#6831

文字だけのゲーム


ゲームのプレイ日記

ふとしたきっかけで、Linuxで遊べるゲームが意外とたくさんあることを知りました。
個人的にCLI(文字だけの画面)といえば『Rogue』を連想しますが、実はやったことないんですよね。
世の中には「ローグライクゲーム」というジャンルがありますが、
『Rogue』はその名の通りローグライクゲームの源流として位置付けられるゲームです。
ただ、近年はこのローグライクという言葉が一人歩きをしていて多義的に使われている気がします。

ローグライクゲームとは、一般的には『風来のシレン』『トルネコの大冒険』などに代表される、
いわゆる不思議のダンジョンシリーズのようなシステムのゲームを指します。
ローグライクゲームの定義付けを行った「ベルリン解釈」によれば、
パーマネントデス(死んだら最初から)とアイテム・地形のランダム生成を
「ローグライクゲームらしさ」の必須条件として挙げています(他にもあります)。
その意味では、風来のシレンシリーズは「もっと不思議のダンジョン」系統こそ真のローグライクで、
パーマネントデスが存在しない『チョコボの不思議なダンジョン』シリーズは
厳密にはローグライクゲームのアイデンティティを備えていないゲームと言えます。

他方、最近は不思議のダンジョン系以外のいろんなゲームがローグライクと呼ばれています。
たとえば『Slay the Spire』はローグライクカードゲームなどというように。
これは、いわゆる不思議のダンジョンシリーズのような見下ろし型ターン性RPGではないものの、
パーマネントデスとランダム生成といったローグライクの必須条件は備えているので、
便宜上ローグライクゲームに含まれることがあります。
本来のローグライクゲームと区別して「ローグライト」とも呼ばれることがありますが、
ローグライクとローグライトを混同する人は結構います。
『Rogue』を知っている人なら、
『Slay the Spire』をローグライクゲームと呼ぶのはかなり違和感があると思いますが。

さらに難しいジャンルに「メトロイドヴァニア」というものがあります。
これはその名の通り『メトロイド』と『悪魔上ドラキュラ』のようなゲームを指す造語で、
要はこれらのゲームタイトルに似たようなゲームがメトロイドヴァニアと呼ばれているわけです。
『スーパーマリオブラザーズ』のようにプレイヤーキャラクターがジャンプ等のアクションで
ステージのゴールを目指すゲームをプラットフォームゲームと言いますが、
スーパーマリオシリーズは原則として常に「左から右へ」スクロールします。
こういう形態を特にベルトスクロールアクションと言ったりします。
一方、メトロイドヴァニアは必ずしも決まった方向だけに向かうアクションゲームではありません。
いわば巨大な迷宮のようにステージが構築されているのが特徴です。

メトロイドヴァニアでは単に敵を倒すだけでなく
謎解き要素やプレイヤーキャラクターの強化要素があり、
キャラクターが強化されることで新たに行ける場所が増えるようになっていきます。
迷宮内を縦横無尽に走り回って少しずつ新たな場所を開拓していくわけですね。
その関係上、同じ場所を何度も行き来することも珍しくなく、
その点はベルトスクロールアクションとの大きな違いと言えると思います。

個人的に、このローグライトとメトロイドヴァニアが組み合わさったら面白いんじゃないかと
前々から思っていたのですが、どうやらそれに当てはまるタイトルも皆無ではないらしく。
最近見つけたものだと『ScourgeBringer(スカージブリンガー)』がかなり面白そうです。
来月中旬にスマホでリリースされるそうなのでそれを買ってみようと思っていますが、
この手のゲームはコンシューマーの方が向いている気がしなくもない。
あとはローグライクの源流である『Rogue』もいずれ遊んでみたいところです。
文字だけの世界のゲームってどういうものなんでしょうね。

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