振り返った思い出 2011
2011年は、変わらざるを得ないという現実を突き付けられ、 そしてそれを最後まで直視することのかなわなかった一年だった。 東日本大震災をきっかけにそれまでとは何かが違う価値観を中心に動き出した日本社会、 奇しくもそれと同時期に大学新卒となることで変わらざるを得なかった自分自身。 2007年から2010年までの四年間、 自分が一端の学生として逃げ続けているということに対してすら自覚が無かったことに、 大学院へ進学してみて初めて思い知った。 そして思い知ったところで、それらを挽回する気力が無いこともよく分かって [続きを読む]