#6395

デジタルコンテンツの近未来


文化

バブルはすでに弾けたと言われている仮想通貨市場。
投機対象としてはもうダメだという悲観論が世を席巻していますが、
それでも仮想通貨界隈には日々フレッシュなニュースが次々に流れ込んできます。
投機対象としての仮想通貨というよりも、
仮想通貨を支える技術であるブロックチェーンそのものに注目されることも多いです。

NFT(Non-Fungible Token、非代替性トークン)もそのひとつです。
これは、一言で説明すればブロックチェーン上に所有権が記録される世界でひとつのデジタルデータ。
NFTはデータそのものはコピー可能ですが、所有権はコピーすることができません。
ブロックチェーンの特性上、改ざんされる危険性もかぎりなく少ないです。
これにより、デジタルデータの「一点物」を提供しようという動きが広まっています。

たとえばTwitterにおいて初めてのツイートがNFT化されオークションにかけられたところ、
なんと292万ドル(執筆時点で約321,886,200円)で落札されました。
落札者は、Twitter史上初のツイートの所有権を手にしたことになります。
同じように、絵画、、映像作品といったアートをNFT化して売りだそうという動きが、
先鋭的な芸術家を中心に広がっています。
そして世のお金持ちの投資家たちがこぞってそれを買っているわけです。
2021年はNFTバブルの年だとも言われていますが、すでにそれも弾けたと言う人もいます。

NFTは現時点でお金持ちの投機対象でしかありませんが、
いずれはもっと価格が落ち着いて大衆向けのコンテンツになっていくことが予想されます。
その中でも注目されているのがNFTゲームと呼ばれるゲームの新ジャンルです。
個人的には、もしもNFTが日本にも普及したら
ソシャゲの次世代型としてNFTゲームが主にソシャゲユーザーにプレイされると予想しています。

従来のソーシャルゲームは、たとえばガチャで最高レアリティのキャラクターを手に入れても、
規約上の所有者はあくまでも運営者でした。
なので、サービスが終了してしまえばユーザーはすべてを失います。
それにキャラクターは誰かがガチャを引けば引くほどコピーして生産されていくので、
たくさん出回ればそれだけそのキャラクターの価値は下がっていくのが常でした。
最高レアのキャラでも「持っているのが当たり前」と言われ、
所有していることが何のステータスにもならないという経験をした人は少なくないと思います。

一方、NFTゲームはキャラクターの所有権が1キャラごとに発行されるので、
無限に発行し続けるわけにはいきません。
そして上限が存在すれば必然的に、キャラクターの価値はある程度担保されると言えます。
たとえば運営者が「このキャラクターカードの発行上限は3,000枚まで」と決めてしまえば、
あとは需要との天秤によってそのキャラクターの価値が決まります。
誰かがガチャを引けば引くほど価値が落ちるようなことはありません。

これらのことから次世代ソーシャルゲームは、次のようになることが想像できます。
まず、ガチャなどのキャラクターを手に入れる手段が従来よりさらに厳密になる。
非常に難しく調整されるかもしれませんし、ガチャなら宝くじ並みの確率になるかもしれません。
そして所有権はNFTマーケットで売買することができるので、
従来のソーシャルゲームユーザーだけでなく投機に興味のあるお金持ちも参加するかもしれません。
ソーシャルゲームをプレイすることがお金儲けとして成立するわけです。
現代でいうところのTCGと転売屋の構図に近いですね。

将来的にサービス終了する場合でも値が落ちる前に換金してしまえばいいわけですから、
ガチャなどへの投資が従来のようにただ一方的に消費するだけではなくなります。
これにより、たとえば換金できる景品が手に入るバーチャルカジノが登場する可能性もあります。
実店舗型のパチンコ屋はもはや古いと言われる時代が来るかもしれません。
従来、換金行為はRMT(Real Money Trading)と言われ多くのゲームで禁止事項としてきましたが、
NFTゲームにおいてはそれが当たり前になるかもしれません。
ただ、これに関しては現時点で法とモラルの壁があるので各国の状況に左右されますが。

NFTゲームはすでに存在しています。
日本国内では『クリプトスペルズ』というPCゲームがその草分け的存在として続いています。
実は、自分もこれがサービス開始する当時画期的だと思って公式アカウントをフォローしていました。
ログを見ると2018年10月02日(リリース翌日)とのことなので、もう3年も前のことになります。
当時はNFTという言葉すらありませんでしたが、やっと時代が追いついてきた感があります。
ただ自分はクリプトスペルズは結局やりませんでした。
リリース直後にいろいろと問題を起こして返金騒動に発展した経緯があることと、
ゲームそのものは雰囲気もシステムもシャドウバースの丸パクりで魅力を感じなかったからです。
最近はNFTの隆盛に乗っかって精力的に宣伝しているみたいですが、
いかんせんキャラクターとしての魅力に乏しいので覇権を取るのは厳しい気がします。

NFTそのものはポップカルチャーとの相性が非常に良いので、
ポップカルチャーに強い日本では、NFTをなんとか活用しようという動きが出てきています。
なので、おそらくソーシャルゲームで言うところの『』みたいなタイトルが、
今後数年のうちに出てくるんじゃないかと見ています。
要は体裁上はキャッチーなゲームだけど実質的にはビックリマンチョコのような
キャラクターコレクションプラットフォームとして位置付けられるゲームという意味です。
実際にパズドラといえばあまたのキャラクターとコラボするゲームというイメージが強いですし、
そういう要素を持っているゲームこそがNFTと相性が良いという現実もあります。
ただ先に挙げたように法の壁もあるので、官民協力して進めないと厳しいですけどね。
新型コロナウイルス対策や東京オリンピックみたいに中抜きしまくっていると失敗するでしょう。
その辺の国内における小回りの効かない事情を考えると、
ポップカルチャーとしての強みは日本にあるけど、結局覇権を取るのは中国かアメリカかも。
まあいずれにしろ、次世代ソーシャルゲームがどういう形で大衆に受け入れられるのかは楽しみです。

次世代ソーシャルゲームというのは大企業しかできないという意味で非常にマクロ的な見方ですが、
さらにブロックチェーンが一般化していけば、
おそらくNFTコンテンツを個人が手軽に作成・運用できる時代にも突入していくと思います。
そういうミクロな視点で個人的に期待しているのは、日本の同人界隈ですね。
いわゆるイラストレーターやトラックメイカーなどといったクリエイターは、
NFTによって所有権を付けて一点物の作品を販売できるようになるわけです。
それらは、もしもクリエイターが将来大物になったらものすごい価値を生み出すかもしれない。
投資家や転売屋はこぞってクリエイターの作品を買うようになるでしょう。
つまり、いまでいう株や草コインやICOみたいな存在に誰もがなれるということになります。
クリエイター支援でお金が回るようになれば、
クリエイターはそれだけで生活できて創作活動に専念でき、よりよい作品が生まれるかもしれません。
ただ、そのためには優れたNFTマーケットプレイスが必要不可欠です。
メルカリのバーチャル版とも言うべきサービスがそのうち出てくるのではないでしょうか。

とまぁ、いろいろと妄想をぶちまけてみましたが実現するかどうかはわかりません。
チート対策などの技術的なハードルは言わずもがな、
RMTが禁止されていることや〈転売=悪い行為〉という風潮があることからも、
人々のモラルという側面を見てもまだまだ時代はNFTの可能性に追いついていない気がします。
そもそも基盤となる仮想通貨がまだあんまり信用されていない状況ですしね。
NFTゲームやNFTインディー作品が一般的になるにはまだまだ時間がかかるのではないでしょうか。

今日は04時半就寝14時起床。
昨夜は先週の日曜日と同じくなぜか延々眠れませんでした。
起床時間から察するに今夜も同じようなことになりそうでかなり嫌な予感がします。
延々眠れないで夜を過ごし、朝無理矢理起きて出勤したら今週月曜日の二の舞になりそうで……。
とりあえず、眠くなるまで布団に潜らないことを徹底したいところ。

あと今日は山手線が長時間運休する珍しいトラブルがあったみたいですね。
冷房も照明もない車内で2時間閉じ込められた人もいたそうです。
自分も昨日ではなく今日都心に行っていたら危うく巻き込まれていたところでした。
都心なので、多くの場合JR線が動いていなくても私鉄・地下鉄ネットワークでなんとかなりますが、
車内で閉じ込められたらどうしようもないですからね。この辺は電車に依存していて怖いところ。

そんなこんなで06月も下旬に突入です。
今月初頭まではブログモチベは最底辺、Apexモチベはまだ順調だったのが、
この二週間で見事に逆転しました。ブログ強化週間は宣言した先週には実行できなかったものの、
今週は徹底してカフェ時間をブログ執筆に使い、それなりに話題消化を進めることができました。
一方Apexはこの土日1分たりともやっていません。
これは経験則ですが、あることに対する意欲が消えてから再び復活するまでの時間は、
それが消えるまでにそれに取り組んでいた時間にある程度比例するような気がします。
それほどやり込んでいないゲームは少し時間が経ったらまたやりたくなる一方で、
一度徹底的に遊んだタイトルを再びやろうかなと思えるまでには途方もない時間がかかります。
このことを知っているので、自分はなんらかの事情があって長期的に付き合いたいコンテンツは、
あえて徹底的に楽しむことを避けるクセがあります。
この法則性で考えると、Apexを自主的にやることはしばらく無いでしょう。
なにしろこの3ヶ月間、毎日毎日プレイしてきましたからね。
あの『メテオス』すら半年しかもたなかった自分に3ヶ月は長すぎる。
まぁ、元同僚との付き合いがあるのでもう少しはやると思いますが、
それすらもやらなくなってしまうのも時間の問題のような気がします。

とりあえず、来月になったらいろいろと新展開がありそうなのでその辺に期待ですね。
今月の残り10日間は粛々と消化していこうと思います。

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