する初学者向けの情報も圧倒的に不足している状態です。

「ネットサーフィン」という言葉があるように、情報はよく海に例えられます。
自分は、情報の海は深さに応じておおよそ4種類の分類があると思っています。

  • 海面……ネットにある情報。誰でも検索すれば手に届くところにあり、表面に見えている。
  • 海中……ネットにはないが書籍や論文として存在する情報。ネットと違って手軽さはない。
  • 外海……(遠く離れた海)母国語では存在しない情報。他言語に着手してようやく手に入る。
  • 海底……ネット・書籍ともに他言語にも無い情報。今は知りようがないがいつか分かるかも。

海面を見渡すだけでも、海の広さは十分に体感できます。
だから人はどうしても、インターネットを漁るだけで博識になったような気になってしまう。
けれど実は質量として遙かに大きいのは「ググっても分からないこと」
(あるいは、ネットにはあるが語彙力その他の問題でググれない情報)の方であり、
あるいはまた地平線の彼方にある見えない海だったりするわけです。

もちろん、人によっては外海の方が近く感じられたり、
あるいは海中にある情報よりも海面にある情報の方が量的に豊かな場合もあるでしょう。
一概には言えません。
ただ現実問題として、今まさに自分は「海面を眺めていては解決できない問題」にぶち当たり、
途方に暮れている状態です。
そこで手を差し伸べてくれるものがあるとしたら、メンター(指導者)としての他人か、
もしくは本なんじゃないかなと改めて思う次第です。

インターネット世代の自分は、正直言って本を甘く見ていたところはあります。
本なんかに頼らなくても、ネットがあれば十分だろう、と。
でもこうしてネットの限界を思い知ると書籍の素晴らしさが身に染みます。
情報収集の一環としても書籍を活用するというやり方は、今後身に付けていくべきなのかも。
ググってなんとかなる問題だけでやり過ごせるほど甘い業界でもないでしょうし……。

というわけで今日は退勤後、池袋駅まで行ってジュンク堂池袋本店に行ってきました。
同期の人に「プログラミングの本が充実しているから是非行ってみて」
と言われて行ってみたのですが、実は自分がここに来るのは年末以来二度目となります。
改めてプログラミングコーナーに行ってみると、それはもう、宝の山ですね!!
読みたい本がたくさんあり、知識欲をこれでもかというほど刺激されます。
いいモチベアップになるので、2ヶ月に1度くらいは池袋に来て本を見て回るのもいいかも。

そこで、Laravelの導入本を1冊とおまけを1冊、買ってきました。
先日も書きましたが自分は独習のために本を読むことが成功した試しはありません。
なので今回のこれも、果たして3,300円分の価値はあるのかと不安なところもあるのですが、
なにしろググっても出ないのだから本に頼るほかしょうがないんですよね。
なんとかかじりついてでも読んで理解していくしかありません。できるかなぁ……。

海は広くて大きいのは、もうそろそろ誰でも分かる時代になってきました。
だからこそ次は勇気を持ってそこに飛び込んでみる覚悟を持ちたいものです。
そのためにも、知識欲や好奇心は大切にしていきたいと改めて思いました。

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