ゴールデンウィーク最終日、03時就寝15時半起床。
結局実家の惰眠を誘惑する環境には抗えず、最終日にしてこんな起床時間に……。
ゴールデンウィーク10日間のうち、
1日はフリーランス交流会に参加して残り9日は実家で過ごしました。
今回、この10日間に何々をやらなければならないという制約は自分に課しませんでした。
「もし気が向いたらこれもあるよ」程度のものはいちおう用意はしておきましたが、
ダラダラな雰囲気の実家でそれに手が伸びるはずもなく。
でも、結果的にはこれで良かったと思っています。
従来の自分は、長期休暇は「せっかくの休みだから」という名目でさまざまなタスクを用意し、
最終日になってもそれに着手できない自責の念に苛まれるのが常でした。
「やりたいこと」というのは往々にして妄想でしかなく、
スキルや意欲が伴っているかどうかといったリアリティがあるかはわかりません。
長期休暇というのは得手して普段「できなかったこと」を目標に掲げやすく、
そしてそれは普段できなかったのだから長期休暇でもできるはずがないんです。
昔の自分は、長期休暇は能力以上になんでもできるボーナスステージみたいな認識がありましたが、
なんのことはない、長期休暇の自分も普段の自分も、同じいつもの自分なのです。
長期休暇というのは普段の休みの延長線上でしかなく、
普段の休みに着手していない「やりたいこと」というのは妄想上の何かでしかないんです。
誤解を恐れずに言えば、それはそもそも自分がやろうとさえ考えていないかもしれない。
結果としての実績は欲しいけど行動する気がない、みたいな状態に近いと思います。
そういうわけで、今回はとことんダラダラするために実家へ行きました。
しかし人は何もやらなくていいと言われるとむしろ何かをやりたくなるもので、
結果的にこの9日間で年初来溜まりに溜まっていたブログの後日投稿分はほぼ書き切れたし、
以前からの課題だったVPS上の開発環境を構築できたりもしました。
あえて退屈な日々に身を投じることで、次に自分がやるべきことが見えてきました。
これは、いつものように「あれもこれもやらないと、でも何もできない!」
と悲痛な声をあげていた以前と比べるとかなりの進歩と言えるような気がします。
こういう感じで、今後も長期休暇はシーズン替わりのインターバル見たいな位置付けとして、
徹底的に何もしないことでむしろ次シーズンの立ち上がりを整えるために使うのがいいのかも。
ただ、実家はとかく生活リズムが崩れやすいのでそこだけは気をつけないとダメですね。
今回みたいに9日間はさすがに長すぎるのかも。
でも、長い休日に徹底的に何もしなかったからこそ次を開拓できた感もあるしなぁ……。
この辺の匙加減は永遠の課題になりそうです。
今日は時間まで実家で過ごして、21時台の新幹線で東京に戻ってきました。
明日、どう頑張っても08時台に起きて満員電車に乗って仕事に行ける気がしなかったので、
今回だけ特例で職場まで電車一本で行けるところのビジネスホテルに入りました。
これなら09時半近くまで寝ていられるし、
どのみちチェックアウト前にフロントに起こされるのでなんとかなるでしょう。
実家帰省の荷物を抱えて職場に行くのはアレなので、朝にロッカーを探す手間はありますが。
ともあれ、ゴールデンウィーク明けから夏本番までの2022年第2シーズンが明日から幕開け。
そろそろ頑張っていきたいところです。