#5866

ゲーム規制に思うこと

二日前、香川県の県議会に 「高校生以下のネット利用・ゲームプレイ時間を90分以下に制限する条例」 の素案が提出されたことが、Twitter上で大いに話題になっています。 内容としては、ゲーム依存を防ぐためにゲームのプレイ時間を休日は一日90分以下に、 平日は一日60分以下に制限することを、保護者や教員に義務付けるというもの。 この素案の背景には、世界保健機関(WHO)が、 2018年に発表したあらゆる病気のガイドラインを策定した「国際疾病分類第11版(ICD-11)」で、 新たに「ゲーム障害」という病気を認  [続きを読む]

#5851

宇宙についての考え方

松原隆彦『宇宙に外側はあるか』(光文社新書、2012年)を読みました。 今年最後の読書録では、今まであまり読んだことのないジャンルの本を課題図書とし、 それを読み切るということを目標としてみました。 今回選んだ新しい分野は「宇宙論」です。 ただ、その結果、一応「文章を目で追う」ことはできたけれども、 正直言って本書の内容を理解できたとは言い難いです。 なので本書のまともな感想を求めている人にはこのエントリーを読むことはオススメしません。 ここではあくまでも自分が新ジャンルに挑戦してどう思ったかについて書き残  [続きを読む]

#5849

発達障害との向き合い方

岩波明『誤解だらけの発達障害』(宝島社新書、2019年)を読みました。 ここ十年くらいで頻繁に世間の前に出現するようになった「発達障害(神経発達障害)」という言葉。 主に空気の読めない変わった人やいわゆるコミュ障を指す言葉として、 近年は特にネット界隈において急速に差別用語として広まってきたように思います。 発達障害について調べてみて、「自分も当てはまるのではないか」 と不安になった人も多いのではないでしょうか。 何しろ発達障害の特徴というのは、どんな人にもある程度は当てはまるようになっています。 では、発  [続きを読む]

#5847

バカの壁の越え方

養老孟司『バカの壁』(新潮新書、2003年)を読みました。 他の読書録をまだ書き終えていませんが、これが2019年最後に読んだ一冊です。9冊目。 高校時代にベストセラーになった新書で、実は買ったのは高校時代です。 高校の朝読書時間で読んだ記憶があるのですが、まったく覚えていないので再読してみました。 自分が本書に期待していたのは、まずバカというのは何なのかということと、 それを乗り越えるにはどうすればいいのかということが書かれているのだと思っていましたが、 本書は期待に反してそういったアプローチでは書いてい  [続きを読む]

#5844

他人との接し方

アービンジャー・インスティチュート『自分の小さな「箱」から脱出する方法』 (富永星 訳、大和書房、2006年)を読みました。 自己啓発書の中でも、とりわけ人間関係トラブルに焦点を当てた本になっていて、 特に仕事でリーダーシップを発揮する人に向けて書かれています。 人はしばしば、「箱」に入ってしまうことがあります。 そして「箱」に入ってしまうと、人間関係が上手く行かなくなってしまいます。 では、「箱」から脱出するためにはどうすればいいのでしょうか。 そもそも「箱」とは何なのでしょうか。 *  *  * 作中で  [続きを読む]

#5840

人生の組み立て方

ロルフ・ドベリ『Think clearly』(サンマーク出版、2019年)を読みました。 私たちの身体は石器時代から大して進化していないのに、 世の中はここ最近で目まぐるしく変わり、複雑になってしまいました。 こうした複雑な世の中を生き抜くために必要なものなのは物質的な何かではなく、 「思考の道具箱」であると著者は説きます。 本書は、心理学、ストア哲学、投資家の知見といった3方向の叡智を集結させてまとめた、 52の「思考の道具箱」を紹介することによって、より良い生き方を示すものです。 なお、あらすじについて  [続きを読む]

#5760

哲学の始め方

苫野一徳『はじめての哲学的思考』(ちくまプリマー新書、2017年)を読みました。 本書は哲学が2500年かけて培ってきた「思考のコツ」を、分かりやすく伝授してくれる本です。 現代社会はさまざまな問題に溢れています。 例えば「生きる意味ってなんだろう?」「教育ってなんだろう?」 「どうやったら人は幸せになれるのか?」 哲学は、そういった疑問に対して「なるほどそれは確かに本質的だ!」 とうなってしまうような答えを導き出してきました。 その思考法にはいくつかのコツがあるといいます。 本書はそのコツについて、哲学的  [続きを読む]

#5751

人の世の歩み方

小池一夫『人生の結論』(朝日新書、2018年)を読みました。 著者の小池さんはTwitterで80万以上のフォローを抱えるインフルエンサーであり、 元々は1970年代の作品『子連れ狼』を代表とする漫画の原作者です。 高橋留美子や堀井雄二といった現在は超大物クリエイターに育った人たちを育てた、 「小池一夫劇画村塾」の創設者としても著名。 そんな大物クリエイターが、今年04月に亡くなる直前に人生80年を振り返って書き下ろした人生訓。 大手書店がピックアップしていたのをきっかけに買って読んでみました。 なお、本書  [続きを読む]

#5612

やる気の起こし方

山崎拓巳『やる気のスイッチ!』(2008年、サンクチュアリ出版)を読みました。 約十年前に買って読んだとき以来の再読です(#1913『何かを始めたい日。』2009年06月12日)。 いわゆる自己啓発本としては、自分が人生で初めて買った本。 当時まっさらだった自分にとってはかなり強い影響を受けている本でもあります。 今回、一人暮らし時代の本を整理していたら久々に見つかったので、 十年ぶりにさらっと読んでみることにしました。 *  *  * やる気というものは、自分の中にあるものなのに、自分でコントロールするこ  [続きを読む]

#5607

子ども時代を象徴する二十選

この記事では、新時代に突入したらきっと忘れてしまうであろう、 平成時代に自分の周りで流行っていたものについて、一言ずつ書いていこうと思います。 「そういえばあんなのもあったなぁ」 などと思い出すたびにメモしていったら結構な数になりました。本当に懐かしい。 ちなみに、二代目ブログ開設後の2004年以降については、 ブログとして残っていることもあって記憶が明確だし忘れようもないので割愛しました。 この記事で紹介するのはあくまでも平成前期のアイテムが主ということになります。 細かな年代についてはかなり記憶が曖昧な  [続きを読む]