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ストック記事


web制作

ブログを媒介としたトラブルを極力避けるにはどうすればいいのか。
ここ最近、改めて考えていました。

公共の場で何かを発信している以上、どんな発信者にもアンチというのは存在すると思います。
価値観は人の数だけあるのだから、自分と合わない価値観の人がいるのは当然のこと。
だから、自分は別に自分の知らないところで自分の悪口を言う分には構わないと思っています。
ただ、それを直接自分のもとに届けるのはやめてほしいと率直に思います。

でも、こっちは公共の場で好き勝手に発信しているのに、
それに対する批判は許さないというのは客観的に見ればちょっと自分勝手にも思います。
もちろん、誹謗中傷・名誉棄損は明確にルール違反なのでダメですが、
ちょっと批判されただけでブログの存続を考えるのもどうかと思うんです。
というのも、誰かは自分に対するアンチかもしれないけれども、
同時にまた自分も誰かに対するアンチだからです。
だからこそ、ブログでも個人情報を書かない範囲で批判などを書いたりもする。
お互い様なんですよね。

でも、じゃあ仮に自分が一切批判記事を書かないことにしたからといって、
他人に批判しないことを強制することはできない。そこはモラルに問うしかないと思うのですが、
しかし自分がなんらかの批判記事を書くことがトラブルの火種になっているのは、
いままでの経験から言っても確かだとは思います。

じゃあ批判記事を書かないためにはどうすればいいのか。
AIを使った感情分析をする、倫理の勉強をする、投稿の前に機械音声に音読させる……。
いろいろと考えてはみましたが、どうも決定打になるものが見つかりません。
ブログ執筆に手間を増やすようなものは習慣になるとも思えないからです。
一番良いのは投稿する前に誰かにチェックしてもらうことですが、
そんな協力者がいるとは思えない。

そこで考えたのが、2015年以来やろうと思っていまだに実現できていない、
「記事ストック」を本格的に運用するのが現実的な範囲での答えなんじゃないかと思い至りました。
つまり、ブログ記事を何本か書いておいて投稿時にはその中から選んで投稿するということです。
これの利点は大きく分けて2つあります。
ひとつは、記事執筆時点の自分と記事投稿時点の自分、2つの視点からチェックできること。
赤の他人に見てもらうほどの効果はないですが、
文章というのは日をまたぐと違った見え方がするものなので、
一定の効果はあるのではないかという期待があります。

もうひとつ、執筆から時間を置いて投稿するというのも大きなポイントです。
批判記事というのは基本的に感情的に書くもので、書けばスッキリするものです。
書いてから時間を置けば、それが投稿するに値するかどうか改めて判断できる余地が生まれます。
またストック記事が貯まれば未公開記事同士を比較してより良い記事から公開することになるので、
そこで批判されそうな批判記事を弾くフィルタの役割も持つことができます。
ムシャクシャしていて批判記事しか書けないような心理状態の日もありますが、
そういう日に批判記事を公開してしまうリスクも避けることができます。

記事ストックのいいところは、結局書くというプロセスは変わらないというところです。
批判記事を書いてはならないなどというルールにするとそれはそれでストレスが溜まりますが、
別に公開しないだけで書くのは自由ですからね。
絶対誰も見ていない裏アカみたいなものです。
むしろ、公開しない前提でめちゃくちゃ背徳的なことも書けちゃうわけです。
まあ変にタガを外してうっかり公開してしまったら大変なので書かないとは思いますが。

もちろん良いことばかりではなく課題もあります。
まず、そもそもストック分の記事を書けるのかという問題。
記事ストックの反対で当日に書けず後日に投稿するスタイルを「後日投稿問題」と呼び、
少し前まで自分にとっての悩みの種だったのですが、
これは2011年に始まり解決するまでに7年も掛かっているんですよね。
つまり自分はつい3年前まで、1日1本投稿すらままならなかったということです。
そんな体たらくで、1日2本以上を書く余力があるのかと言われると正直微妙です。

いつも書いている時間帯に2本書くのはおそらく無理なので、
隙間時間を確保して書くスタイルを確立するしかないと思います。
幸いいまの現場は昼休憩や指示待ち時間などめっちゃ暇な時間がまとまって与えられるので、
その間に書くというのもできそうです。
また、カフェに行った際に読書勉強の代わりにブログ執筆という選択肢もアリですね。

もうひとつの課題は記事の消費期限をどうするかです。
執筆時点ではとても新鮮だったはずの話題も、少し放置すればすぐに色あせてしまいます。
このブログは時事問題はあまり取り扱わないのでその点での支障はないのですが、
やはり投稿時点で「もう古いな」と思うような内容の記事を投稿するのは気が引けます。
なので、あんまりストック記事を書きすぎると後ろから順番に腐ってしまって、
せっかく書いたものが無駄になってしまう可能性がある。
対応策としては腐る前に1日2本以上一括投稿するという手がありますが、
もしも腐るのがもっと早かったら結局その日書いた記事を優先するようになると思われ、
それでは本質的な解決にはなりません。
この辺はちょっとやってみないとわからないところでもあります。

あとはネタ出しが今まで以上に重要になるというのも課題といえば課題です。
これはもう最速でアイデアを蓄積する仕組みが確立しているので(着想メモ)、
あとは心がけの問題かなと。
0から1を生み出すのはなかなか困難なので、話題のタネになるような情報収集をすべきかなと。
これは別に従来のやり方を変える必要はないので、
RSSリーダーやSNSをチェックする習慣を忘れないようにしたいところです。
あとで読むサービスの『Pocket』をうまく活用していきたいですね。

というわけで、ブログ健全化のための第一歩として、
記事をストックするのはどうかという妄想でした。
まあ、去年秋に考えた「執筆ガイドラインを策定する」よりは現実的かなと思います。
とにかくいろいろと試行錯誤して、少しでもマシにしていきたいですね。

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