#6093

教育放棄による腐敗


今日の出来事

多少愚痴になってしまうかもしれませんが……
鬱憤を晴らすためという目的もあるので書いてしまいます。

退場直前の現場でちょっとしたミスをしました。
これのせいでゆるやかに終わると思っていた残り一週間も予断を許さない状況になってしまい、
明日の出勤が(といってもテレワークですが)ちょっと憂鬱です。

ミスを一言で説明するなら、「説明されていなかったことをしていなかった」というもの。
とはいえ自分の記憶力も絶対ではないので、
もしかすると以前説明されていたものを失念していた可能性も少なからずあります。
とはいえ、少なくとも直近の作業説明では聞いていないことでした。
ベテランたちに言わせれば「やって当たり前の工程」です。

わりとありがちなことですが、こういうとき、責任を負うべきなのは誰なのかといつも悶々とします。
新人の立場からすれば、教えてくれなかったベテランが悪いということになります。
ベテランの立場からすれば、聞いてこなかった新人が悪いということになるでしょう。
つまり、この論争はお互いに主観的な立場から主張するかぎりは決着がつきません。
いや、客観的に見ても公平にジャッジするのは難しいような気がします。
強いて言えば「どっちも悪い」という判断になるでしょうか。
ベテランは教えるという責任を怠り、新人は報連相を怠ったわけですから。

でも、これはあくまで自分の意見ですが、どちらも悪いにしても、
絶対的にベテランの方が責任の比重は重くなるべきだと思っています。
なにしろ、新人の立場からすれば、「知らないこと」に気付くのは無理なわけです。
気付くことができるとしたら、
それはあらかじめOJTなどの指導によって与えられた予備知識がある場合に限られると思います。
もちろん、常識の範囲内で気付くこともあるかもしれませんが、
今回の自分の場合、仕事が専門的すぎてもはや常識は一切通用しません。

こういうことに気付かせるのは、やはりベテランの義務だと思うんですよね。
だって新人が気付くのは「不可能」なんだから。
新人が責任を取れないことを、ベテランが無視していたらチームとしての体裁を保てません。
結局、マニュアル整備、チュートリアルといった教育制度をいかに充実させるかが、
仕事を円滑に進める鍵になるのかと思う次第です。
そして、これは愚痴ですが、いまの現場はそれを明らかに軽視している。
そのせいで高度な仕事は全部ベテランに集中し、必然的にベテランの負荷が高まっています。
今後2ヶ月で17人雇うそうですが、このままだと炎上必至でしょうね。
というか、17人雇ったところで教育制度がダメなら意味ないんじゃないだろうか。

自分もまだまだ社会人経験が浅いのであまり偉そうなことは言えませんが、
程度の低い組織……いわゆる「ブラック会社」は、教育を軽視した集団であることが多い気がします。
特にベテランが自分の持っているノウハウを後輩に渡すことを躊躇っているパターンが多い。
そうすることで、ベテランは仕事場でイキれるからでしょうね。
ノウハウを継承したら、自分が何者でもなくなってしまうことを怖れているのでしょう。
でも、そういう組織は長期的に見て腐っていく一方だと思います。
なにしろ部下がいつまで経っても育たないんですから。
育てなければ、ある日突然ベテランが増えることはあり得ないわけで、
ベテランの加齢や腐敗と共に衰退していく運命にあります。
経営悪化による人数不足も、それによる連日残業も、大元の原因は教育にある気がします。

いかにして自分のやってきたことを後輩に伝えていくか。
前職では自分は業務のバイブルとしてのマニュアルは何十時間とかけて磨き上げてきましたが、
そういうナレッジベースを作れない人は結局仕事のできない人だと自分は思います。
知識を得るだけ得て他人に教えないのは、知識でマウントを取ってイキりたいだけ。
高度情報化社会のいま、知識を持つから偉いなんていう価値観はもう過去のものだというのに……。

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