ゴールデンウィーク8日目。
やっぱり自分には取引のセンスは無いのかもなーと改めて思った一日でした。
昨夜、謎のアルトコインが爆上げしていて、これは落ちるだろうと思って空売りしたんですよ。
そうしたらあれよあれよと値が下がり、あっという間に50万円の純益に。
このまま行けるところまで行きたいと思って深夜はひたすら見守っていました。
深夜になるとさすがに暴落も鈍化してきたものの、売りトレンドは継続していました。
こうなるともう、可能なかぎり見届けて利確するのが望ましいのですが、
かといって寝ないわけにもいかないので、純益80万円のラインで逆指値を設定しておいて、
最終的に翌08時に意識を失いました。
14時に目が覚めると、その銘柄は引き続き暴落し続けていました。
本来ならこれで200万円近くの純益になるはずだったのですが……。
09時すぎに一時的に値が上がり、自分が指定した逆指値にギリギリ被ってしまっていました。
これにより結局自分は80万円の純益で利確したことになります。
まあ、寝ているうちに反転して赤字になっていたという最悪のケースは避けられたので、
及第点ではあるのですが、さすがに0.002の差で120万円を逃したのは痛いです。
まあそれはとにかく、月初の大赤字はこれでかなり取り返したのでそれ自体は良かったです。
さらに今日は、アメリカの雇用統計の発表日。
これはいままで上がるにせよ下がるにせよ、その直後に反転する傾向が強く見られたので、
反転した瞬間に空売りしてここでも10万円近くの利益が出ました。
ここまではとても順調だったと言えます。
しかしその後、調子に乗って10万円程度の小銭を稼ごうと80万円儲けたアルトコインに手を出し、
5000ドルで2回ポジションを取ったところ……。
なんと、2回とも強制ロスカットされました。
1回目はなんとかギリギリのところで損切りしたので2000ドル程度の損で済みましたが、
2回目はそういう焦りもなくただただ5000ドル溶かしてしまいました。
これで、結果的に今日の儲けはほとんど吹き飛んでしまったことになります。
今日やゴールデンウィークの失敗から見えてきた自分に足りないものは、「熱」です。
つまり、どうしても負けられない、損失を最小限にしたいという心構えが致命的に足りない。
プロスペクト理論とか言ってそれは人の心のクセでもあるようなのですが、
どうにかしてこれを克服しないことには、どんなにノウハウを積み上げてもダメな気がします。
合理的に考えれば、購入と同時に損切りラインを設定すれば大損のしようがありません。
でも、どういうわけかそれをサボってしまうということが立て続けに起きています。
たぶん、儲けるために仮想通貨を買うのに損する前提でストップリミットを設定する行動は、
心理的には矛盾していることもあって心理的ハードルが高いのでしょう。
まあ、単に自分がズボラだからなのかもしれませんが、
だとしたらそのズボラな性格のせいでもうこのゴールデンウィークだけで相当の損失が出ています。
それが性格上どうしようもないのであれば自分は仮想通貨取引には向いていないと言えるのかなと。
最近の自分を省みると、常にズボラなわけではなくここぞというときは周到に準備しているものの、
プラスアルファの儲けを狙いに行くようなシーンでは諸々疎かになりがちな気がします。
今日がまさにそれで、90万円の儲けを出して気を緩めているところに、
「キリよくあと10万円くらい欲しいな」と中途半端な気持ちで取引に臨んでしまった。
結果、その甘い考えが刺されて市場にぼったくられてしまったと。
やはり、取引市場は戦場であるという認識をしっかり持たないとダメみたいです。
ゲームでもハイスコアを出した日にもう一声と思ってやっても結果が出ないことが多いですが、
仮想通貨取引も同じで、ある程度結果が出たらそこで潔く退く方がいいのかもしれません。
油断するとすぐに刺されるのだと改めて思いました。
余剰金が100万円を切ったらちょっと身の振り方を改めて考えますか。
このままだとお金持ちどころか破産の道も見えかねない。いやー、世の中甘くないもんですね。