#5935

遊べる無人島移住計画


ゲームのプレイ日記


今年最初の期待作、『』。
2018年に発表して2019年末発売予定だったのがブラッシュアップを目的に今春に延期し、
ついに発売したのが今日ということになります。

これまでのシリーズでは、架空の「どうぶつの村」で気ままなスローライフを楽しめる、
特に目的が定められていない異色のゲームという特徴がありました。
目的はプレイヤー次第で、さかな・ムシ図鑑のコンプリートを目指すのもよし、
デザイナー職人になるのもよし、家具を揃えてハッピーホームハイスコアを目指すのもよし。
ガーデニングを極めてもよし。株やモノの売買で億万長者を目指してもよし。
さまざまなどうぶつ(NPC)と仲良くなることを目指してもよし。
またリアルの知り合いとのコミュニケーションツールとして使ってもよし。
とにかくいろいろな方向性があり、
なおかつどの目的に関しても、本作はそれなりの下地が用意されています。
そういう意味ではとってもボリュームの厚いゲームタイトルであると思います。

第7作である本作は、スマホアプリ『どうぶつの森ポケットキャンプ』の流れをある程度汲みつつ、
シリーズ全体を組み上げ直したような作品に仕上がっているように思います。
ついに舞台は「村」を飛び越え、どこかの「無人島」になりました。

まず、本作の目玉要素になるのが「DIY」。
プレイヤーは島のあちこちで拾うことができる素材を使って、
つりざおや虫捕り網などといった生活に必要な道具を作ることができるようになりました。
家具なども、DIYで作ることができます。
前作でも既製品のアレンジを作ることはできましたが、
今作はあくまでも素材とレシピを集めてイチから作るという流れになっています。
これによって、今まではゴミ同然の扱いだったようなアイテムにも価値が生まれました。
特に「てっこうせき」はかなりのレアアイテムになっています。

目玉要素その2が「スマホ」。島民は充電不要で万年動く次世代スマートフォンを支給されていて、
これを使っていろいろなことができるようになっています。
スマホはカメラやデザイン機能、パスポートの表示やDIYレシピの整理などができるのですが、
その中でも注目すべきなのが「タヌキマイレージ」。
これは、さまざまな小さなミッション(例:サカナを5匹釣る)をこなすことによって、
マイレージポイントを貯めていくというもの。
ポイントは限定アイテムなどと交換することができるようになっています。

このポイントはこの世界の現金と同じような価値を持っていて、
プレイヤーは最初に「移住パッケージ」(スマホ代込み)の費用として49,800ベルを請求されますが、
現金を持っていないので代わりに5,000ポイントでもいいと言われます。
なのでまぁざっくり10ベル1ポイント換算ということなのでしょう。
そして、晴れて移住パッケージ代を払い終わると、
「タヌキマイレージ+」にアップグレードされます。

基本的にミッションは、いわゆるソーシャルゲームの「ノーマルミッション」のようなものです。
ソシャゲに明るくない人向けに言い直せば、PS4にもあるいわゆる「実績解除」ですね。
「サカナを100匹捕まえる」「××を利用する」といった、
報酬は一度きりのミッションがずらりと並んでいます。
これは当然、やればやるほど新しくクリアするのが難しくなっていきます。
ところがアップグレードされたマイレージシステムは、
これに加えて軽いミッションが常時ランダムで5個並んでいます。
そのうち1つでもクリアするとクリアしたものは消えて、新しいミッションが補充されます。
なので、その気になれば延々とクリアし続けることができるという仕組み。
このルーチンにハマってしまった人が今日はかなりいたようで、自分もその一人です。
サカナ5匹釣るミッションが出たらサカナ釣り、
その合間に別のミッションもやって、あれもやってこれもやって……という無限ループ。

要するに、これまで「なんでもやっていいよ」だけで投げ出されていた状況だったのが、
お節介な案内標識が数十メートルごとに出るようになったのがこのシステムです。
しかも、案内標識に辿り付くたびにプチ報酬がもらえるから止めどきが分からなくなる。
中長期的目標だけだったら挫折するかもしれなくても、これなら長続きするというものです。

結局、今日自分は6時間プレイして延々とこの「タヌキマイレージ+」に付き合い、
1日で最初の家のローンを払い終えられる額を貯めきりました。
まだ家は建っていないのに、です。

逆を言えば、今日は「タヌキマイレージ+」以外にやることがなかったとも言えます。
初日はどうやら高飛び棒やスコップが手に入らない仕様になっているらしく、
前作以前と違って橋がひとつも架かっていない今作はマップの3分の1程度しか探検できません。
加えて、別の無人島に行くシステムも初日は未解禁。
誰かの島に遊びに行くこともできないし、誰かを呼ぶこともできないというわけです。
前作でいうところの「街」も存在せず、あるのは簡易的なお店だけ。博物館も未解禁。
ということで、行動制限がかなり強くかかっているんですよね。
なので今日はひたすらお金を貯めるしかありませんでした。
まぁ、何かが解禁されていたとしても今日はどっちみちお金集めを優先していたとは思いますが。

『おいでよどうぶつの森』のときは非公式ファンサイトの管理人として、
かなりガチぎみにプレイしていましたが、
今作はあくまでもエンジョイ勢であるという自覚を持ちつつやっていきたいところです。
毎日利用することでアドバンテージになる要素が多くあるので、
電車通勤のお供にするのもいいかもしれませんね。

ちなみに、島名は「しゃくやく島(とう)」にしました。
第4作以降、村名を植物名で統一してきたので、その慣例に倣ったものです。
プレイヤー名はいつものハンドルネームです。
余談ですが、今作は名前、島名、誕生日はあとから変えることはできませんが、
性別に関してはその制約はなく、
女装・男装しても当たり前のように受け入れられるようになっています。
性別の自由に関する社会的コンセンサスはこの十年でかなり様変わりしましたが、
どうぶつの森ほどのタイトルになるとそういうところも敏感に対応せざるを得ないんでしょうね。
ポケモンシリーズも、たしか第七世代から性別の選択がなくなりましたよね。
あくまでも選択するのは「見た目」という。そういう時代になったんだなぁと。

『おいでよどうぶつの森』のときはサブキャラに女の子を設定して遊んでいましたが、
今回はそこまでの余力があるのかは怪しいところがあります。
今まで遊んできた経験から言うと、やっぱり目的を得られるかどうかで続くかどうかは左右されそう。
第3作は床・壁紙のデザインに注力し、
第4作はサカナ・ムシ図鑑、家具カタログ、ハッピーホームデザイナーに注力していました。
第5作はほとんど遊ばず、
第6作は強いていえばガーデニングを中心とした村全体のデザインにハマりました。
今作は今のところ「タヌキマイレージ+」に助けられつつお金稼ぎをメインとしているところですが、
それだけでは長期的には限界が来ると思うので、何らかの目的は見つけたいところです。
……こういうことをわざわざ書くとかえって目的が見つからないジンクスがあるので、
なるべく書かない方が良かったかもしれませんが。

ともあれ、久々のコンシューマーゲーム。
どうぶつの森のためにある連休でもあるので、残り二日間楽しんでいきたいところです。

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