#6954

振り返った思い出 2022


独り言

不摂生な生活と卒業論文と就活の苦しみによって昼夜逆転が常態化した2010年。
それから自分にとって不眠症は一生涯付き合っていかなければならない身体のハンデになった。
寝たいときに眠れず、その反動として寝てはいけないときに眠くなるというのは、
一見して「病気」と言うほどの深刻さを感じさせない一方で基本的生活を破壊する威力がある。

学卒後は仕事という足枷によって半ば強制的に不眠症を克服できていた。
ところが2020年、コロナ禍によるテレワークによって一度生活が破綻しかける。
そのときはなんとか持ち直し、
2021年は昼間の眠気こそ耐え難かったものの概ね支障のない一年だった。
ところが今年、「通勤に往復3時間かかる」「同プロジェクトのお局様は特例でテレワーク」
「業務内容はテレワーク可能」という諸条件が強い不公平感となって仕事への不満も募る中、
徐々に出勤への負担に耐えられなくなり、それに呼応するように不眠症も悪化した。
社長はテレワークこそ頑なに認めないものの不眠症には一定の理解を示し、
不眠症により出勤が難しくなった僕を勤怠不良で解雇することはなかったが、
特例でテレワークをしているお局様はしばしば不眠症で休むことがある僕に不満を隠さなかった。
そしてついにチャット上で繰り広げる大口論となり、
お局様の独断で僕はプロジェクトを外れ、ブラックな現場に左遷されることになる。

お局様を恨んでいることは言うまでもないが、
それ以前に不眠症が悪化しなかったらここまでのトラブルは生んでいなかっただろう。
不眠症によって僕は大幅な収入減に加えて社会的信用まで失い、
追い討ちをかけるように副収入として当てにしていた仮想通貨取引は失敗し絶望の淵に立たされた。
当然こうなれば心境的に趣味どころではなくなるため、
ピクミン活動を含むいろいろな趣味が停滞することになってしまった。
2022年は人間関係の悩みこそ少なかったが、近年稀に見る厄年だったと言っていいと思う。
そしてその大元は、睡眠という人生を支える根本的な要素にあると僕は考えている。

その分、いままで以上に睡眠の問題を解決したいという思いが強い一年でもあった。
2010年、あるいはそれ以前から続く自分の人生を阻む大問題に今年こそは風穴を開けたい。
非ベンゾジアピゼン系睡眠薬に身体を慣らし、
他にも乳酸菌飲料、睡眠導入剤、温泉、、ASMRなどあらゆる手段を試した。
その結果、ある程度入眠と覚醒が安定しやすいルーティンを見つけることはできたが、
あくまでも個人的な対処療法だけでは不十分で、
不眠症の完全克服には多かれ少なかれ仕事をしたいという気持ちが必要だと気づいた。
左遷されて不本意な仕事をしている以上、勤怠を急に改善することは難しかったのである。
学卒後の9年間はなんだかんだで明確に仕事を与えられ、
それに対して自分自身も意欲的に取り組めていたからこそ不眠症に勝てていたのだろう。
いまの会社は、自分史上初めてそれが与えられない会社だった。
だからこそ不眠症が悪化し問題が顕在化したという可能性は決して否定できないと思う。

12月上旬の転職活動が身を結び、2023年02月からはついに上場企業に身を置くことになる。
もはやそこから先、睡眠による生活破綻は許されない。
学生時代から続く不眠症は意識と環境の改善によって克服することはできるのか。
2022年に地に落ちた自分の社会的信用は転職によって回復することはできるのか。
2023年という1年は上京4年目にして勝負の1年になる予感がしている。

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