自分でも予想していませんでしたが、
今回の安倍さん暗殺事件と直後の衆議院選挙の影響で日本史への興味が湧きつつあります。
この選挙で与党が圧勝したことでいわゆる改憲勢力が改憲に必要な議席を超えました。
日本の戦後史上一度も改正されたことのない憲法は、
まず衆議院の3分の2以上の賛成、次に参議院の3分の2以上の賛成、
最後に国民投票で過半数の賛成という3重の審査を通って初めて改案が認められます(第96条)。
現時点で衆議院も参議院も改憲賛成派がその通過要件を満たしているので、あとは国民投票。
それも今年はウクライナ戦争で国防論が加熱しているので、絶好の機会のように思います。
改憲は安倍さんの悲願でもあったわけですが、果たして現政権はそのバトンをつなぐのでしょうか。
こういう状況に置かれたことで、日本史にあまりにも無知な自分はいろいろな興味が湧いてきます。
参議院ってなんのためにあるのだろうか、改憲するということはどういうことなのか……。
あるいは自分にとって政府とはどのような存在なのか、
そして自分と政府をつなぐ選挙にはどのような意味があるのだろうか、とか。
社会人になってから国語、数学、英語に関しては
いままでもそれなりに学び直す意欲がありましたが、歴史に関しては過去一度もありませんでした。
なぜかというと、歴史こそ実生活の役に立たないと思っていたからです。
国語や数学や英語はなんだかんだで生活(仕事)の役に立ちますが、
日本史や世界史、社会学や法学といった分野でそういう利点は実感できないだろうと。
でも、おそらくいま存亡の危機にあるのであろうこの国のことを他人事ではなく、
ちゃんと当事者として考えるために歴史を知ることは重要であるように改めて思いました。
歴史に学ばないからこそ、いままでどこか「自分さえ良ければいい」
という態度で社会に参加してきてしまったのではないかと。
まあガチる予定はないですが、大人向けの学び直しの本を読んでみるのもアリかなと思いました。
今日は02時就寝08時50分起床、久々に座れない電車に乗って通勤しましたが、
春ごろと違って特に吐き気はありませんでした。
あのころの自分はさすがにちょっと弱っていたとしか考えられません。
土日で2日連続長話して合計8時間近く話していたので、
むしろ静かなオフィスで過ごすのが退屈で仕方ない週明けでした。
今週5日凌げば実家帰省&3連休なのでなんとか頑張りたいところです。