今日一日Aphex Twinの音楽が頭に鳴り響いて取れませんでした。
有名曲である『T69 Collapse』『minipops 67』『4』などがマイブームになりつつあります。
Aphex Twinとは、エレクトロニカ界隈をおそらく代表するであろう天才アーティストです。
ただし本人はエレクトロニカというジャンルに縛られることを嫌っていますが。
自分もこのジャンルを知って13年、いろいろなエレクトロニカを好きになりましたが、
一番最初に知ったAphex Twinに回帰する流れは13年目にして初めてかもしれない。
自分はエレクトロニカ全般が好きなのでどれが良い悪いという優劣はその中にはないのですが、
しかしそれでもIDMと呼ばれる初期エレクトロニカはいままで物足りなさを感じていました。
それよりも前衛的で実験的な音楽を好む傾向にあったと思います。
しかし、13年目にしてAphex Twinを聴いてみると意外なくらい衝撃を受けました。
「こんなに良い音楽だったのか!!」と気づき直したわけです。
やはり原点にして頂点ですね、彼は。
自分もまだエレクトロニカの本質を掴んだわけではないけれど、
なんというかジャンルが持つ幽玄な雰囲気をなんだかんだで一番直感的に表現している気がする。
面白いと思うのは、いまや電子実験音楽の鬼と化したAutechreも、
テクノモーツァルトと称され孤高の道を突き進むAphex Twinも、
このジャンルが誕生した1992年前後のアルバムでは
きわめて似たような音楽性を持っているんですよね。
ランダム再生で当たると一瞬「どっちだっけ?」と迷う。
Polygon Window(Aphex Twinの別名義)『Surfing On Sine Waves』と、
Autechre『Amber』なんてけっこう似ています。
もちろん、聞き込むとそれぞれにすでにアーティストの個性は深く根ざしています。
その微かなサインを聴くと、まさにここにエレクトロニカの芽があったんだなと思わされます。
それから約30年、あらゆる方向に枝分かれしたこのジャンルはもはや収集つきませんが、
だからこそ無尽蔵に音楽を聴き続けられる世界の広さがあるわけで。
その原点を聴くのも悪くないなと思う今日この頃です。
もちろん、こないだ知ったヴェイパーウェイブ方面もしかり最先端も味わっていきたいですけどね。
今日は21時半就寝07時15分起床。
10時間寝たらさすがにいつもよりはパフォーマンスは高かったです。
睡眠薬は無理矢理早寝するのにも使えるということを知りました。
あんまりこういう使い方をしない方がいいような気がしますが。
仮想通貨に関しては、いまだにXRP(リップル)を買えていない状況です。
いま思えば、入金直後に買ってしまえば良かったんだけどこの世界は後悔しても仕方がないので、
割り切って次に値下がりするタイミングを辛抱強く待つことにします。
ちょうど執筆時点で値下がりしつつあるので、
せめて0.91ドル(約100円)まで落ちてくれればと思うんですけどね。どうなることやら。