新潟から
今思えば、大学院時代はなんて罪深いことをしたんだろうと思う。 当時の僕はあの二年間を振り返って、意外なくらいすがすがしく思っていた。 成長できたと思っていた。 それはまず何よりも、修士論文という最大のハードルを越えられたからだろう。 地獄のような修論執筆の日々の中で、 それまでネットにしか自己表現の相手がいなかった僕に、 リアルでやってきたことを認められることの嬉しさと、それに必要な努力量を教えてくれた。 そのこと自体は今でも良かったとは思っている。 しかし、今改めて思い返せば、あの2年間は就活に対する思い [続きを読む]