今年の年末年始は直前の直前まで予定が決まらず、もどかしい思いで年末を過ごしていました。
2022年は1年を通して失敗したという実感が強いということもあり、
年末を迎えることに対する実感の無さも例年以上でした。
そんな中で年越しすらうまくいかなかったら2023年に気持ちをリセットすることはできるだろうか。
と考えつつも、いちおう祖父母家にみんなが集まるという想定で新幹線の指定席を確保。
例年通りの年末年始をきっと過ごせると信じてその日を待ちました。
一時はイトコも来ないかもしれないという話があり、
単独で祖父母家に行っても虚しいだけなので今年は渋谷で年越しするか、などと考えていました。
今更カウントダウンライブなどの催し物に参加できるはずもないので、
無料参加できる渋谷駅前くらいしか選択肢が無かったのです。
ところがいよいよ大晦日も近づいてくると「渋谷のカウントダウンは今年も中止」というニュースが。
万事休すか、と思っていたらようやくイトコから連絡があり、
なんやかんやで祖父母家には来てくれることになりました。
ただし、既婚組はことごとく祖父母家には行かずにイトコの実家で過ごすもよう。
地味に姪っ子甥っ子に会えるのを楽しみにしていたのですが、それは結局叶いませんでした。
大晦日は前日19時半から00時半にかけて元同僚とマイクラやっていました。
今年の目標を「ネザーに行くこと」に据えて、今日以内の達成を目指すことに。
ネザーに行くためには、トリッキーな方法を使わないかぎりは通常ダイヤモンドツルハシが必須です。
そのため、2022年最後のミッションはダイヤモンドを3つ見つけることがマストでした。
最初は無難なブランチマイニングで掘り掘りしていたのですがやはり不毛な作業に思えたので、
ブランチマイニング中に見つけた大洞窟を2人で探検することに。
ところが例によって大規模な洞窟で苦戦を強いられ、ついに物資が尽きて引き返すことに。
時間も押してきており、もはや今年の目標達成は絶望的か……と思っていたそのとき。
奇跡的に帰り道でダイヤモンドを相次いで発見し、目標を達成することができました。
最長23時半で考えていたので1時間ほどオーバーしてしまいましたが、
どうにかネザーゲートを作ることができたので結果オーライ。
その後、年末大掃除やブログの執筆など大晦日恒例の作業を一通り済ませると03時半に。
明日起きられるか不安でしたが、寝て起きたのはなんと08時でした。
最近、たまーにこうやって休日でも平日に起きるべき時間に覚醒することがあります。
出発は14時の予定だったので部屋掃除の仕上げと帰省準備をゆっくりやって、
11時に出発することにしました。
いっそのこと早めに到着すれば現地で温泉に行く余裕ができるのでそれもアリかなと思ったものの、
結局それは新幹線のルール上できませんでした。
指定席に乗れなかったら後発の自由席に同じ券で乗れるという特殊ルールは知っていたのですが、
それはあくまで例外措置で指定席の便より前の自由席に乗ることはできないそうです。
ということでかなり早めに東京駅に到着。
八重洲地下中央改札付近にある「富山白えび亭」で天丼を食べました。
大晦日に東京駅で昼食や夕食を食べるときは何気にここが定番になりつつあります。
その後、八重洲地下街のカフェで年末最後のエントリーを執筆。
例年、この作業はなんだかんだで祖父母家着後もできなかったりして、
人目を盗んで合間合間に無理矢理書くという不本意な執筆方法が定着してしまっていましたが、
今年は珍しく余裕を持って東京都内で書くことができました。毎年こうありたいものです。
時間が来たので新幹線改札を通っていざ祖父母家へ。
満席の新幹線車内ではブログの下書き執筆済みエントリーを一括投稿する作業をしていました。
意外とすんなり終わったので残り時間は『Mixolumia』という落ちものパズルをプレイしていました。
Art Style、bit Generationsなどを彷彿とさせるスタイリッシュなパズルゲームで、
最近のお気に入りです。今回年末年始に遊ぶだけためにSwitch版を買いました。
新幹線からローカル線を乗り継ぎ祖父母家最寄駅に到着。
イトコ一行はちょうど温泉から帰ってきたところだったので乗せてもらいました。
今回はいつものイトコの他に従姉夫妻が来ていて、実質4人+親以上の世代が4人で8人。
従姉妹の夫とはこのとき車の中で初対面を果たしました。
18時半ごろに到着し、そこからカウントダウンまで延々と飲み会。
人数不足で盛り上がりに欠けることを懸念していましたが、どうやら杞憂だったようです。
いくつか盛り上がった話題はありますが、そのうちひとつが祖父母家の限界が来ているという話。
今回来れなかった家族は小さな子を祖父母家に寝泊まりさせられない、
というのが主な理由だったと思うのですが、実際にこのオンボロ家で全員を寝泊まりさせるのは至難。
まず親戚だけでも寝泊まりするのはギリギリだったのに、
その伴侶を寝泊まりさせることさえほぼ無理。まして小さな子どもがいるなんて……。
前回はカウントダウン前に解散して小さな子がいる家族は近くの民泊で寝泊まりしたそうですが、
それだって必ずしも良い宿泊環境とは言えません。
というわけで去年秋に集まったときにも話題になったように、祖父母家をリフォームするか、
あるいは親戚が寝泊まりするための別荘を近くに確保する必要があるという話が出ています。
クソ田舎なので土地にかかるお金は大したことないのでしょうが、
リフォームとなると土地は関係なくお金がかかってくるので、いずれにしろ大金が必要です。
祖父母自身はそんなお金出せる余裕は皆無なので、親戚一同でなんとかしようよという話です。
まあでもこれはお金だけの問題ではなくなかなか難しいと思うので実現するかは微妙ですけどね。
自分たちが帰省するために他人の住居をリフォームするのはなかなかエゴイスティックな気がするし、
そもそも居住している祖父母が本当にそれを望んでいるのかを計らないといけません。
で、仮に全員の意見が一致したとして現住所をリフォームするのがいいのか、
あるいは祖父母のライフステージを考えるともっと利便性の高い場所に引っ越しをするべきなのか、
どういう間取りにするのがいいのか……。問題は山積しています。
まぁでも今回話をしたかぎりでは、
別荘を買うくらいなら祖父母もリフォームを望んでいるように思いました。
あとは結婚観の話ですね。
今年でいとこのうち女子はめでたく全員結婚したので、
やはりというか「次は男子の番」という話で盛り上がりました。
具体的にどうすればいいのかみたいなアドバイスも(女子の視点から)いろいろもらいましたが、
自分はもともと言われるまでもなく2023年はその方面でも動いてみようと思っていました。
2019年の匿名系SNSでの交流あたりを出発点として、
恋愛観ないし結婚観に関しては4年間でそれなりの結論を出したつもりです。
誰かに言われたからやる、というような発端では必ずどこかで崩れると思っているので、
自発的に行動するための理由が揃っているというのは心強いと思います。
まあ、成果が出るかどうかはわかりませんけどね……。とにかく従姉妹には背中を押されました。
紅白を見ながら宴会は進み、そしていつの間にかその時間がやってきました。
去年は年越しの瞬間には3人しか起きていなかったのですが、
今年は宴会が盛り上がったこともあって84歳の祖父を含む全員が起きていました。
それどころか、年越し後に二次会も始まろうかという雰囲気に……。
結局、従姉妹の旦那を中心に二次会が始まり02時半くらいまで起きていました。
自分が起きるとすぐに従姉妹夫妻は新幹線で帰るとのことでお別れして、
その後わりとすぐに自分たちも帰ろうという話になりました。
自分は去年と同じく親の車に乗ってそのまま実家へ。
そういえば初詣に行かなかったけど……まあいいか。
さすがに大晦日18時着→元日13時解散だとあっという間という感じがします。
ほとんど大晦日夜の宴会がメインイベントでそれ以外は何も無かったに等しいですからね。
でも、それでも今回は不思議と充実感がありました。
初対面の従姉妹の旦那がわりと良い人だったのが要因として大きいかもしれません。
物心つく前から続く祖父母家帰省というイベントも、
それぞれの結婚というライフステージを経て大きく変容してきました。
もはやそこには遊び場としての祖父母家は面影もありませんが、
ここ数年で大人の社交場としての新しい祖父母家を受け入れつつあるような気がします。